~悠々緩緩に東奔西走~

【言志四録】気が短い人は仕事ができない(意訳)

<言志碌 130>
急いで物事を行うと失敗し、じっくり物事を行うと成功する

<言志後録 189>
せっかちな性格で、用件を担当する事が好きな人がいる。
このような人を駆使するのはかえって難しい。
他人の意見を聞こうとせず、自分の考えや行動を押し通そうとするから。
仕事を全て任してはいけない。半分にするのが良い

<言志後録 226>
些細な事で怒る人は、たいてい非常に気短だ。
また、物事を受け入れることができない。
事あるごとに、人と険悪な関係になる。
だから、良い考えが有っても実現することはない。
ある人は言う「少しくらい短気な方が、逆に物事を成す」と。
私はすぐに言った。
「些細な事で怒る人がどうして物事をよく成せようか(いや、成せない)
部屋の隅を掃除できる程度だ」と。

------------

私の父親が、まさに該当する。
会社の事は不明だが、口振りからして一目を置かれていないようだ。
家では、勝手に物事を進めるしすぐ怒し、失敗したとよく言っている。

怒る理由を聞いたことがある。
怒るくらいだから、その理由(苦情)を説明できるはずだと。
でも、具体的に言えず、言ってないこと言ったと答えた。
つまり、人の話を聞く耳も読解力も無い。

だから、家族は雑談を拒否するくらい嫌っている。
保険やリフォームのように高額で難しい判断のことは頼んでいないし、
スーパーの買い物くらいしか任せていない。

こんな酷い父親でも素晴らしい点だってある。次回はそのことを書く。

注)文字数が多いので、原文を省略しています。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日常」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事