伏木海陸運送硬式野球部

富山県高岡市の社会人野球チーム、伏木海陸運送硬式野球部の活動を紹介

今、出来ること

2011-03-28 18:02:39 | 所感
JABAの今回の決定に関しては事前にある程度のことは
聞いていましたが、都市対抗だけは、という思いがあった
ので時期がずれたとはいえ兎に角残って安堵しています。

被災された方々や関係するチームの心情に思いをはせれば
「我慢する」ということはMUSTだと思いますし、ましてや
電力供給の問題を考えると我慢することが全体の益に役立つこと
は間違いないので異論を挟む余地はない決定だったと思います。

日に日に死者・行方不明者が増え、今もなお余震が続くなか原発が絡み
放射線の問題、電力供給の問題が被災地はおろか首都圏にまで
大きな影を落としており、「まだ終わっていない」という点が
神戸のときとは決定的に違うことですよね。
先が見えない部分もありますが皆が皆それぞれの立場で
出来ることをしていけば必ず事態は好転していく、と信じております。

「我慢する」ことのほか、「(救援物資、義援金を)おくる」ことも
出来ることのひとつです。義援金については会社内では労使一体で
募金活動を始めておりますがこの程、当社を中心とするFKKグループとしても
1,000万円を日本赤十字社に義援金として預託することになりました。
義援金に金額の大小は関係ないでしょうが大企業ならいざ知らず当社のような中規模
企業、しかも直近の決算(去年6月)が営業利益、経常利益とも赤字の企業としては
正直我々社員も驚きの一言です。(硬式野球部の年間予算をかる~く超えてます)
是非少しでも役立てばいいなーと想います。

さて、野球部についてです。
去年、7年ぶりに日本選手権に出場出来たのでこれ、言っても良いでしょうか?
全国大会に(たまに)顔を出す企業チームの中では恐らく年間予算は最小、
それこそ自慢にもなりませんが少なさでは1,2位ではないかと思います。
予算だけでなく専用球場も宿舎もなく、練習環境としては厳しいものがあります。
が、そういった中でもやれば出来る、ということを全国のチームに発信したい、
これは部員全員が持っている強い思いです。その為にはただ出場するだけで
満足することなく、本大会で是非1勝を!というのが前野村監督時代から、
新監督へも引き継がれたスローガンでもあります。 そして今年、
都市対抗が残りました。被災された方、関係チームを想いながら我々なりに
粛々とそれに向かって出来る準備を整えて行きたいと想います。

ところで3月オープン戦の結果です。
3/19  vs 富山サンダーバーズ 3-1 ○
        震災チャリティーマッチとして実施、
        ご来場の皆様、募金有難うございました。
        中島新監督白星発進!
3/21  vs 石川ミリオンスターズ 降雨中止
3/26、27 社会人・大学交流戦
  26  vs 富山国際大学  11-4(7回) ○
  27  vs 高岡法科大学   1-1(9回) △ 

4/2(土)は社会人リーグ戦ということで
      富山ベースボールクラブとの公式戦初戦です。