「目指せ、世界のクリスマスのお菓子制覇!?」なんて仰々しいタイトル付けちゃいましたが、昨日写真を探していたら、懐かしいもの発見しただけの話。
あ~これもクリスマスのお菓子だ、とね。
秋が短いヨーロッパ。旅行するなら断然日が長い時期がおすすめなのだが、クリスマスの時期だけは別。
街の雰囲気や食べ物、この時期のヨーロッパは寒くても行け!ですわ。
これはケシの実やクルミのペーストをロールケーキみたいに生地でくるんで焼いたお菓子。
焼き上げた生地は少し硬めで、2、3センチほどに薄くスライスして食べる、Bejgli (ベイグリ)というお菓子。
2016年11月、ハンガリーに行った時、老舗のサモシュ(Szamos)というカフェのもの。
残った現金がちょっとしかなくて、これしか買えなかった。
ぷぷぷ、このパンは何だったんだっけ?
この右上の黒い物体が「ベイグリ」
このお菓子はシュトレンと違い、クリスマスの12月25日から、エピファニアの1月6日にかけて食べるお菓子なんだとか。
ハンガリーではサンタクロースがプレゼントを持って来るのは12月6日。
サンタのモデルと言われるSan Nicolo(聖ニコラウス)の日だ。
聖人の命日にあたる6日前夜(5日の深夜?)にはブーツなどの靴を磨いて玄関や窓の下に用意しておいておく。
翌朝その靴にはサンタさんの贈り物のチョコレートやキャンディーなどのお菓子が入っているのだそう。
じゃあ、クリスマスのプレゼントはないのか?というと、ちゃんとある。
クリスマスにはキリストがちゃんとプレゼントをくれるという。
キリストがプレゼント???赤ちゃんが???
個人的にはちょっと違和感が有りますが…
そして、一番の違いは、ハンガリーではクリスマスツリーを飾るのが12月24日、1月6日まで飾られているらしいけど。
そして他の国と違うのは、ツリーにはハンガリーならではのお菓子を飾りつける。
「サロンツコル」(サロンが応接間、ツコルが砂糖やキャンディーの意味)と呼ばれるキャンディーだ。
以下の写真に写っているお菓子をご存知の方が沢山いらっしゃると思いますが、#ハンガリー の #クリスマス にはなくてはならないものです。名前は「szaloncukor」で、発音は「サロンツコル」です。チョコレート菓子で、中身は主にゼリーですが、色々あり、カラフルな包み紙が特徴です。 pic.twitter.com/8EhFfEBxs6
— パラノビチ・ノルバート 駐日ハンガリー大使 (@HUNBASSADOR) December 16, 2020
この駐日ハンガリー大使のTwitterの写真のは、すごく繊細だわ~!さすが。
これは、シュガーペーストやマジパンなどをチョコレートでくるんだもの。
元はフランスのお菓子だったみたい。
キャンディーのように色とりどりのホイル紙で包み、糸を付けてこんなふうにツリーに飾りつけるのだという。
写真:Wikipedia
ちなみに前出の大使によるとジンジャーブレッドもツリーに飾るらしい。
ちなみに、ジンジャーブレッドは #ハンガリー語 では「mézeskalács」といい、発音は「メーゼシュカラーチ」です。「mézes」は「蜂蜜の」という意味で、「kalács」は「ミルクパン」を表します。ところで、ジンジャーブレッドは食べることだけではなく、よくクリスマスツリーにも飾られます。 pic.twitter.com/K2uytoHqto
— パラノビチ・ノルバート 駐日ハンガリー大使 (@HUNBASSADOR) December 15, 2020
しかしイタリアも1月6日までクリスマスの飾りは飾られているけど、随分期間短いのね。
更に大使情報ですが、「ヨーロッパで一番美しいクリスマスマーケット2020」でブタペストの大聖堂のマーケットが1位に選ばれたらしい。(今年は中止)
写真・詳細:https://adventbazilika.hu/en
ベスト20のリストを見たら、行ったことが有るの2か所しかなかった!?(ケルンとプラハ)
イタリアのGovone(ゴボーネ)ってどこだ~???行かなきゃ。(笑)
懐かしい、ハンガリーも良かったなぁ。
参考:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20121213/333846/?P=1
12月17日のPresepio(プレゼピオ)
今日は緑の帽子の三博士の一人が出て来ました。
Boldog karácsonyt!
(「ボルドグ カラーチョニト」最後の "t (ト)" は、無声の破裂音)
ハンガリー語のメリー・クリスマスだそうです。
ブダペストでは西洋美術館に自由時間に行きました。クリムト展をやっていました。愛知県美術館所蔵のクリムトの絵が来ていました。
ケーキやお菓子の思い出がありません---。(女子ではないので---。(^^;
私がブタペストに行ったのは11月だったので、まだそれほど寒くありませんでした。というより温暖化の影響ですかね?昨年プラハに行った時(12月)もびっくりするくらい暖かかったので。
"ノッティングヒルの洋菓子店"をご覧になったんですね。ある番組で紹介されていたので、気になっていました。
今わざわざ映画館に行って観たいと思っているのは「この世界に残されて」です。ハンガリー映画だそうです。
ここのところ東欧の歴史など興味が出てきて、本なども読んでいるところです。一番近い映画館は1月9日から上映予定のようなので、その頃には感染者が少し落ち着いていることを願いたいです。