おはようございます!FOURCLOVER’SのGondoです。コミュニケーションをより豊かにする為の活動を行っています♪
今回はNPO法人多言語ピアザセルラスのスタッフとして参加した『2017年青少年サマーキャンプ』について紹介します。
※キャンプについては『
セルラス青少年サマーキャンプについて(概要)』の記事を参照ください。
いよいよキャンプ当日!関東の子供達は新宿からバスで移動。
私を含めて、子供達とバス移動するスタッフ以外は新幹線で先に現地入りします。私も新幹線組だったので、娘よりも集合時間が早く6時前には自宅をでました。眠かった・・・。娘を起こして、「パパは先にいっているね~」と言って出発。ちょっとばかしお別れ。新幹線内ではセルラス設立当初からのスタッフの方に、設立当時の話や成り立ちを聞いたりする等、日頃しない話を聞くことができました。まだセルラス歴が浅い私としては、セルラスの歴史を知る事ができ貴重な時間となりました。
お一方スタッフが新幹線に乗り遅れるアクシデント(?!)もありましたが、15分遅れでその方も長野駅到着しスタッフは無事に現地入りしました。会場に到着!!急いで準備。
会場の「長野市青少年錬成センター」に到着したのは
9時30分頃。そこから
関東・関西からバスが到着する14:30頃まで準備です。毎年、バスは遅れる事が多く、実際のキャンプスタートは16時になる事が多いそうです。会場はのどかなキャンプ場。実際の寝泊まりは宿舎で行います。大きなグランド、体育館・キャンプファイヤーが出来る会場やアスレチックもあります。
自然の中で数日間過ごすのは久々で癒されます。キャンプ場は毎年違うことが多いようで、今回の会場は初めてだそうです。子供達の到着会場の下見から、備品の用意、プログラムの確認など
準備に追われていると気がつくと13:00。昼食もかねて休憩を取っていると13:30頃に「関東のバスがもう到着するって!!」とバスのスタッフから事務局へ連絡がはいりました。「はや!」
毎年予定より遅れるのに、今回はまさかの早く到着!すぐに子供達を出迎えて、部屋に誘導し、まずは開会式をする体育館へ。関西組は時間通りの到着予定なのでそれまではjrリーダー達が仕切って、ゲーム大会やキャンプのしおりにのっている留学生達の歌などを歌って関西組の到着を待ちます。
関西組は予定通りに到着!今度はしっかりと出迎えられましたw
いよいよサマーキャンプ開始!全メンバーが揃い、いよいよサマーキャンプ開始です。まずは開会式を行います。ここからは大学生リーダーが司会をしながらスタッフがサポートしていく形で進行して生きます。キャンプはJrリーダーと留学生リーダー達が中心に作っていくのです。
最初はキャンプで活動の中心となるグループとそのJrリーダー・留学生リーダー達の紹介です。そしてスタッフ紹介です。
ちなみにセルラスでは自己紹介の冒頭は多言語でします。難しい事はなく「はじめまして、私は〇〇です。◎◎と呼んでください。よろしくお願いします」を多言語でにするぐらいです。その後日本語で言い直し、追加の自己紹介をします。
皆、英語、スペイン語、中国語、韓国語と各々しゃべりたい言語で自己紹介します。ちなみに私は英語でしました。「Hello!please call me ”ごんちゃん” nice to mea you」(まだ若干の恥ずかしさは残りますw)
また目標として「スタッフとして皆をしっかりサポートする事、スタッフとはいえセルラスメンバーの一員として、キャンプの活動に積極的に参加していきたい!」としました。
裏方とはいえ、各アクティビティに参加できるチャンスはあります。また多言語で挨拶をするチャンスはいくらでもあります。今回は<多言語で話そう!>とテーマもあるので、積極敵に多言語を口に出すことを目標としました。
子供達とのミーティング
開会式後はミーティングをします。まずはJrリーダーではない中学生・高校生の子供達を集めてミーティングを行います。
理事長から中・高校生の役割について話がありました。1つのグループは30名弱の人数でとてもリーダー達だけではまとめきれません。また所々リーダー不在になる瞬間もあります。その時に中・高校生のメンバーのフォローが重要になります。そのことについて理事長からしっかりと話があったようです。
私はその後の準備でそのミーティングには参加していませんので、理事長がどのようにマインドセットしたのか気になるところです。
中・高校生ミーティングが終わった後は、リーダー・スタッフのミーティングです。関西のメンバーも含めて全員がそろうのは初めてです。理事長から最初のグループ活動で実施すべきポイント等をリーダーたちに伝えます。
グループ活動について
