たま日記

偶にしか書かないのでたま日記に名前を変えました。それでも一生懸命書きますのでよろしくお願いします。

建築士試験制度

2009年11月10日 21時25分49秒 | 建築
お疲れ様です。

建築士の試験の制度が変更になっていたことをつい最近知りました。

細かい変更を言えば色々あるのでしょうが大きな試験の構成について。

◆学科試験
 従来4科目から5科目へ変更。
 学科Ⅰ(計画)が学科Ⅰ(計画)と学科Ⅱ(環境・設備)に分かれて全部で125問に。
 五枝択一から四枝択一に変更。

◆製図試験
 学科試験1度合格に対し3度受験可能になる。
 従来は1回のみ。

詳しくは
こちらを
ご覧下さい。

私はこの変更に関しては良し悪しはわかりません。
ただ製図の試験3回になったのは緩和されたということなのかなと。

変更になったことにより
今年の結果はどうだったのでしょうか?
様子を見守りたいと思います。

コクーンタワー

2009年06月01日 23時54分20秒 | 建築
お疲れ様です。

先日、会社の先輩が定年ということで慰労会が行われました。

とても眺めの良い場所でした。

何と53階!

「モード学園コクーンタワー」を上から見ることができました。

それにしても変わった建物です。

これも50階建なんですね。

ちなみに名古屋にある

「モード学園スパイラルタワー」も変わった形をしています。

法令集の作り方

2008年11月18日 01時38分58秒 | 建築
学科4科目のうち「法規」だけが法令集という資料を持ち込みが可能です。
持込が可能だからといって、法規の問題を解いたことがある方は分かると思いますが、
一回引いてそのページだけで答えがさっと見つかるような問題はほとんどありません。
また、試験時間は計画と合わせて3時間です。
自分は法規に苦手だったこともあるのかもしれませんが、
計画は30分~40分で解き、法規には140分は費やすようにしました。
電卓を持っている方は叩いてみると分かりますが、法規の問題25問で5択とすると、140÷25÷5=1.12分。
計画の苦手な人で1時間かかる人なら、120÷25÷5=0.96分。
と一選択肢解くのに1分弱です。
短い時間を考えると、法令集を自分の引きやすいものにいかに作り上げていくかが大事だと思います。
ここで大事なのは「自分の引きやすい法令集」という点で、他人がどんなふうに作っていようが関係はないのです。
他の人が見たときに、全然わかんないやん。と言われても、自分が見たら無茶苦茶引きやすいというものならOKだと思います。
だから自分流が良いと思います。でも自分流を作るには他人の方法を知り、
その中から自分にあった物をピックアップして採用していくのが良いのではないでしょうか。
最初から自分流って言うのは難しいし、何から手を付けていいかわからないですからね。

--------------------------------------------------------------------------------
・線引きは定規を使用する
 初受験の時、自分は線引きをフリーハンドで行っていました。
 フリーハンドだと頑張ってきれいに引こうとすると時間がかかるし、
 早く引こうとするとガタガタになってしまいます。
 勉強を始めた頃、3月位はまだ良いかもしれませんが、
 日が経ち、学科試験本番の7月中旬になると、汚い法令集をみると、
 イライラしてしまいます。ただでさえうまくいかなくてあせっている時期なのに、
 その法令集が追い討ちをかけてしまいます。
 15センチ位の定規を利用して線を引くのが良いと思います。
 自分はたまに二重線を引いたところもあります。たぶんフリーハンドではムリでしょう。
 最初のうちは面倒と思うかもしれませんが、6月位になってくると効果がわかると思いますよ。

・インデックス貼り
 市販の法令集は様々で、インデックスが付いているもの、ついてないものもあるようです。
 自分はインデックスがあらかじめセットとして付いているものを利用してました。
 自分で作る人もいるのでしょうが、自分にはそこまでの余裕がありませんでした。
 まあどっちにしても、インデックス貼りは行ったことがある人は分かると思いますが結構時間が掛かります。
 でも自分の場合は法令集を手に入れてすぐにインデックスを貼りました。
 学校に行っている時、7月ごろ、自習室でインデックスをセッセと貼っている受講生がいましたが、
 この人大丈夫なのかな?とこっちが不安になりました。
 インデックス貼りをしていくことにより、細かい中身は分かりませんが、
 法令集の作り、条文のつくりのようなものが見えてきます。
 貼っている時にはこんなにいっぱい引かなくてはいけないの・・・・
 と若干ブルーになりますが、インデックスを貼り終えたときには少し達成感を感じます。

