原子力発電

おれは今の時代に欠かせないと思う。
国民がみんな電気使用量を抑制できるなら必要ないと思うけど。
現状原子力発電をやめたら石炭火力が増え、ＣＯ２とＮＯｘが増えるだろう。ってか増えた。

現に新規発電所設備を制限した。電力会社も安い石炭で火力発電を増やすのが効率がいい。
だが環境に深刻なダメージが発生する。光化学スモッグなんて何年ぶりに聞いたかな？

ＣＯ２は温室効果ガスの定番。減らそうって言ってるのに増やしてどうするよ？
ＮＯｘ（窒素酸化物）は人体に毒。フォルクスワーゲンは悪魔に魂を売ったね。

ディーゼルエンジンはＮＯｘを発生しやすい。燃焼温度が高いほど出る。
それを防ぐには燃焼温度を低く抑える必要がある。
エンジンの効率を犠牲にするため燃費が落ちる。

排ガステストをするような運転時（大人しく乗るってことか？）はＮＯｘが出ないように、
普通の運転では燃費重視・ＮＯｘ吐きまくりモードになるようなコンピュータソフトを搭載してた。
ユーザーは燃費は計算できてもＮＯｘは測定できないからね。

だけど核廃棄物の管理ができないうちは使い続ける訳にはいかない。
他の電源が確保できるまでの限定で、何年には廃止するという目標計画が必要だ。

だから少なくとも、作業員が発見した不具合を握りつぶすなんてもってのほか。
一体誰だったらまともに管理できるんだ？

４年半が過ぎた今

ネットを見ていて急に出てきた東日本大震災の動画。
あれからもうそんなに経つのか。町が復興していく状況を見るといい感じだ。
だけど津波対策の防波堤などの進捗は遅い。

それにかさあげ工事がひと段落したあと、町から人が減っているそうだ。
それ以外にも洪水とか台風とか、自然災害が後をたたない。

でも関東の、しかも東京に住んでいるおれたちは大きな災害に合わない。
首都直下型地震とかがこの先あるかも知れない。
それで自分が被災しないと分からない事があるんだ。

「どうしてそんな危険な目に合ったのにそこに住み続けるの？」という疑問の答えだ。
知り合いがいる、家族で暮らした思い出がある、先祖代々受け継いだ場所だとか。
それとももっと現実的に、今の土地は評価額が下がってしまい、売っても代わりが買えないとか。

確かに色々事情はあるだろう。だけどおれは半世紀前後暮らして来て、災害に合ったことは無い。
都市部は安全だよ？病院も多いし、東京だけは特別な部分も多いんだ。

例えば警察だ。東京都では「警視庁」で地方ではけど、上位組織に直結してるんだ。

つらくなったら東京へおいでよ。
雪下ろししなくていいし、台風は夜中にスピード上げて通り過ぎちゃう。
意図して選んだわけでもないが、恵まれているなと思うんだ。

もちろん離れがたい思いを沢山持っているからこそ離れられないのはわかるよ。
行き詰った時には参考にして欲しいな。