キャンプでは4グループに分かれて活動をします。それぞれに、大人のコーディネーター jrリーダー 留学生リーダーが各1からの2名ずつ、子供達をが20名強の合計30名弱のチームです。セルラスのサマーキャンプはこのグループでの活動が大半を占めます。
それぞれの年齢、キャンプ経験によって役割や目標が変わります。キャンプ初体験の小学生は、”友達をつくる””キャンプを楽しむ””留学生と仲良くなる”などの目標を立てている子供達が多いです。
小学校高学年以上やキャンプ経験者の中では、”年下の子を助けてあげる”” jrリーダーを助ける”等、リーダーシップに目を向けて目標を持っている子供達もいます。
多言語活動は人材の育成
キャンプに限らずセルラス活動の目的は人材育成です。言語を覚える事ではありません。多言語での交流を通して、違いを学び、違いを理解し、多様性の中でリーダーシップ発揮できる世界で通じるリーダー育成です。
多様なメンバーの揃うグループの中で各々の役割、目標、想いを知り、理解しながら、グループを同じ目標に向かって導いていく。多様性の中でのリーダーシップを学んでいくにはベストな方法です。
社会に出て会社組織に属すると実感しますが、リーダーシップを取れるか取れないかがどれだけ重要な能力か。様々な方とコミュニケーションを取る能力がどれほど必要か。
子供の頃からその能力を学んだり、リーダーシップを発揮しているjrリーダーをロールモデルとして真近で見れる事がどれだけ将来に影響を与えるかはかりしれません。
※今になって必要性を理解していますが、子供の頃に体験しておきたかったとおもいます。
第一回グループタイム
最初の活動はお互いを知る事からです。自己紹介が中心になります。グループタイムの最初のワークは「グループ名を考える」「エールを考える」です。2つのワークに関してはキャンプ2日目の記事で詳しくかきます。(グループタイムに本当は参加したいのですが、スタッフは色々とやることがあるので入れないのが残念・・・)
大人も子供も楽しみ!食事タイム!
あっという間に夕食の時間です。食事は給食のように宿舎の方が作ってくれます。(自炊ではありません。)食事を配膳するのはスタッフの仕事です。140名の料理を配膳するのはなかなか大変です。
準備が終わった後は子供達をグループごとにまとめて順番に食堂まで誘導します。セルラスではいただきますの挨拶前に「黙想」をします。食べられる事への感謝を各々が目を閉じて15秒~30秒程念じます。
キャンプに送り出してくれた両親への感謝食事を作ってくれたキャンプ場の職員の方への感食事を食べられる事への感謝を込めて30秒ほど黙想した後に「いただきます」と言います。
食事をしている時の様子を観察するのもスタッフの仕事です。”食事が進んでいるか””表情は暗くないか”こういった様子を見て、子供たちの体調や心理面をケアします。
第二回グループタイム
第一回のグループタイムではまずはお互いを知ることが中心だったので、二回目から本格的に「グループ名・エール』を決めていきます。(同じくスタッフはやることがあるので入れないのが残念・・・)
各グループを覗いてみると、全員で意見を出し合って決めているところ、グループ内で小グループに分かれて話し合っているところ、エールの練習に取り掛かっているところ、グループによって進捗は様々なようです。
グループタイムが終わったら就寝にむけて準備です。布団を敷いたり、お風呂に入ったり等々。
私は男子部屋のお風呂番です。各部屋15分交代で回していくので、時間が短い(笑)男子は特に風呂でも遊ぶので「早くでろ~!!」との声を何度もあげました。部屋の中に中高生のしっかりしたお兄さんがいる部屋はまとまりがあります。
夜の振り返りミーティング
子供達が就寝した後は、Jrリーダー・留学生リーダー・コーディネーター・スタッフによるミーティングです。
スタッフも疲れてはいますがこの時間が非常に重要でかつ、密度の濃い時間となりました。(夜のミーティングについては3日目の記事で詳しく書きます)
初日まとめ
あっというまに1日が終わりました。私もまだ慣れない部分も多いですが、だいぶメンバーと打ち解けていくのがわかりました。やはり多くの時間を一緒に過ごすと自然と心が開いていくものだと感じました。
キャンプの目標である『多言語で話そう』も少しですが出来るようになり、留学生のそれぞれの国の言葉で挨拶をかわせるようになってきました。子供達に対しても率先して挨拶していこうと思いました。
2日目はグループが本格的にまとまりはじまる重要な1日です。ここでどれだけグループの結束を固められるかでキャンプの成果が変わります。スタッフとしても全力で二日目を望む気持ちで初日を終えました。
次回は二日目の日記をブログにアップします♪お楽しみに♪
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