山陽新聞に連載されている「われら海族」の2006年4月4日の記事がタイであった。タイの目の構造では色を区別することはできないと書いてある。浅瀬で暮らす稚魚は目でエサを探すが、成長して生活の場が深い所になると、嗅覚に依存するようになる。水深が深くなると色は吸収され、モノクロの世界になるので、タイの生活圏だと色盲で構わないと書いている。5年くらい前の月間釣り情報には、タイとチヌは多くの嗅房?を持ち、その数は海産魚の中ではトップクラスと書いてあったと思う。嗅房?とはにおいを感じる器官だったと思う。濁った所に住むナマズは餌を探すのに嗅覚が頼りでナマズの嗅房?の数はタイの2倍と書いてあったと思う。時季は終わったが、私の釣りエリアでは2、3月はタイのサビキ釣りが盛んです。これまでの経験で、サビキの色は釣果に影響を及ぼすと考えています。
4月9日小豆島にメバル狙いです。今日は久しぶりに義父が乗船します。6時10分に出港です。昨日荒れたので波が残っているかなと思っていましたが、ベタ凪の海を金ヶ崎まで一直線です。6時50分マナイタ到着、マナイタにはタイ狙いの船団ができていますが、2月ごろの1/4か1/5くらいの船しかいません。小磯に案外多くの船がいました。マナイタに到着してから潮どまりまで釣りましたが、またもや8cmのメバルと10cmのタイの猛攻を受けました。私がマナイタにいた9時ごろまで時合いは起こらず、周りの船もほとんど釣っていません。マナイタではキープなしで灘山に移動しました。10時ごろ、引き潮が程よく行っています。約40分ぐらいポロポロ釣れました。思いのほか良型が釣れたので良かったです。ここで私は5匹をキープし、午後1時帰りました。灘山でも時合いを逃すと赤チンさえ釣れませんでした。
3月26日小豆島にメバル狙いで行ってきました。6時40分出港、海は非常に穏やかです。西を見ても東を見ても、マナイタ方向に向かっている船が数艇見えます。40分で小磯に到着、満ち潮が予想していたより行っています。魚探反応のあった南側を流します。底から2ヒロくらい上でポロポロ釣れます。釣れるのは10cmくらいなメバルです。少し大きいかなと思いながら巻き上げると、10cmのダブルです。そこで北側に移動するとメバルをトリプルで釣り上げたのを見ました。1つは20cm、2つは10cmです。キープサイズはいるみたいですが、私には稚魚しか釣れませんでした。潮も完全に止まり、マナイタに移動しました。船は最盛期の1/4程度かもっと少ない感じです。3月の前半なら、時合でなくてもポロッ、ポロッとタイが釣れるのを目撃しますが、今日はそんな様子はありません。1時までやって時合はきませんでした。今日は私の自主規制ギリギリの赤チン1匹とタイ1匹でした。タイはオレンジ色のサバ皮に釣れました。今年のメバルは大きかったのですが、釣られてしまったのでしょうか?
