こちらも昨日3月1日(日)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・ネット使って119番/川崎市消防局が新システム』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
川崎市消防局は3月1日(日)から、携帯電話のインターネット接続機能を
利用した119番通報システム『川崎Web119』の運用を始めたそうです。
全国で先駆けた取り組みで、政令市では横浜市、静岡市に次ぐ導入と
なります。音声による通報が困難な聴覚障害者、言語障害者らが
緊急時に利用することを想定しているということです。
携帯電話が一家に1台どころか、1人1台持つ時代になってからもう何年も経っていますし、
音声による通報が困難な聴覚障害者、言語障害者などの障害者
にとっては、携帯電話のインターネット接続機能を使って119番が出来るというのは、
外出をする際にも心強いですよね。神奈川県内では、他にも2007年11月3日(土)に
『横須賀市消防局が、携帯電話とIP電話からの119番通報発信者の
位置が特定できるシステムを運用!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、横須賀市消防局がすでに2007年11月1日(木)から、
携帯電話とIP電話からの119番通報発信者の位置が特定できる
新システムの運用をしていますね。携帯電話もインターネットも
光ファイバー回線網やCATV、無線LANシステムやモバイル通信網などの急速な
普及によって、どこでも利用できる状況になってきていますし、こういったシステムの運用は、
もっともっと神奈川県内各地域に広がっていって欲しいですね。
ただ川崎市消防局の担当者の方が『携帯からの通報は便利だが、
災害発生時はまずは周囲の人に助けを求るようにしてほしい』
とおっしゃっているように、大地震などの災害時は、多くの人がいっせいに携帯電話を利用したり、
大混乱から携帯電話の回線がパンクをしたり、インターネット通信網も打撃を受けて
不通になることが予想されますし、まずは周囲の人に助けを求める
ということが大切ですね。災害時には、ゆっくり、落ち着いて行動をするように
といってもそれがなかなか難しい状況に陥るのは目に見えていますし、
だからこそ自分1人で避難等が難しい場合は勇気を持って周囲に助けを
求めることというのは大切になってきます。
決してそれが恥ずかしいことではないですからね・・・。
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