<鶴見大学会館1階ロビーにて>
鶴見大学公開講座『鎌倉学』(第4回);鎌倉中央公園経由で会場へ
遺跡から見える古代鎌倉の姿
(序でに単独散策)
2016年12月1日(木) 晴
この記事の内容は感想文だけで,講義内容は全く記載しておりません.
記事の中の説明文は現地の案内板の記事インターネット,あるいは参考文献から引用したもので,講義内容から引用したものではありません.念のために申し添えます.
前回の鶴見大学公開講座
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/29fb957b8cba08562485e86ac86fd47f
前回(第3回)の講義は去る11月24日(木)に開催された.
当日は,季節外れの雪.私が住んでいる鎌倉でも2~3センチメートルの積雪があった.わが家は鎌倉の某山の尾根筋,標高約60メートルのところにある.何処へ出るにしても坂道である.当然,ちょっとした雪でも,交通に支障を来す.
私は当日の午前中,家の前の雪かききに専念する.ここは雪国ではないので,雪かきのための道具もほとんど持っていない.しかたがないので,竹箒で雪かきである.
これが大変!
結構時間が掛かるし,疲労困憊.
ついに,講義会場のある鶴見大学まで出掛けることができなくなる.そんなわけで第3回の講義は不本意ながら欠席してしまう.
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さて,今日(12月1日)は,第4回の講義である.
私は,講義開始の2時間ぐらい前に,講義会場のある鶴見駅に到着して総持寺を拝観したいなと思っていたが,そうは問屋が卸さない.諸事が重なって,結局,家を出たのが10時過ぎ.
これでは総持寺見学の時間はない.私は今日の総持寺見学を諦める,代わりに自宅から
大船駅までブラブラ歩きを楽しむことにする.
<鎌倉中央公園経由で鶴見駅へ>
■朝露の鎌倉中央公園
今朝,明け方まで雨が降っていた.路面はビショビショに濡れている.
何時ものように,お散歩の出発点は,鎌倉中央公園清水塚口である.
公園に入る.紅葉した山に朝日が当たる.朝日に輝く紅葉がキラキラと何とも言えぬほど綺麗である.
■上の池付近の紅葉
公園内をブラリブラリ.山崎口方面に向かう.
紅葉の具合がなかなか良いぞ!
■大船駅前「てんや」で昼食
鎌倉中央公園から山崎を経由して,大船駅へ向かう.
11時30分頃,大船駅前の「てんや」で,少々早めの昼食を摂る.500円也の「天丼」を所望する.これお値打ちである.
これまでは,天ぷらものを食べると,決まって胃が痛くなり,困っていたが,今年3月に,大きな胆石を取ってからはそんなこともなくなった.その反動で,外食は天丼ということが多くなった.
<鶴見大学へ>
■鶴見駅
途中で乗り換えるのが面倒なので,多少時間が掛かるのは承知で,根岸線を利用して,大船駅から鶴見駅へ向かう.大船が始発駅だからお好みの席に座れる.
大船駅から鶴見駅までの所要時間は約1時間.折角の時間なので,居眠りをしようかな…と,思う.ところが,そんなことを思うと基に限って,一向に眠くならない.でも,妙なことに下車駅に近付くと無性に眠くなり始める.
鶴見駅で,「はっ!」と正気になり,乗り越すこともなく下車.OK!
授業開始までまら40分ほど時間がある.どこかでちょっと,モーニングコーヒーでも賞味したいなと思うが,どうも気に入ったところがない.ウロウロしている内に,時間も過ぎる.
”面倒だな.真っ直ぐ会場へ行こう”
<鶴見駅> <鶴見大学会館>
■「大覚円成 報恩行持」
13時02分,会場の鶴見大学会館に到着する.
大学会館1階のホールに,「大覚円成 報恩行持」という掲示がある.漢文の素養のない私には,意味が分かるようで,今ひとつ良く分からない.
”まあ,その内に調べよう…”
でも,多分,怠惰な性格の持ち主である私は,結局,調べることはしないだろう(冒頭の写真).
<第4回講義受講>
■講義「遺跡から見える古代の鎌倉」受講
1階受付で受講票を提示して,講義の資料を頂戴する.
雪で欠席してしまった第3回の資料も一緒に頂戴する.
今日頂戴した資料は次の通りである.
第3回資料;「広大な別荘地開発の名残り」
第4回資料;「遺跡からみえる古代鎌倉の姿」
具体的な講義内容は,ここでは記載しないが,鎌倉市民の一人としての私にも,驚きの連続であった.今まで,いろいろなところで,鎌倉に関連のある講義や講演を受講したことがあるが,今回の内容ほど驚き,考えさせられる内容の講義は聴いたことがなかった.
