中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ルアペフ山・タラナキ山登頂記(33)波止場と駅とギフトショップ

2006年05月09日 09時26分30秒 | ニュージーランド:ルアペフ・タラナキ

波止場と駅とギフトショップ

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2006年2月3日(金) その3

 ニュープリマスから飛行機でオークランドに到着した私達は,今夜の宿泊地,リッジスホテルに到着した。ホテルのロビーに,鉢植えの赤い色の花が置いてある。余りに綺麗なので思わず見とれる。早速,ノートを出して,スケッチをする。花の名前は,私には分からない。傍に居た仲間の一人が,
 「この花,ポインセチアですよ・・」
と教えてくれる。
 チェックインで部屋割りが決まった後,一旦それぞれの部屋に荷物を置いた後,すぐにロビーへ戻る。これから,希望者だけでオークランドの市内観光に出掛けることになっている。勿論,添乗員のSさんがガイド役である。
 ホテルに到着してから,わずか10分後の15:35に,Sさんの案内で,オークランドのダウンタウン見学に出発する。希望者だけで観光することになっていたが,結局は全員が参加する。とりあえずは,ホテル前のキングストン通り(Kingston St.)を北上する。そして,ウインドム通り(Windom St.)を左折する。さらに,クイーンズ通り(Queens St.)を左折して,海の方へ向かう。とても賑やかな通りである。沢山の人達が往来する。いろいろな人種の人達が歩いている。観光客らしい人達も沢山居る。さらに,カスタム通り(Custom St.)を左折する。
すると,すぐにOKギフトショップの前に到着する。ここは言わずと知れた大橋巨泉が経営するお店である。店の中に入る。この店の前に,17:00に集合することにして,自由行動をすることになる。私は,自宅と子供達の家へのお土産として,ニュージーランド特産の蜂蜜を購入する。1軒に1本ずつである。これで私のお土産はお仕舞い。
もう,私はOKギフトショップには用事はない。
私はOKギフトショップの前のアルバート通り(Albert St.)を,そのまま北上してみる。すると,5分ほどで,クイーンズ波止場(Queens Warf)に突き当たる。海に面してベンチが沢山並んでいる。とりあえず空いているベンチに座る。強い日差しがまともに当たって,とにかくギラギラと暑い。海に向かって右手に,桟橋が突き出ている。地図で確かめると,クイーンズワーフのすぐ西にあるフェリー埠頭らしい。その桟橋の建物の屋上には「2」と書いたマストのような形の台が付いている。桟橋からは「Filler号」という3階建のフェリーボートが出航しようとしている。船をスケッチするために,海に近いベンチへ移動して座り込む。しかし,太陽がジリジリと照りつけるので暑くて仕方がない。
先ほど下ってきた道を戻る。そしてカスタム通りを左折して,クイーンズ通りに出る。十字路を渡って,プリトマート駅を覗いてみる。駅舎の中に入る。ガラーンとした広い空間が広がっている。中に入ったすぐの所に出札口がある。四つほど窓口が並んでいるが,一番左の出札口で発券している。数名の旅客が出札口に前に並んでいる。
改札口はない。エスカレーターを1回乗り継いで,地下に下ってみる。薄暗い。3本のホームが「E」字型に並んでいる。乗車券がなくても,ホームまで降りることができる。真ん中のホームから黄色い車体の列車が発車する。ジーゼルカーのようである。元列車マニアの私は,異国の列車を見ると嬉しくなってくる。まだホームに停まっている列車の写真を何枚か撮る。
再びエスカレーターを登り,待合室に戻る。待合室の片隅に「SUSHI」と書いた看板が見える。近づいてみると,稲荷寿司やのり巻きが並んでいる。私が珍しがってショーケースを覗き込んでいると,どこからともなく男性の店員が現れる。
「いらっしゃい。どれにしますか?」
と私に聞く。
 「いえ,結構です。ちょっと珍しいので,見せて貰いました・・・」
と答える。
 駅を出て,往路を引き返して,OKギフトショップへ戻る。
 まだ,集合時間の17時までには時間があるが,大部分の仲間が集合場所に戻っている。Sさんが,
 「・・・皆さんが沢山買い物をしていただいたので,OKギフトショップがホテルまで自動車で送ってくれるそうですよ・・・」
と嬉しい知らせをする。
 17時丁度にOKギフトショップのリムジンが到着する。こんなときに,私は何時も後手に回る。小さなリムジンに乗り損ねて,2人ばかり取り残される。その内の1人が私である。取り残された2人は,乗用車で,後から送ってもらう。でも,結果的には乗用車の方が先にホテルに着いた(17:06)。
 今夜はニュージーランド最後の夜である。
 私達はスカイマークタワーの展望台にあるレストランで夕食を摂ることになっている。予約時間の都合で,17:30にホテルを出発しなければ間に合わない。出発まで20分少々しかない。私は,一旦部屋へ戻り,大急ぎで風呂に入る。
          (第33回おわり)




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