3月11日小豆島にいってきました。メンバーは会社のおっちゃんと知らんじいちゃんです。会社のおっちゃんは、先週の釣りで完全にタイサビキ釣りにはまってしまいました。しかも毎回釣れると思い込んでいます。釣れる感覚は体に染みついてしまい、口で説明しても抜けないでしょう。よって今日は完全におっちゃんの接待でタイサビキ釣りです。しかし霧で出ばなをくじかれ、港から金ヶ崎まで1時間かかました。金ヶ崎とマナイタで釣り、釣果は船でメバル3匹、タイが2匹でした。帰りも朝と同じ霧で、貨物船に警笛を鳴らされながら、1時間かけて帰りました。写真ありません。
3月4日小豆島にメバル狙いです。今日も会社のおっちゃんが乗船します。皆勤賞をあげたいぐらいです。6時30分出港、今日は非常に穏やかな海で7時10分ごろ金ヶ崎に到着です。すでに、満ち潮が行っています。今日の金ヶ崎はゴーゴーです。しかし、魚探の反応がまったくありません。よって船も少なく3艇ほどです。金ヶ崎の一番浅い所から北への落ち込みをゴーゴーのなか流します。満ち潮の当たらん側なのでセオリー通りではありません。15mから50mのかけ下がりを流すと私かおっちゃんのどちらかが一流し1匹のペースで釣って行きます。10匹ほど釣ったところでまったく食わなくなりました。そこで小磯の灯台に移動しました。ここでも反応はよろしくありません。このころマナイタを見るとゲロがでそうなくらいの船の数です。釣れよんかなー?おっちゃんは少し飽きてきた感じです。近くを流していた漁師が「あーハネじゃ!」これが時合い突入の合図となりました。小磯の時合いはハネから始まります。我々はメバル狙い、私0.6、おっちゃん0.8のハリスです。いきなりおっちゃん「きたで!」「あっ 切れた」「いや おる」「あっ 切れた」「いや おる」を繰り返しました。結局格闘のすえあがってきたのが54cmのタイでした。ハリス6本のうち3本が切れ、つれたタイはサビキ2個を食いこんでいて、もう一つにメバルが付いていました。54cmのタイなら切れずにあがってくると言うことです。おっちゃんがかけている間、私も同じ現象でハリスが4つ切れてハネ60cmが付いてあがってきました。私の切れた4つの針にかかっていたやつは何cmだったのでしょう?そこで1.2に変えてすぐいれます。着低する前にくってきます。2匹まではかかった事がわかりますが3匹目からメバル竿が曲がりすぎてわけが分かりません。1匹はずれた感じがありましたが65cmのハネが2つ付いていました。小磯北のかけ上がりを流すとメバルの良型が釣れますが、おっちゃんはタイ、ハネの襲撃を受け、もう舞い上がっています。「ハリスのゴツイやつをくれ!」わたしが、「メバル狙いを忘れるな!」と言って2.0のメバルサビキを出しました。タイサビキ各種持っていましたが今日はメバルです。メバル狙いで、外道たちを釣り上げます。2.0だと、おっちゃんも問題なくメバル、タイ、ハネのダブル、トリプルを釣り上げていきます。今日の時合いは10時30分から11時までの30分間でした。その後も余韻があり、11時30分まではポロポロ釣れました。マナイタ、小磯、金ヶ崎では私がよく日記に書いている、時合いが起こります。この時、赤チンまで活性が上がります。今日はやっかいな外道に悩まされながら、写真のような釣果を得ました。メバル20cm以上が30匹、タイ55cm級2匹、ハネ65cm2匹、その他です。
2月第三土曜日は西大寺会陽です。よって毎年釣りに行きません。2月18、19日は天気も良さそうです。皆さん釣れたのでしょうか?今日の私は、釣れん釣れんではなく、取れん取れんです。宝木がどこに落ちたのか見えませんでした。よって枝狙いに切り替えです。枝には毎年さわれます。今年もさわれましたが、抜くことができませんでした。指1本でもかかったら思いっきり引き抜きます。運がよければそれで抜けることがあります。ずーと握っていても取ることはできないと思います(たぶん)。月末は天気がよければメバルです。