私は,この講義を受けてから,自分が今住んでいる鎌倉を全く新しい視点から見直すことができそうな気持ちになった.
この講義を聴講して本当に良かったなと思っている.
■教室の雰囲気
教室の雰囲気は真面目そのもの.さすが社会人の受講生は違うなと感心する.
*遅刻者ゼロ,
*雑談している人ゼロ,
*居眠りしている人ゼロ,
*後ろの席でゴソゴソしている人ゼロ,
*早退者ゼロ
授業はPowerPointを使用.配付資料もカンペキである.妙な言い方で恐縮だが,年配の先生で,ここまでPowerPointを活用される方は稀だと感心する.
PowerPointを遣われるので配付資料も要点が整理されていて素晴らしい.授業はかくあるべきである.
口幅ったい言い方だけど,鶴見大学はとても良い先生を講師に選んだなと感心する.
私は右手が痛くなるほど,一生懸命にノートを取る.折角の講義だから一言も聞き逃したくないと真剣である.だって,自分の小遣いから受講料を払っているんだから…
差し支えない範囲で,ノートに書いたポンチ絵(正確には私の象形文字)を掲載しておこう.
<楽しい会食>
■美味しいピザ
15時07分,講義が終わる.
16時30分から,大船駅ルミネ7階の某レストランで,鎌倉在住の受講者など3人(いずれも男性)で,軽く懇親会が予定されている.
私は時間に遅れないように気を遣いながら根岸線大船駅行に乗車する.
電車に乗ると居眠りをするのが私の常態である.小一時間電車の中で船を漕ぎなら大船駅に到着する.
大船駅ルミネ7階の某レストランで,ピザを食べながら雑談に耽る.
レンコン入りの珍しいピザである.コリコリとした歯応えが楽しい.
<レンコン入りの珍しいピザ>
■仕上げはコーヒー
ピザの後は,コーヒーを飲みながら雑談.
話題は鎌倉のことや学会のこと.
鎌倉の話は,どんな細部のことでも,お互いに鎌倉住まいなので,すぐに分かる.これがまた実に楽しい.お互いに初対面なのに,鎌倉市民という共通点があるので,すぐに打ち解ける.
男性だけの雑談なので,すぐに研究者の研究態度などが話題になる.共通の認識は,研究はテーマを絞り込んで精緻に深く研究することが望ましいという一般認識のために,欠けているところをどうするかに集中する.これがまた面白い.
私は鎌倉の一市民として,素人ながら,鎌倉を包括的に理解するにはどのような視座が必要かに興味がある.少なくとも「鎌倉学」という名前を付ける以上,「論」ではなく「学」である.
「学」である以上,古今東西に通じる普遍的な体系がなければならない.例えば「力学」「電磁気学」「熱力学」「経済学」…のように.
さて,そう考えると普遍的な体系を持つ「鎌倉学」って,どんなものなんだろう.
もちろん,そんなに簡単に「鎌倉学」の体系など構築できるわけがない.でも,夢物語として考え続けるのも老化防止に役立つかもしれない.
<初冬の初日が終わった>
■閑なような慌ただしいような…
18時過ぎに,懇親会は終わりになる.
もちろん,外は真っ暗.季節外れの冷たい風が吹いている.
今夜,19時から自宅で,某社の方との打合せがある.こちらは私の生業と関連があり,私の生活を支える大切な打合せである.
私は自分のほっぺたを叩いて,「鎌倉学」の夢の世界から,現実の世界に自分を呼び戻す.
■風呂にでも入って寝るか
こうして多忙なのか閑なのか良く分からない初冬の1日が慌ただしく過ぎ去った.
就寝前に,PCを開いてみる.沢山のジャンクメールに混じって,塔ノ岳常連さんからのメールも届いている.これは大切なメールである.有り難く拝見する.
すぐに返事をしなくても良い案件は,
”明日やれば良いことは,今日しない…”
という私の人生訓にしたがって,そのままにしておく.
急いで追記するが,懸命なる読者の皆さんは,私の怠惰な人生訓は決して真似をされないように…
就寝前にちょっと熱めの風呂にユックリと浸かる.
何だかんだ言っても,今日一日は”よかった,よかった”である.
(おわり)
次回の鶴見大学公開講座『鎌倉学』
↓
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「閑話休題;日々雑感」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/864778afeb2cd6dd444ed3d3988db942
「閑話休題;日々雑感」『鎌倉学』の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/049f06c19f01d039fdc474765ca053c2
「閑話休題;日々雑感」の次回の記事
(なし)
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/e32ffc9cf602555533b93baf2de39d1b
お断り;
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