紙魚のつぶやき

読んだ本と美味しいものあれこれ

ピンポン外交とパンダ

2008年05月08日 23時50分40秒 | 世の中どうなってんのさ
国家主席がやってきましたね。今日は、愛ちゃんもまじえてピンポンですよ。
それに、福田くんから頼まれたとかで、パンダも一頭一億円で貸してくれるって…。
それは嬉しい、さすが中国。卓球で日中友好をアピールし、金をとってパンダを貸してやる…てか?! 冗談じゃない。

こういうのは、21世紀の外交なんだろうか。ニュースで、卓球をする主席の映像を見ながら、いったいいつの時代の出来事かと思いましたよ。

何故、日本は、相手国(中国)のレベルに合わせて外交するんだろう。不思議。
アメリカに強気に出られないのは分かる、だって属国だもんね、日本は。
でも、ほかの国に対してまで腰が引けた外交しかできないというのは、いかがなものか。

パンダが来ることになれば、支持率が少しは上がると、福田くんが期待しているとしたら、もはやその神経だけで、首相の器ではないよ。
パンダなんかいらないから、毒入り餃子の真相解明したほうがいいんじゃないか?
 あの事件が発覚して以来、スーパーは冷凍食品半額セールばかりやってるぞ。

日本国民は、あなたがおもっているほど愚民じゃないんだよ、総理。

この頃の家ご飯

2008年05月05日 21時42分22秒 | 家でごはん
大地の宅配を始めてほぼひと月がたった。週に一度、どかっと届く野菜を調理するのが楽しくてたまらない。
今までは、八百屋さんに行って、好みの野菜ばっかり買っては、組み合わせに困り、腐らせたりしていた。けれど現在は、冷蔵庫にあるもので何か作ろう、という気概が自分の中に生まれたのである。えへん。
なにしろ、いいお値段ですから、肉も魚も野菜も決して腐らせたりはしませんよ、はい。ひとかけらも残さず食べています。



入会プレゼント調味料セットでケチャップをゲットしたので、オムライス。
ベジタに入っていた縮れたパセリもたっぷりと。
野菜コロッケも美味しかった。



昔なつかしのナポリタンも、やはりケチャップが来たから。美味しいケチャップだ。縮れたパセリも大活躍である。



かき菜と豚肉炒め。かき菜なるものを初めて食べた。小松菜のような、ほうれんそうのような…。よくわかんないけど、滋味のある野菜だ。美味しかった。



コハダは塩と酢がきつくて、これはがっくし。



かき菜と豚肉のペペロンチーノ。野菜どっさりである。美味しかった。



ねみつばのおひたし。鰹節とポン酢をかけて食べた。



連れのお弁当には、青梗菜と牛肉のオイスターソース炒めを入れて。鮭も大地宅配。



そして、この連休はカレーを大量に作って消費中。
野菜はもちろん大地、豚のスジ肉も注文したもの。タマネギ、人参、じゃがいもの滋味と豚肉の旨みが凝縮されていて、カレールーは市販の安いものだったんだが、今まで作ったカレーの中のベストワンの味になった。肉の臭みを全く感じなかったのが嬉しい。
やっぱり、素材で味はがらりと変わるんだ。

なんだか、大地の宣伝みたいになってしもたが、加工品はいまひとつです。
さて、明日は何作ろう…?












連休の谷間の浅草食べ歩き

2008年05月03日 19時11分55秒 | 外でごはん


連休の谷間、上野の西洋美術館へ。
「ウルビーノのヴィーナス展」に行ってきた。
古代からバロック初期に至るまで、イタリア各地に残る、さまざまなヴィーナスを主題とした絵画・彫刻などを見てきました。
ヴィーナスをこんなにいっぺんに見るのは、もちろん初めて。興味深い展覧会だ。
空いていたので、のんびりと観賞できました。
冠にもなっている「ウルビーノのヴィーナス」がやはりいちばん印象に残ったかな。
それにしても、久しぶりの美術館だった。美術館には、行こう行こうと思うばかりで、最近「どうせ混んでるから」と敬遠していたけれど、やっぱり絵画はいいなあ。
億劫がらずに足を運ぼう。

さて、そろそろお昼時です。
美術館を出て、駅前から「めぐりん」というバスに乗って浅草へGo!