 そして法規の問題を解いていくわけですが、やはり自分の得意、不得意な部門というのが、
 なんとなく分かってきます。
 そういうとき自分はインデックス自体に色を付けたり、○を付けたりしました。

 市販のものにセットされていたインデックスは法令集の右のスペースに貼りました。
 法令集にはあと、上の部分と下の部分が有ります。ここを利用しない手もありません。
 法令集の下部には法別表の部分に他より大きなインデックスを貼りました。
 これは結構お薦めかもしれません。

 あと自分の不得意分野は下部、上部に右側とダブルようでもインデックスを貼りました。
 あと法規の一番最初の問題は用語問題です。建築基準法、施行令では最初に用語の条文がありますが、
 よくそこではない部分から用語が出題されることが多いみたいです。
 たとえば「避難階」などはいきなり出てきてもどこだか分かりません。
 自分はそういった法規第1問に出そうな用語の部分にもインデックスを貼りました。
 一問目からつまずくのは嫌ですからね。

 基本のインデックス貼り → (問題を解きながら)インデックスの補足 → 弱点部にインデックス
 の進め方が良いと思います。

・法別表部分を目立たせる
 法令集の法別表の部分の小口に黒色を塗ります。
 またインデックスの大きな物を貼る。
 法別表は法規の問題を解く中で必ず1回は引きます。すぐに引きやすくしておくことが大事です。
 また法別表は建築基準法と施行令の間にあるので、その区分けも一目で分かります。

・( )書きの中身を黄色蛍光ペンで塗る
 法令に読みなれている人は良いかもしれませんが、条文は結構読みにくい文章になっています。
 ( )の中に( )があったりして、その上( )書きが5~10行もあったりして、
 どこまでが( )の中身なのさ?と思ってしまうほどです。
 自分はもともと文章を読むのが苦手であったせいもあるのですが、
 ( )の部分を黄色蛍光ペンで塗ってみると、どこまでが( )書きか分かりやすくなり、読み取りやすくなりました。
 また( )の中の( )は緑の蛍光ペンで塗りつぶしました。
 
・問題を解いて、間違えた条文の横に印をうつ
 問題集等を解いた時に、間違えた部分の横に・を付けます。
 言葉を書くのはダメでしょうが、・を付けて文句を言われることはないと思います。
 問題を解いた時に線引き+間違えた文に・を付けておくと、
 後々自分の弱点となってくるところが見えてきます。

・線引きは細いペンを使う
 よく赤鉛筆と青鉛筆で線引きを重ねていくことにより、その部分が濃くなって、
 重要な部分が目立つを言われました。
 確かにそれでよいのですが、自分は筆圧が高いほうなので、
 重ねていくと多分紙が破れるだろうなーという怖さから鉛筆は使いませんでした。
 自分の場合は特に細めのペン(0.3mm)を用意し、重ねるのではなく、
 若干ずらしてもう一度線を引き、徐々に太くしていきました。
 まあ塗り重ね方法と意味合いは同じなんですがね。笑

・関連条文は出発点も書き込む
 自分の使っていた法令集には親切なことに関連条文のページが記載されていました。
 それで十分なのかも知れませんが、自分の場合は、戻りのページも記載しました。
 例えばAのページからBのページに飛んだとします。
 Aのページには関連条文としてBのページ番号が書かれているとします。
 こんどBのページからCのページへ飛びました。
 それもBページからの関連条文としてCのページに飛んだとします。
 そしてまたAのページに戻りたい時があるかもしれません。
 そんなときにCのページに戻りとしてBのページ、そしてBのページには戻りとして、
 Aのページを書いておくとスムーズに戻れますが、パージ数が書いてないと、
 すんなり戻れないことが有ります。
 法令集も引きなれてくると、5本の指を巧みに使い、A・B・Cの全てのページに指を挟みこみ、
 Aのページを見失わないような対策が取れると思います。
 しかし、ふとしたところで、Aのページの指が外れたことも考えて、
 すぐに戻れるようにページをうっておくことをお薦めします。

指摘メモ

2008年11月18日 01時28分12秒 | 建築
学校のエスキス・模擬試験等で指摘を受けた項目を羅列してみました。
2002年のものなので使えない項目もあるかもしれません。
御了承下さい。

