こちらも昨日10月25日(木)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・教育委員が授業、学校現場との相互理解へ/川崎市教委』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
川崎市教育委員会は本年2007年度から、教育長や教育委員が
川崎市立の学校を訪問して学校現場との相互理解を
深める『スクールミーティング』に取り組んでいるそうです。
教育委員会として学校現場を訪れるのは珍しいといい、
川崎市教育委員会は『生の声に耳を傾け、教育行政を
活性化させたい』としているということです。
実際に教育長や教育委員が学校で授業を行うこともあるということで、
これはすごく良い取り組みですよね。実際に教師などで教育現場に
携わったことがある教育委員会の方々であれば、学校の現状は
把握もしやすいと思いますが、そうではない場合は、現場の状況を
把握しないで、現状を知ることよりも理想を追求しすぎたり、
何か新しいことをいきなり取り入れたりして、教育現場や生徒、児童、
家庭・保護者らに大混乱を起こさせることも大いにあることですからね・・・。
そういった場合にもこうやって常に学校と教育現場との間で
『スクールミーティング』を行っていれば、風通しが良くなるし、
いろいろ取り組むに当たって、現場や生徒、児童、
家庭・保護者の理解もしやすくなると思います。
それに今回の川崎市教育委員会の場合、専門分野に長けている
方がいることもあって、教育現場としても、授業内容で何か足りない
部分があれば、この『スクールミーティング』を通じて補足することが出来、
先生方も今後の授業に生かすことが出来ますし、生徒、児童も
勉強をしやすくなるのではないでしょうか?
度々以前から教育委員会は、学校の現状を把握せずに何でもかんでも
いきなり実行することがあり、その結果、学校現場や生徒、児童、
家庭・保護者などから不満の声や混乱の声が出ることが多いですし、
今回の『スクールミーティング』を通じて、もっともっと教育委員会と
学校との風通しを良くすることで、深刻になっている
いじめの問題等にも取り組めるようになったら良いと思いますし、
この川崎市教育委員会の取り組みというのは、他の地域でも
積極的に導入を進めてほしいですね。これからの教育委員会と
学校との相互理解のあり方の理想的なカタチの1つだと思いますから・・・。
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