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第13回 タスクバーのコト その3

2006-07-24 11:46:43 | 初歩の初歩
タスクバー関連第3弾。今回が最後の「言語バー」と「タスクトレイ(通知領域)」についてです。



【言語バー】
英語だけでパソコンを使う場合は特に必要ないのですが、英語以外の言語でコンピュータを扱う場合で特にアルファベット以外の表記が必要な言語の場合、キーボードからの文字の入力の後に「変換」という作業が必要になります。この変換作業をするために、日本語の場合「日本語入力ソフト」が常に起動していることになります。



Windowsには標準で「MS-IME」という日本語入力ソフトが付属しています。MSはマイクロソフトの略、IMEは「Input Method Editor」の略で入力変換(編集)装置ということになります。ジャストシステム社のワードプロセッサソフト・一太郎などをインストールされている場合はMS-IMEの他に「ATOK」という変換システムもインストールされていることがあります。話がそれますが、ATOK、読みは「えいとっく」と読みます。意味は諸説さまざまで、「アルファベット to 漢字(A to K)」とか「あいうえお to 漢字」とか「Ascii to 漢字」の略といわれていましたが、調べてみたところ「Advanced Technology Of Kana-kanji transfer」という味気ない意味の頭文字だということでした。

日本語入力システムとしての言語バーそのものの使い方は次回以降ということにして、タスクバー上の言語バーについて少々説明します。



日本語入力システムの切り替えは一番左(キーボードアイコンの表示がある場合はその右)で切り替えることができます。表示されるアイコンを最小限にしたい場合は、日本語入力システムを切り替えるアイコンを右クリックするとメニューが表示されるので、ここで切り替え可能です。また、表示される幅そのものはタスクバーを固定する設定にしていない場合はドラッグで調節することができます。
あると便利ですが慣れればそれほど触る必要のない言語バー。コンピュータが使いやすい環境になるように調節してみてくださいね。

【タスクトレイ(通知領域)】
タスクバーの右端、時計やアイコンが並んでいるところを「タスクトレイ(WindowsXPの場合は「通知領域」)」と呼びます。標準では時計のほかにボリューム調整や電源管理、ネットワークに接続した際に示されるアイコンなどが表示されていますが、ご自身でソフトを追加していくことでタスクトレイにアイコンが増えていくことがあります。これらは常にパソコン上で起動して、さまざまな機能をすぐに使えるように「待機」していることを示している(パソコンに「常駐している」という呼び方をします)のですが、ソフトは起動するだけでメモリーを消費するため、普段から使わないような機能は常駐しないように設定してもよいでしょう。逆に常駐させておくと大変便利なものもたくさんありますので、それらを探してみるのもパソコンの楽しみ方のひとつかもしれませんね。
WindowsXPになってからは、普段使用しない項目は(常駐はしているけど)表示させない設定ができるようになりました。設定はタスクバーを右クリックしてプロパティを表示した画面の下の方にあります。



タスクバーは日常的に触る部分で、自分なりにカスタマイズできる部分も多いところです。是非是非楽しみながらセッティングしてみてください。



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