昨日12月6日(日)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・縄や跳び箱など使い…市内小学生が体育実技発表会/横浜』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。
横浜市中区不老町の横浜文化体育館で、演技を通して
運動に親しむ資質や能力、豊かな心をはぐくむ
『第49回横浜市立小学校体育実技発表会』が開かれたそうです。
横浜市内18区から1校ずつが代表として参加し、
各校の2年生~5年生の児童が縄や跳び箱などを使い、
表現運動や器械運動などを実演したということで、
いろいろ調べてみると、本当にこの横浜市立小学校体育実技発表会に
向けて、その年、その年、横浜市内10区の代表として、
各学校で、練習を積み重ねてきているんですね。区の代表として、
他の学校の分もという想いや、自分たちの日ごろの
練習の成果を精一杯だそうという想いなど、
プレッシャーと本当にいろんな想いを持って、この
横浜市立小学校体育実技発表会に臨んでいるんだなぁと
いうのがよく分かりました。特に今年2009年は、
新型インフルエンザの全国的な大流行が続いていて、
神奈川県内でも落ち着いたかと思うとまた流行の兆しが出ると
いった繰り返しで、現在も学年閉鎖や学級閉鎖が各地で相次いでいて、
いろんな学校行事の開催にも影響が出ているので、ずっとこの
横浜市立小学校体育実技発表会のために練習を積んできた児童も
開催できるのか不安だったと思います。
無事に開催できて、日ごろの練習の成果を、約2,000人が集まった
保護者らのみなさんに精一杯披露できたのは何よりだと思います。
また、1月23日(金)には
『「全国体力テスト」の結果が公表され、神奈川県内の
小中学生共に全種目で全国平均以下に!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、文部科学省が公表した、
全国の国公私立の小学5年生と中学2年生の全員を
対象に初めて実施した2008年度の『全国体力テスト』
の結果、神奈川県内の公立中学2年生は男女とも、
すべてで全国平均以下の記録になり、小学5年生は
男子が握力と長座体前屈以外の6種目、女子が
長座体前屈以外の7種目がいずれも全国平均を下回り、
特に女子はソフトボール投げが全国ワーストになる
といったことがあり、この結果に学校側が困惑していたとはいえ、
以前から子どもの基礎体力・基礎運動能力の低下が
指摘されていたりということもあるので、今回の横浜市の
横浜市立小学校体育実技発表会のような機会が
あると少しは違うのかなぁと思います。もちろん他の地域でも、
全国的にも連合運動会のようなカタチで、いろいろ行われていますし、
こういった取り組みを続けていくことはこれからも大切だと思います。
その一方で、子どもの基礎体力・基礎運動能力の低下は、
生活習慣の見直しや子どもの遊び場
《公園や多目的広場、里山など》の不足、
少しずつ全面天然芝化の取り組みが行われるように
なってきているとはいえ、まだまだ都市部に
多く見られるアスファルトの校庭のグラウンド、
その他の地域に見られる、硬いアスファルトの上に
土が盛られ、さらにその上に砂が乗っているだけ
の硬いグラウンドだったりと、子どもがけがをしやすく、
運動能力が向上しにくい環境にあるのは言うまでもないので、
何度も書いてきているように、まず国が率先してこの問題の
改善に取り組み、続いて都道府県、市町村などの
各自治体・行政が連携して行うように、しっかりと取り組んで
いって欲しいと思います。こういった一連の取り組みというのは、
環境問題・エコの取り組みにもつながっていくものですからね。
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