今回はMicrosoft®のWindowsXP Media Center Edition 2005(以下、略してMCE)のご紹介です。
WindowsXPは2001年10月にと「プロフェッショナル」エディションとネットワーク機能など一部機能を省いて廉価にした「ホーム」エディションの2本立てで発売されました。もう5年間も販売されているんですね。それまでのWindows95~2000までのメジャーバージョンアップのペースからすると、驚くほど長寿な製品なわけです。
とはいうものの、その間に世の中もずいぶん変化して、パソコンの使い道も変化がありました。一番の変化はパソコンが生活の中にどんどん浸透してきて、インターネットを中核にさまざまなメディアを結びつける道具になってきたということでしょうか。そこで生まれたのがMCEです。MCEはWindowsR XP Professionalをベースにして、家庭での「AVセンター」となることを目的としたOSです。そんわけで、MCEを搭載したパソコンを「メディアセンターPC」と呼んでいます。
メディアセンターPCでは、これまでDVD再生やCD再生、TV視聴やデジカメなどの画像鑑賞をそれぞれのソフトで行っていたものを、分かりやすくひとつのメニュー画面から呼び出しできるようになっています。また、リモコンを使ってそれらの操作をパソコンから離れたところから行うことができるようになっています。
【マイテレビ】
MCE対応のTVボード(テレビチューナーなどが搭載された拡張ボード)を搭載しているパソコンなら、MCEのリモコンでメニュー操作をすることでTVの視聴や録画ができます。何よりもテレビの機能がパソコンに取り込まれることによって便利になるのは、電子番組表(EPG)が自動的にダウンロードされて、1週間先の番組も確認ができること。また、MCEで表示されているテレビ番組は、常にハードディスクに記録しながら再生する「タイムシフト再生」になっているので、放送中の番組を一時停止することも可能なのです!トイレに行っているうちに、決定的な瞬間を見逃した!ってこともなくなります。
番組の録画も、毎週連続するドラマの自動録画といった使い方だけでなく、例えば「あるジャンルだけを自動録画」や「キーワードに該当するものだけ録画」といった使い方も。気になる芸能人の名前をキーワードにしておけば、漏れなく出演番組をチェックできるわけです。また古いデータは自動的に削除する設定も可能で、「パソコン+テレビ録画機能」となることで可能な便利に使える機能が盛りだくさんです。
【マイビデオ】
テープに録画したビデオはテープの数が増えてくると管理が面倒だし、視聴するにしても頭出しをするのがまた一苦労。ビデオ機能をパソコンに取り込むと何が便利かというと、ビデオの内容をプレビュー画面を確認しながら選択して、クリックしたら即再生、となることです。削除も簡単ですしね。
【マイミュージック】
音楽もビデオ同様に、パソコンにすべて取り込んでしまえば、アーチストや曲名、アルバム名やジャンルなど、いろいろな方法で局をピックアップすることができます。最近はインターネットを経由して音楽の購入も可能です。アルバムタイトルなどもCDデータベース(CDDB)から自動的に読み込むので、アルバムやタイトルの打ち込みは不要です。
【マイピクチャ】
画像も名前や日付で並び替えが簡単にできます。MCEを中心にマルチメディアを活用すると、自分でセレクトした写真にお気に入りの音楽をBGMとして加えて鑑賞することもできます。また、メニュー上で画像の回転や修正などができます。
【Xbox360をクライアントに】
マイクロソフト社のXbox360をお持ちであれば、ネットワーク経由でメディアセンターPCに接続して、保存されている音楽や映像にアクセスすることができます。操作画面はMCEと同一の画面なので安心ですね。
事務機器的な使い方だけじゃパソコンがもったいない!パソコンのいろんな機能を使いこなすのに、それぞれ機能別にソフトを起動しなくてはならないのがメンドクサイ!といった方にはOSをMCEにしてみる、という選択もアリだと思います。もちろん、MCEは従来のパソコン的な使い方も可能です。
ちなみにMCEは箱に入ったパッケージ版として販売されていません。MCEは各メーカーから販売されているPCにインストールされた状態でのみ入手できるので、「MCEの入手=パソコンの買い替え」ってことになります。