1.吹抜部の90cm以上の壁

2.プールの機械室は外部のプールからのアプローチをとる

3.ゴミ置場は道路に接して設ける

4.断面図は廊下を切断しない

5.車いす専用駐車場はエントランスに最短でアプローチさせる

6.管理ゾーンは一般の人が入らないようにゾーニングする

7.エントランスには庇を設ける 2階平面図に忘れない 煙突も

8.階段手摺を必ず描く

9.道路からの直接のスロープは避ける

10.重複距離注意 最悪の場合は屋外階段を設ける

11.浴室に必ずPS有り

12.主出入口は広くとる

13.DSは4m2以上

14.利用者用の自転車置場はメイン道路からアプローチさせる

15.ゴミ置場は横断歩道の近傍にしない
   →収集車が停まるから

16.管理事務の近くに通用口

17.指定されていない部屋を勝手に作らない

18.コーチ控え室は監視しやすい位置にする

19.管理者が直接プールに行けるようにする

20.大面積の部屋には外側へ両開きドアを設ける(150m2以上)

21.ブラウジングコーナー→軽読書コーナー
   レファレンスコーナー→参考資料室

22.サービスエレベータは管理者側へ

23.集会室の内部の柱を抜くこと

24.ドライエリアは避難するところ(地階が有る場合)

25.1階の面積が1500m2を超えたら防火区画が必要!!(面積区画)

26.多目的ホールなど可動間仕切で分割する部屋にも
   無窓居室を作らないように注意する

27.車いす使用者の外部の通路は1800必要なので、3000はとる必要がある

28.隣地境界線はW線でフェンスを表記すること

29.建物内に傾斜がありスロープを設けるときはその横に階段を必ず設置する

30.植栽の描き込みにはヒゲが有効
   
31.ファニチャー指定されていたら忘れない

32.ドライエリアは外部なので、地階に設けたときは区画をして扉を設ける

33.無窓居室をつくらないこと

34.荷解室は1Fに配置すること

35.ダクトスペースは機械室から立ち上げること

36.プール通用口を作りましょう

37.リネン庫はタオル等の保管場所

38.プール前室は更衣・シャワー室とプールの間に位置するウェット廊下

39.冒頭の設計条件を絶対に外さないこと!!覚えるくらいに読む!

40.メインアプローチが決まったら利用者ゾーンと管理ゾーンに明確に分けること

41.図面失格対象
   ・図面不整合
   ・延べ面積違反
   ・EVの欠落
   ・50m2以上の所要室の欠落
   ・未完成

42.ハートビル法に対応する施設では書いてなくても
   ・駐車場1台は車いす用
   ・便所には必ず車いす用

43.1つ1つチェックをして落ちを作らない

44.ゾーン分けした後には面積を計算してボリュームを把握する

45.二本の道路がある場合
     メインは主出入口
     サブは管理通用口を設ける

46.延べ面積は中間値+50位を目標にすると計画に余裕ができる

47.プールの浄化装置のための機械室なら1階にあっても階段(掘下)は不要
     
48.厨房の出入口の近くにゴミ置場がベスト

49.○○コーナーは人の動線に利用しない

50.管理部門にトイレを忘れない → 小さくてもOK

51.機械室が地下にある場合は管理階段の下になる

52.「日光浴を楽しむスペース」→南に配置

53.プールは更衣室を通らなくても行くことが出来るようにする

54.駅の方向が示されているときは人はその方向からやってくる、自転車も

55.車と歩行者の動線は交差させない

56.和室には畳を描く(大広間、小広間も・・・)

57.「見えるようにする」に注意!隣りあわせを意味する

58.建物の周囲は3mは離そう

59.「一戸建住宅地」にはプール、広場等は配置しない(相互動線、騒音問題)

60.コーチ控え室は居室

61.機械室が決まったらDSも考えておく

62.機械室には煙突を設ける

63.プール室上部に面する居室が無窓にならないように注意!!