私の船に最近よく乗る会社のおっちゃん「メバルはいつもあれぐれー釣れるんか?」「土曜日は潮が大きいがな、釣れるんか?」どうも先週の釣果に満足しているようです。さらに会社のおっちゃん「わしは橋本産業と、わたなべ釣具に行って0.8号を買ってきたで!」「土曜日行くんか?」これは行くか聞いているのではなく、行けと言っているようなもんです。2006年2月11日再び小豆島金ヶ崎にメバル釣りに行ってきました。メンバーは先週とおんなじで、会社のおっちゃんと知らんじいちゃんです。7時出港、航路は西の風ですが、若干南から吹いているのでそれほど大きな波はきません。7時40分金ヶ崎到着、船は非常に少なく、6,7艇でしょうか。満ちなので、金ヶ崎南側30mから15mのかけ上がりの反応を見ます。イカナゴの反応?はところどころで強くでます。とりあえず潮の当たる側でやってみます。1流し目、30mラインで私に2連できました。両方ちょうど20cmです。2流し目今度はおっちゃんに2連できました。21cmと18cmです。近くの漁師2艇もバンバン釣り上げています。今日のメバルは比較的型がいいです。3流し目またおっちゃんが2連でつります。今日はいけるかもと思ったとたん、次の流しで誰もあたりません。漁師も帰って行きます。来た時が時合でした。ここから渋い釣りが始まりました。金ヶ崎北側の45mから15mのかけ上がりに移動します。45mの岩礁と砂の境界でもメバルが食ってきます。3流しに誰かが1匹のペースでしょうか。しかし、40m前後で釣れるメバルはすべて20cmを超えています。2時頃また時合が来て、17mの浅い所で周りの船が釣れ始めました。金ヶ崎や小磯の灯台やマナイタではこのように、私には予想のつかない時合が突然きます。その時合にそこにいることが重要です。今日はおっちゃんが活躍してくれて、活けまには25匹くらいのメバルがいたと思います。そのうち私がキープしたのは6匹です。おっちゃんは「こんくらいじゃったらキープじゃ」といって16cmくらいなメバルを活けまに入れるため、私に投げてきますが、私はそのまま海に投げかえしてやっています。
2006年2月5日小豆島に行ってきました。今日は会社のおっちゃんと、どこかのじいちゃんと3人でサビキ軍団です。会社のおっちゃんのリクエストが「サビキでメバルが釣ってみたい」だったのです。前もって橋本産業のメバルサビキを買っといてもらいました。7時に出港、金ヶ崎に向かいます。航路標識を過ぎたころから西からの波が大きくなります。金ヶ崎に着いても風が舞い込んできて、非常に釣りにくかったです。今日は潮の当たらん側に魚探反応がでます。朝のうちは、底を5mくらい切った所でも食ってきます。潮が変わり、昼になってくると、反応も弱くなりますが、底を釣っていくと、なんとか釣れます。大きなイカナゴを吐き出していました。サビキは緑、白関係なく食いました。船が少なくて良かったです。20cm~22cmが24匹、20cm以下を入れると全部で35匹いました。私は20cm以下はキープしません。
1月29日久しぶりに小豆島です。と言っても小豆島まで行っていません。今日は風がない、潮も大きい、普段私の船では釣りにならないことの多い、大部沖の航路の沈船に行きました。金ヶ崎ではメバル、鯛のサビキ軍団で釣りにならんじゃろうと思い、シラサを購入しました。この沈船で釣りをするのは、2年ぶりくらいです。びっくりしたのは沈船の標識ブイがなくなっていたことです。いい感じの引き潮が行っていますが魚が釣れません。沈船の中までエサを落としますが、魚のアタリもなく、仕掛けも上がってきません。4セット切ったところであきらめました。この潮で釣れなければ、あきらめがつきます。よって公開できる写真はありません。
2006年1月9日、初釣りに行ってきました。狙いは赤チン。それなのにエサはなぜか青虫と冷凍きびなごを購入。今日も会社のおっちゃんが乗船します。7時に港を出港、風ノ子を目指します。マナイタを見ても船団はできていません。タイは終わったのかな。まず風ノ子の東より、40mから50mの岩盤の上を流します。一流しに1回くらいアタリがあるのですが食い込みません。下針に青虫、上針にきびなご、このエサの選択も原因なのでしょう。ここでは1匹も取れず、大角に移動です。大角の50mから55mラインには所々大きな岩礁があります。そこを狙って流すのですが、私の技術ではうまくいきません。結局、ここでも食い込みが悪く、私が20cmの赤チンを1つ釣っただけ。また、風ノ子に帰ります。ここで、引き潮がすこし行きだし、魚の活性があがったのでしょうか、グチが釣れ始めました。そうすると、赤チンも連れ始めました。と言っても食い込みが弱い。結局、ここでおっちゃんが、赤チン6匹釣りました。今日は潮も行かず、非常につらい釣りでしたが、天候に恵まれ、良い初釣りでした。風ノ子、大角にはタイサビキ船団ができていましたが、タイが釣れた瞬間を一度も見ませんでした。写真の大きい方はおっちゃんにもらいました。