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WindowsXPは2001年10月にと「プロフェッショナル」エディションとネットワーク機能など一部機能を省いて廉価にした「ホーム」エディションの2本立てで発売されました。もう5年間も販売されているんですね。それまでのWindows95~2000までのメジャーバージョンアップのペースからすると、驚くほど長寿な製品なわけです。
とはいうものの、その間に世の中もずいぶん変化して、パソコンの使い道も変化がありました。一番の変化はパソコンが生活の中にどんどん浸透してきて、インターネットを中核にさまざまなメディアを結びつける道具になってきたということでしょうか。そこで生まれたのがMCEです。MCEはWindowsR XP Professionalをベースにして、家庭での「AVセンター」となることを目的としたOSです。そんわけで、MCEを搭載したパソコンを「メディアセンターPC」と呼んでいます。
メディアセンターPCでは、これまでDVD再生やCD再生、TV視聴やデジカメなどの画像鑑賞をそれぞれのソフトで行っていたものを、分かりやすくひとつのメニュー画面から呼び出しできるようになっています。また、リモコンを使ってそれらの操作をパソコンから離れたところから行うことができるようになっています。
【マイテレビ】
MCE対応のTVボード(テレビチューナーなどが搭載された拡張ボード)を搭載しているパソコンなら、MCEのリモコンでメニュー操作をすることでTVの視聴や録画ができます。何よりもテレビの機能がパソコンに取り込まれることによって便利になるのは、電子番組表(EPG)が自動的にダウンロードされて、1週間先の番組も確認ができること。また、MCEで表示されているテレビ番組は、常にハードディスクに記録しながら再生する「タイムシフト再生」になっているので、放送中の番組を一時停止することも可能なのです!トイレに行っているうちに、決定的な瞬間を見逃した!ってこともなくなります。
番組の録画も、毎週連続するドラマの自動録画といった使い方だけでなく、例えば「あるジャンルだけを自動録画」や「キーワードに該当するものだけ録画」といった使い方も。気になる芸能人の名前をキーワードにしておけば、漏れなく出演番組をチェックできるわけです。また古いデータは自動的に削除する設定も可能で、「パソコン+テレビ録画機能」となることで可能な便利に使える機能が盛りだくさんです。
【マイビデオ】
テープに録画したビデオはテープの数が増えてくると管理が面倒だし、視聴するにしても頭出しをするのがまた一苦労。ビデオ機能をパソコンに取り込むと何が便利かというと、ビデオの内容をプレビュー画面を確認しながら選択して、クリックしたら即再生、となることです。削除も簡単ですしね。
【マイミュージック】
音楽もビデオ同様に、パソコンにすべて取り込んでしまえば、アーチストや曲名、アルバム名やジャンルなど、いろいろな方法で局をピックアップすることができます。最近はインターネットを経由して音楽の購入も可能です。アルバムタイトルなどもCDデータベース(CDDB)から自動的に読み込むので、アルバムやタイトルの打ち込みは不要です。
【マイピクチャ】
画像も名前や日付で並び替えが簡単にできます。MCEを中心にマルチメディアを活用すると、自分でセレクトした写真にお気に入りの音楽をBGMとして加えて鑑賞することもできます。また、メニュー上で画像の回転や修正などができます。
【Xbox360をクライアントに】
マイクロソフト社のXbox360をお持ちであれば、ネットワーク経由でメディアセンターPCに接続して、保存されている音楽や映像にアクセスすることができます。操作画面はMCEと同一の画面なので安心ですね。
事務機器的な使い方だけじゃパソコンがもったいない!パソコンのいろんな機能を使いこなすのに、それぞれ機能別にソフトを起動しなくてはならないのがメンドクサイ!といった方にはOSをMCEにしてみる、という選択もアリだと思います。もちろん、MCEは従来のパソコン的な使い方も可能です。
ちなみにMCEは箱に入ったパッケージ版として販売されていません。MCEは各メーカーから販売されているPCにインストールされた状態でのみ入手できるので、「MCEの入手=パソコンの買い替え」ってことになります。
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