毎日新聞によると、22日午前(日本時間同日夜)、ノルウェーの首都オスロにあるムンク美術館に武装した男2人が押し入り、エドバルト・ムンクのあの有名な「叫び」と「マドンナ」の2点を奪って逃げたらしい。
ムンクの叫びは、もう20年近く前に、日本でムンク展が開催された時、初めて原画を観た。美術の教科書で観た写真の印象と違っていて、叫ぶ人の背景の赤色が、まるで血の色のようだったことを鮮烈に覚えている。
この「叫び」と、ゴッホの「ひまわり」とは、私が原画の迫力に打ちのめされた2作として強く心に残っている作品だ。こんな素晴らしい作品を、多くの人の目にふれさせる機会を奪った盗難者を憎む。人類共有の貴重な財産が、早く無事に戻ってきてくれることを望んでいる。
ムンクの叫びは、もう20年近く前に、日本でムンク展が開催された時、初めて原画を観た。美術の教科書で観た写真の印象と違っていて、叫ぶ人の背景の赤色が、まるで血の色のようだったことを鮮烈に覚えている。
この「叫び」と、ゴッホの「ひまわり」とは、私が原画の迫力に打ちのめされた2作として強く心に残っている作品だ。こんな素晴らしい作品を、多くの人の目にふれさせる機会を奪った盗難者を憎む。人類共有の貴重な財産が、早く無事に戻ってきてくれることを望んでいる。