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大和市教育委員会が、小中学生に地元の歴史や地理に興味を持ってもらおうと、新たな取り組みを開始!!

2009年06月04日 00時00分00秒 | 神奈川の教育・学校等の取り組み

昨日6月3日(水)の神奈川新聞地域面《相模原・県央面に掲載!!》から
『カナロコ・地元の歴史・地理に興味を ネット用教材も公開/大和市教委』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

大和市教育委員会が、小中学生に、地元の歴史や地理に興味を
持ってもらおう
と、新たな取り組みを始めているそうです。2009年度に
入って、小学生を対象にしたインターネット用の学習教材を
大和市のホームページで公開しているほか、中学生向けの
副読本も改訂した
ということです。

この取り組みはなかなか良いですね。小学生を対象にしたインターネット用の
学習素材である大和市教育研究所のホームページに新設された
コーナー『大和博士になろう』
を早速チェックしてみましたが、
北部・中部・南部の地域に分けて、さらに、大和市内の自然・行政・
商業・工業・歴史・農業《南部のみ》
に項目が分かれていて、
ワンクリックをするとそれぞれがひと目で分かるようになっていて、これなら
小学生は使いやすいと思います。注文をつけるとすれば、もう少し詳しい情報を
入れても良いんじゃないかなぁと思いますが・・・。一方、中学生の副読本に
関しては、新たな歴史の資料や情報が加わる、新たな施設等が増えたりなどと
いうことになると、改訂を加えるというのは自然の流れではありますが、
今回の大和市の場合は、教員らで研究部会を立ち上げて、
2006年度から2年間かけて内容を検討し、見やすくしようと、
すべてのページをカラーにしたり、土器や古文書など、
地元に残る歴史資料のカラー写真を従来の副読本よりも
多く使用したり
と、本当に地元の歴史や地理に興味を
持ってもらおうと、生徒に視点に立ってよく工夫されている
と思います。
この大和市の小学生を対象にしたインターネット用の学習素材の生かし方や
中学生の副読本の改訂の仕方というのは、他の地域でもすごく参考になりそうですね。
社会科の副読本の改訂に関しては、4月12日(日)に
『相模原市教育委員会が、小中学生向けの社会科副読本を
「新相模原市版」に全面改訂!!』

として取り上げたように、相模原市教育委員会が、小中学生向けの
社会科副読本を全面改訂し、今春2009年春から授業で活用

始めていて、相模原市の場合は、津久井4町
《城山町、津久井町、相模湖町、藤野町》との合併後の
『新相模原市』の内容を反映したもの
になっています。
また、一般向けにも有償刊行物として販売中です。
旧津久井4町《城山町、津久井町、相模湖町、藤野町》地区と
旧相模原市域の教諭計8人が2年間かけて編集し、改訂を
終えたもの
で、こちらもいろいろとよく工夫されているようで、
中学生版は相模原市の歴史や地理を分かりやすく学べると
相模原市民から購入を求める声
が出るぐらい好評ですからね。
いかに児童・生徒の視点に立って作製することが大切なことが、
あらためてよく分かります。それが当たり前で自然なことといえばそれまでですが、
先の大和市の和市の小学生を対象にしたインターネット用の学習素材の生かし方や
中学生の副読本の改訂の仕方、そして相模原市の小中学生向けの副読本の
改訂の仕方というのは、本当にぜひ他の地域でも生かして欲しいと思います。
地域をよく知ってもらうことで、地元愛・地域愛をより育む、
大切にするという意識をより育むことが地域をより良くする
上でも
すごく大切なことですから・・・。


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