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Fiori Journal

毎日を楽しく。

チャイニーズタイペイ5

2006-11-22 | 台湾
「中国の神様だからねぇ、日本語のお願いわかってもらえるかしら?ハハハ」と烏来のSPAスタッフに紹介されたお寺。

香港もそうだったけれど、お線香3本はお願いごとをするときの基本らしい。
煙にいぶされて、お供え物として供えた紙を燃やして湧かした甘いお茶を飲んで、お線香の灰と格闘してお願いしてきました。

この極彩色の色彩が気分を盛り上げてくれます。

チャイニーズタイペイ4

2006-11-21 | 台湾
お約束の台湾スィーツ。
豆花と珍珠。
素朴すぎるけれど、お腹に優しくて懐かしい味です。
黒タピオカをはじめとする台湾人が大好きな「QQ」の食感は、台湾の方だけじゃなくともきっと世界のみんなが大好きだと思う。
できることならば店ごと買い占めたい!!!

チャイニーズタイペイ3

2006-11-16 | 台湾
ひと昔前まで、海外での宿泊予約のやり取りはFAXかお電話だったりしました。
観たいオペラの演目があったら(政府観光局まで足を運んでパンフレットを入手して)ナントカ協会にFAXをし、自宅にチケット引換えのお手紙が届くのを心待ちにしたものです。
しかしいまや、ホテルのWebサイトを探してクリッククリックでチョチョイのチョイ。
お返事だってすぐにきます。

本当に便利になりましたが、旅行とは旅立つまでの過程が手間が掛かれば掛かるほど臨場感や達成感が増すものであって、それが簡単にすんでしまうようでは楽しみが半減してしまったような一抹の寂しさもあります。

そうはいっても、私の拙い語学力ではホテルとのメールだって一苦労。
久しぶりに脳みそフル回転で旅行の手配をしました。
高校生の頃の時刻表片手に、まだ行ったことのない駅のプラットフォームを(台湾では"月台"と書きます)想像して、修学旅行の日程を組立てた記憶がよみがえります。
旅は想像力をかきたてるものですね。

ホテルなどでは英語が通じますが、街中では片言の日本語もしくは「漢字」がコミュニケーションツールとなります。
そうして極めつけは「絵」です。これ案外確実です。

写真はホテルにあったPC。ネットが無料で使えます。
滞在中、出来心で仕事用のメールを覗いてしまったところ【システム障害発生】の文字を見つけ、即座にブラウザを閉じました。

チャイニーズタイペイ2

2006-11-15 | 台湾
旅の目的はその時々によって違いますが、アジアの国々に行くときは、もしくは行きたいと思うときは「鈍った五感を取り戻す」ためであると思います。

ここ烏来(ウーライ)という土地は、タイヤル族のふるさとで、ウーライとはタイヤルの言葉で温泉を意味するもの。
その言葉通り、街の至るところに温泉施設があります。
一番ユニークなのは川岸にある露天温泉。
老老男女が水着に水泳帽をかぶり湯を楽しみ、火照った身体を川の水で冷まし、また湯に浸かるという行為をリピート。

温泉街を抜けると、トロッコ乗り場があり(これが結構なスピード)爽やかな風とともに山の中腹まで運んでくれます。
そこから見る滝は烏来の一番の名所。
さらにロープーウェイに乗れば、滝を上から眺めることができ終着駅からは烏来から周辺を一望することができます。
わずかな移動にすぎないのですが、緑の香りと鳥の声と、ぼんやりと霞む烏来の街を眼下に見るだけで満足満足。

さて、翌日は私が勝手に世界一だと決めているSPAへ。
3時間の間、施術の音も、スタッフの足音すらも何一つ聞こえない空間でマッサージを受けていると、自ずと自分の内側へ意識が向かいます。(一体彼女たちは私が見えないところで何をしているんだろうか)
全身で様々な事を感じ、うとうとうと...。
終わったあとは体がウソのように軽くなって、気持ちにニュートラルな感覚が戻ってきます。




チャイニーズタイペイ1

2006-11-14 | 台湾
ごきげんよう。

日曜日には木枯らし1号が吹いたとか。
段々と寒くなる日本から台湾へ逃避行してまいりました。
渡航前にひいていた風邪もすっかり良くなりお肌もツルツル。
ストレスのない生活(=脳みそが半分溶解)は、こうも顕著に現れるのかとあらためて思い知った次第です。

特別に台湾贔屓という訳ではないのですが、お手ごろ感と懐古の念がそうさせるのか訪台は数回を数えます。

ここ5、6年の間に台湾は確実に変貌しています。
まず、とってもおしゃれになった。
語弊があるかもしれませんが、日本にいるのではないかと錯覚する程です。
つまり、日本のブランドが台湾でも容易に手に入れられるようになった、という事でしょうか。
実際、日系や、それらしいデパートに足を踏み入れるとどこかで見たテナントを多く見つけることができます。
ある意味、らしさ、がなくなったのかもしれません。

次に、歩いているときに人がぶつかってこなくなった。
これも語弊があるかもしれません。
交通機関や、人が多く行きかう歩道などではトロトロ歩いているとガンガンぶつかってこれらたものです。
でも今回はそれを感じませんでした。
マナーが良くなったのか???
同じようにあれだけ車道が車で錯綜しているのにも関わらず、誰もイライラしていない。
少なくとも、今回乗ったタクシーの運転手さんでクラクションを鳴らした方は一人もいませんでした。
東京だったら、と考えるとこれも国民性の表れなのかしら?と思うのです。

いろいろと思うところはありましたが、今回の一番の目的は台北から約一時間の所にある「烏来」へ行くこと。
写真のように、なんとも穏やかな悠久の時が流れている場所なのです。