どじょうの「飯田屋」へ到着。二度目の訪問である。
浅草でどじょうといえば、「駒形どぜう」が有名だ。私も何度かトライしたのだが、いつも大行列ができてて、リタイアしてばかり。なので、駒形のどじょうは食べたことがない。
だから、駒形さんと比べることはできないが、ここ「飯田屋」のどじょうは美味しくて大好きだ。



どぜう鍋のまる。骨ありのどじょう鍋、一人前。
初めて連れにつれてきてもらったときも、この鍋だけ四人前をわしわしと二人で食べたのだ。



別売りの牛蒡を入れて、しばし待つ。
やっぱりうんまーい。



ねぎもたっぷり入れます。なくなったら、仲居さんがまた持ってきてくれます。食べ放題。



鍋以外のものも食したいということで、まぐろのぬた。
酢の加減がとてもよく、まぐろもウドも美味しかった。

結局、また鍋は四人前を残さずいただいた。
満足満足。はー、ごちそうさんでした。



腹ごなしに浅草寺へ。ここは相変わらずすごい人出だ。
外国人の観光客が目立つ。
仲見世をぶらぶらしたあと、次の目的地「並木藪」へ。
しかし…定休日であった。とほほ。
じゃあ、ぶらぶら歩いて上野へ戻り、「池之端藪」へ行こう! ということに。

地理オンチの私には、どこをどう歩いてるんだかさっぱりわからないので、連れに任せておけばよい。らくちんである。
と…、お好み焼き「染太郎」を発見! 一度行ってみたいと思っていたのだが、地理オンチなので、どこにあるのか地図をみてもわかんなかったのである。
やっと見つけた!



迷うことなく入店。風情のある店内に驚き。落語家、作家の色紙が所狭しと飾ってある。いろんな人に愛された店なんだなあ。
あまりお腹は空いてないので、ビールと豚玉一つをお願いした。



こちらのお好み焼きは、ラードで焼くのだそう。ふむふむ。
小麦粉ベースのシンプルなタネに、キャベツと豚ばら肉と、具もシンプル。
上に塗るソースもさらっとしていて、味もさっぱりしている。



鰹節とマヨネーズは別売りになっているので、青海苔とソースだけでシンプルにいただく。さっぱりした味。昔なつかしい味のお好み焼きだ。このごろ、大阪や広島系の濃厚お好み焼きしか食べていなかったので、むちゃくちゃ美味しい。
連れも大喜びである。次はここをメインにぜひ来たいという。そうしよう。



上野に到着し、不忍池をしばし散策。
鴨が仲良くお昼寝していた。かわいいね。

さて、本日の締めは、池之端藪。



夕方の営業開始にあわせ、4時37分に到着したのに、すでに先客が四組。
さすがである。
座敷に上がり、お決まりのビールを注文。肴には蕎麦の芽のお浸しをお願いする。
突き出しに出てきた蕎麦味噌が絶品! これは、日本酒を飲まねばなるまい。
連れとも意見が一致したので、日本酒に切り替える。菊正宗の樽酒だそう。
あまりに蕎麦味噌が美味しいので、お代わりした。
二人で二合をいただき、締めはざるそば。



蕎麦が素晴らしく美味しい。汁は辛めだが、これも美味しい。さすが藪!
期待を裏切らない味だ。蕎麦湯も美味しかった。
またぜひ食したい。
神田藪には行ったことがあるので、並木藪に行けば、藪御三家を制覇できるぞ。
制覇したからってどういうわけじゃないが。ははは。
それにしても、よく食べた一日であった。満足満足。