64.ドライエリアは階段の壁面に接して作らないように

65.エントランスが二つ有る場合はシャッター等で区画をするなど何らかのこじつけ必要

66.厨房は管理部門から行けるようにする

67.プール機会室内に空気調和設備があるときには
   もし1階だったら階高4.5mにする必要あり

68.最上階の多目的ホールは柱を抜くこと

69.浴室は景観の良い方向に設けよう

70.便所のスペースが無くなって小さい場合は男女とも車いす用にしてしまう手もある

71.別経営のレストランがある場合は近くにサービス用の駐車場を設けるのが良い

72.隣地が住宅地であっても遊歩道をはさんでいればプールを設置してもOK

73.プールがガラス屋根の時には断面図注意

74.ホワイエ=前室(たまり場)
   ↑結構スペースが必要
    便所を設ける場合には注意(ブースは2つでは少ない)

75.搬入用の部屋にはシャッターと扉を設ける

76.3階にプールを設置した場合、重複距離を考慮すること
   もしダメなら屋外階段を設ける

77.プールは低層住宅地側へもっていかない
   もっていった場合は壁面とする

78.3階の道路に面する部分には
   10m以内で「非常用進入口に代わる進入口」を表示する

79.図書室の児童閲覧コーナーやレファレンスコーナーは
   コントロールカウンターから見えやすい場所にする

80.図書室の閲覧席は景観を考慮する(ブラウジングコーナーも)

81.サービス用EVは図書室と厨房とのつながりを密にする

82.公認プールの場合はプールサイドの幅が3.5m必要

83.地下にサンクンガーデンがあるときは室内入口に対してスロープを設ける
   →車いすの人もガーデンに地下から出るから

84.玄関前の空地は大きくとる

85.地下室範囲はグリット単位とする

86.廊下は真っ直ぐに通すこと、複雑な廊下にしない

87.エントランスは狭くしない ホールの意味が無い

88.BLFもきちんと示すこと
   ※断面図に地下のフロアラインを記入しなさいという意味だったはず・・・(イマイチ記憶に無い)

89.道路から直接の駐車場はNG

90.ブラウジングと図書は近づけること

91.ドライエリアは車が行きやすいところ
   通路を確保すること 点検に行くから

92.オープンスペースは必ず四角形にする
   複雑な形状にしない

93.通用口側に管理

94.便所が必要とあったら男用・女用・車いす用を必ず作る

2002年のプールのあるコミュニティーをベースにしてるので、
あまり参考にならなかったかも・・・ごめんね。

超短期集中型

2008年11月18日 01時26分41秒 | 建築
2002年に一級建築士の製図を受験した時のお話です。

2002年の学科試験は特例により基準点が3点も下がりました。
3点足りずに来年に向けて学科の勉強をしていた自分にとっては棚からぼた餅状態。
しかしながら製図の試験本番までわずか20日あまり。
製図道具を揃えるところからスタートしました。

☆一日のスケジュールは?
土日祝日は全て講義が有って昼間は学校に行っていた。
平日は会社からほぼ定時に帰り、学校に行ってエスキスor製図を行っていた。
自宅に帰るとなるべく早く寝て、3時前に起きて朝まで図面を引いていた。
最初のころは先に製図を引いてから寝ていたのだが、
最後の方になってくると眠さとの戦いで全然捗らなかったからです。
その上だらだらと時間が経つ傾向にあったのでよく無かったです。
朝型は朝出勤までという緊張感を保つことが出来ました。

☆何を主にやっていたのか?
学校の宿題をこなすだけでも大変だったのだが、
製図作図力をアップするために毎日一枚はトレースをしていたように思う。
模範解答の図面や模擬試験の解答。
とにかく毎日書くことによって、トイレ・階段・EVなど細かいパーツを描くスピードが格段にアップした。
階段を描くのは最初全然ダメで、3階建てなど6ヶ所も描かなくてはいけないので、
ヒーヒー言っていた。
でも本番が近づいたときには全然余裕で描けるようになっていた。
それはやっぱりトレースのおかげだったと思う。
宿題だけをやっていたのでは合格してなかったと思う。

☆力技製図
良いことなのか悪いことなのか判らないが、多少納得いかなくても必ず図面は完成させた。
当然のことながら図面は完成させないと失格になる。
多少のことは気にしないで完成を目指した。
きれいな図面であることはポイントアップになるのかもしれないが、
扉の曲線やトイレのブース・植栽はフリーハンドで充分だった。
余裕のあるときはテンプレートを使ったが8割はフリーハンドで問題無かった。

☆忘れ物は絶対にしない
問題に書かれていることを作図しなかったら減点になる。
自分はこの忘れ物は絶対にしないように注意した。
エスキス時の最後に部屋を鉛筆で全てチェックし、作図のおいては、
室名を記入しながら問題用紙に赤ペンでチェックした。
エスキス時にごくまれにチェック忘れしていた項目を作図時見つけて助かったことが何度かあった。

☆学校は150%利用
これも当然のことだが講義には100%出席した。
またエスキスや講義で指摘を受けたことは全てメモして残した。