昨日9月24日(木)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・児童の顔、鉛筆で描き27年/茅ケ崎の小学校教諭・藤谷さん』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。
茅ヶ崎市鶴が台の茅ヶ崎市立鶴が台小学校の教諭・
藤谷純子さんは、担任として受け持った児童の顔を、
27年間にわたり鉛筆で描き続けているそうです。これまで
描いた絵はおよそ700枚に上り、学年修了時には
厚紙に張り、1人1人にメッセージを添えて
プレゼントしているということです。
藤谷先生は、1974年に教職について、1982年から鉛筆画を描き始め、
そこから27年間ずっと鉛筆で、児童の顔を描き続けているわけですから。
ここまで続けているというのは本当にすごいことですよね。
1枚につき30分~40分で仕上げるそうですが、休み時間などの
限られた時間で描いているんでしょうから、それはすごく
大変なことですし、絵にこめられた藤谷先生の想いは、
藤谷先生に顔を描いてもらえている児童が、卒業後も、
何年経ってもずっとこの絵のことを大切に想っていると
いうことが1つの答えですよね。在学中はもちろんのこと、卒業後も
在校生、卒業生と藤谷先生が心でつながっていて
会話をしている《心のコミュニケーションをとっている》
というのがよく分かります。昨年2008年3月14日(金)には
『厚木市立清水小学校の小島富司校長が、6年生135人
全員の似顔絵を卒業生にプレゼント!!』
《記事元の『カナロコ』の記事は、すでに消滅!!》
として取り上げたように、厚木市妻田西の>厚木市立清水小学校の
小島富司校長が、3ヶ月かけて描いた6年生135人全員の
似顔絵を卒業生にプレゼントした他、横須賀市鴨居2丁目の
横須賀市立上の台中学校の福家義晴校長が卒業の
はなむけに、全3年生54人の似顔絵を描いてプレゼント
したということがありましたね。厚木市立清水小学校の小島富司校長《当時》、
横須賀市立上の台中学校の福家義晴校長《当時》共に、定年退職を
迎えるにあたって卒業生に似顔絵を描いてプレゼントをしたわけですが、
《尚、福家義晴校長《当時》は2004年から続けていました。》
こうやってそれぞれ心をこめて似顔絵をプレゼントしてもらえるというのは、
本当に児童、生徒は幸せなことだと思います。。送る側の先生もまた
自分たちが教えた、関わった児童、生徒に似顔絵を送ることで
いつまでも忘れずにいられますし、それもまたすごく幸せなんでしょうね。
似顔絵に限らず、いつまでも何らかのカタチでこうやって
教師と生徒が心でつながっているというのは、1つの
教育の大切なカタチだと思います。こういったつながりはいつまでも
大切にしたいですよね。誰でもこういった人生を支えている大切な先生との
出会いはあると思いますから。