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イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

場外Pitti uomo

2011年06月16日 08時36分37秒 | イタリア・イベント

現在Firenzeでは一年で一番大きなファッションのイベントPitti uomo開催中。
テレビでは大盛況と言っていますが、こちらで仕事をしている友人たちに聞くと、毎年不景気の波がものすごい勢いで襲ってきているとか・・・
そんな暗い話は抜きにしても、この時期ものすごい数の観光客とは異種のおしゃれな人たちが街を闊歩しています。
ファッションの方はからっきし興味のない私でも、普段は見かけない「きれい~」とか「かっこいい!」と思う人に目を奪われたりしています。

話は逸れますが、昨日は最近ようやく始めたFace bookのおかげで5年ぶりに連絡が取れたBologna在住の中国人の友人がこちらに遊びに来てくれた。
こういう点ではFBも悪くないなぁ・・・と思っております。
お昼は彼女のお気に入りの中華料理屋へ
四川出身の彼女。メニューを見ながら「これは私の街のもの」「これも」と色々教えてくれる。
私たちは普段、”中華料理”とひとくくりにしているけど、彼女から見たらそうではない。
あまりにも興奮しているので、ここで単純な質問
「Bologanaには中華料理屋ないの?」
ないわけがない。超愚問。
でも彼女曰く「もちろんあるけど、どちらかというと地方料理」
どうやらcinese della casaというかどうかは知らないけど、所謂家庭料理なんだそうです。
”四川料理”はない。ということらしい・・・さすが世界3大料理。(ちょっと違うかな?)

そして偶然隣の席に知り合いが座っていたのだが、
彼女たちが「冷やし中華を頼んだのに、冷たくないから冷やしてきて、と言ったの」と
実は私も去年この店で同じことを思った。
日本って、そばもそうだけど、冷たい麺って結構普通。
ということで彼女に「冷たい麺はないの?」と聞くと「ないかも・・・」
「あっでも冷麺はあるよ」と
あれ?それを頼んだはずだけど・・・
「レイミョンだよ」
麺・・・ミョンね。
そして何を思ったのか突然彼女が笑い出した。
実は以前彼女の友人の日本人が「ラーメン」の話をしていたらしい。
彼女が「ラーメンて何?」と聞くとこの日本人は驚いて「中国のスパゲッティだよ。」と
そこで彼女は”ラーメン”を忘れられなくなった。
中国語ではラーメンではなくラーミョンだよ、と。

食後、彼女が買い物をするというので付き合ってあるお店に入った。
普段は絶対行かないなぁ・・・やはり好みが全然違うんだよね。
で、色々試着している彼女。
その間店員さんと話していると、やはりこのPitti uomoの影響で、普段より品揃えが良くなっているという。
彼女は「Bolognaの店は小さくて品物がない」とか「上海で買ったら金額が倍だった。」と
いうことで、たんまりお買い物。
私はただただすごいな~と
店員さんはホクホクでした。

彼女を駅まで送り、帰り道Palazzo Strozziの前を通ったら、こんなところでも
 
イベントは今日まで。
私は全く関係なく今日も図書館通い。(昨日遊んじゃったからねぇ~)



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