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シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)におけるドルでの円売越残高

2014年05月25日 | 投資・運用
外為市場での投機的な売買動向をみる際の指標となるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の通貨先物取引の「非商業部門」によると、ドルに対しての円の売越残高は5 月20日時点で6,723億円となり 、1週間前と比べて1,365億円縮小しました。(5月13日は497億円拡大)

海外のヘッジファンドの多くは日本株買いに伴う為替リスクを通貨先物の売りでヘッジしています。ヘッジ目的の円売りポジションは根雪のように残り、そのメドになるのが円売り建玉の超過額で7万枚程度(1枚:12.5百万円)と言われています。5月20日時点では53,787枚。

それを大幅に上回るようになるなら巻き返しを注意しておく必要があります。

なお、毎週火曜日の残高が金曜日に発表されます。

従って、ドル・円相場への海外ヘッジファンドの影響力は弱まったおり、今後は日米金利差にパラレルに推移すると予想されます。

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