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小田原市が津波予測を10メートル級に引き上げたことを受けて、学校向けの地震対応マニュアルを見直しへ!!

2011年06月09日 00時00分00秒 | 神奈川の防災・防犯・防火などへの取り組み
昨日6月8日(水)の神奈川新聞地域面《県西面に掲載!!》から
『カナロコ・津波10メートル級想定で学校向け
暫定版マニュアル作成へ、
2次避難先選定を指示/小田原市教委』

という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先での参照をお願いします。

小田原市が津波予測を10メートル級に
引き上げたことを受けて、小田原市教育委員会は
学校向けの地震対応マニュアルを見直す
そうです。

被災する危険性が高い海抜10メートル以下の
小学校が全25校中、7校あるためですが、
周辺に避難に適した高所のない学校もあり、
対応には限界がある
ということで、
これは困ったものですね。

東日本大震災で被災した宮城県石巻市の
石巻市立大川小学校では、児童の約7割が
津波に襲われて死亡・行方不明
に。
津波到来まで約50分あったものの、
避難誘導の判断が遅れるなど、学校の対応に
批判
が出ていることもあり、この教訓は、しっかりと
生かさないといけませんからね・・・。
これも被害が出るほどの津波は来ないと過信を
してしまったことが、こういった事態を招いたわけですし・・・。
東日本大震災では、想定外のことが
いろいろ起きたといわれていますが、もう
これからはそれを『想定内』
として、
対策をとらないといけないですからね・・・。

4月17日(日)には
『東日本大震災の大津波を受け、神奈川県が
相模湾沿岸で想定されている津波の規模を再検証へ!!』

として取り上げたように、東日本大震災の大津波を
受け、神奈川県でも、相模湾沿岸で
想定されている津波の規模を再検証

始まりましたが、暫定的なものであっても、
早急に学校向けの地震対応マニュアルの作成をして、
来るべきときに備えておかないといけませんね。
被害が出てからでは遅いですから・・・。
これは小田原市に限らず、神奈川県内の他の
海岸沿いの市町にもいえることですね・・・。
津波が発生すると予想される場合は、
とにかく高台に避難することが何より大切

であることは、この東日本大震災で思い知らされたことですし、
小田原市教育指導課では『津波が到来する時間に
よって対応は異なる。高所が遠ければ、
移動するか残るか、現場の校長に
判断してもらうしかないだろう』
と話していますが、
学校現場任せに避難の判断をすることなく、自治体・行政側も
正確かつ迅速に情報を把握して、学校現場の避難誘導に
混乱が生じないように、しっかり対応していかないと。
被害が出なかったらそれに越したことはないですし、
まず津波が想定される地震が発生した場合は、
やはりまず高台への避難誘導をするように
するべきではないかと思います。
避難に時間がかかる地域・学校での津波を防ぐ
ハード面での対策は、小田原市が中心となって、
神奈川県と国などと協力しながら、
早急に取り組んでいかないといけません。
他の地域のお手本になるに越したことはないですし。


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