今年で10年目を迎える「木工家ウィークinNAGOYA]が
平成29年6月2日(金)から、6月4日(日)までの3日間、
名古屋市内の7会場で開催されました。
全国の元気な木工家が集まる企画展示会を見に
林業女子会@みえメンバー4人が行ってきました。
木工家が作る椅子展~折り畳み・スタッキング~
場所:文化のみち 撞木館
大正末期から昭和初期に
陶磁器商として活躍した井元為三郎の邸宅として建てられた
レトロで落ち着いた歴史を感じる建物の中に
27人の木工作家の椅子が展示されていました。
「折り畳み」「スタッキング」と言う与えられたテーマに沿って
作家が各々に工夫して製作された椅子の作品たちは
座る人の優しく受け取ってくれるようなぬくもりと
小さく収納できる実用性を兼ね備えてるとともに
どの作品からも主張しすぎない美しさを感じました。
また、出展作家さんも何名が会場に来ていて
貴重なお話をいただきました。
①おりつめ木工 和山 忠吉さん(岩手県岩手郡雫石町)
杉を使ったスタッキングを出展していました。
緩やかな曲線美と手になじむ優しい肌触りのこの椅子は
杉の張り合わせて作ってありました。
「普通の腰掛にも、正座用の椅子でも、子どもの机にも・・・。自由に使ってほしい。」
と言うことですが、お風呂の腰掛用に購入される方もいるそうです。
杉を使って丸みを帯びた優しい形をした家具を作っている他に
文字や動物の形をモチーフにしたユニークな作品も手掛けている和山さん。
今年の10月にはJR名古屋タカシマヤで
「人と犬や猫の家具展」が予定されているそうです。
②"slow" WOOD CREATE 平木 寛さん(岐阜県各務原市)
「何、これ?!」
っと思わず声をあげてしまうような
他の椅子とは全く違う表情の作品を出展されていたのは
岐阜県各務原市の平木さんでした。
ヒノキの枝3本を利用して作った椅子です。
「枝は緻密で、特に幹とつながっている部分はよくしなって強い。」
とのこと。
確かに、理にかなっていますが、こんな椅子を見るのは初めてでした。
「身近なものを作って、日常的に使ってほしい。」
と言う平木さんは、地元の保育園などで
園児が使う木の道具を園児の手で作る取組のお手伝いをしているそうです。
「完成度が低くても、自分で作ったものを日常的に使うことが大切。」
確かに、自分で作ったものには愛着もわくし、大切な一生ものになると感じました。
レトロで落ち着いた雰囲気の撞木館のテラスのカフェで
初夏の爽やかな風を受けながらランチをいただいた後は
伏見に移動しました。
木の家具40人展2017
~電気文化会館~
こちらでは、日本各地で活躍している個人の木工作家40人が
家具や小物、おもちゃなどの展示販売をしていました。
三重県からは、紀北町の中井木材さんと
熊野市の工房南さんが出展。
「撮影禁止」と言うことで写真はありませんが、
午前中の撞木館とは違って、各工房の作家さんのお話を伺いながら
その場で作品が購入できる。と言うこともあり とてもにぎやかな雰囲気でした。
こちらは、佐賀県から出展している「なごみの木 杜のうつわ」のものです。
左利き用のヒノキのフライ返しに
杉の木の豆皿。
豆皿は30近い樹種のものがあり、見ているだけでワクワク胸躍る気分になりました♪
今回は7つの会場のうち2つしか回れませんでしたが
たくさんの作品と作家さんに出会うことができ
そして、たくさんのお話を聞くことができました。
平成29年6月2日(金)から、6月4日(日)までの3日間、
名古屋市内の7会場で開催されました。
全国の元気な木工家が集まる企画展示会を見に
林業女子会@みえメンバー4人が行ってきました。
木工家が作る椅子展~折り畳み・スタッキング~
場所:文化のみち 撞木館
大正末期から昭和初期に
陶磁器商として活躍した井元為三郎の邸宅として建てられた
レトロで落ち着いた歴史を感じる建物の中に
27人の木工作家の椅子が展示されていました。
「折り畳み」「スタッキング」と言う与えられたテーマに沿って
作家が各々に工夫して製作された椅子の作品たちは
座る人の優しく受け取ってくれるようなぬくもりと
小さく収納できる実用性を兼ね備えてるとともに
どの作品からも主張しすぎない美しさを感じました。
また、出展作家さんも何名が会場に来ていて
貴重なお話をいただきました。
①おりつめ木工 和山 忠吉さん(岩手県岩手郡雫石町)
杉を使ったスタッキングを出展していました。
緩やかな曲線美と手になじむ優しい肌触りのこの椅子は
杉の張り合わせて作ってありました。
「普通の腰掛にも、正座用の椅子でも、子どもの机にも・・・。自由に使ってほしい。」
と言うことですが、お風呂の腰掛用に購入される方もいるそうです。
杉を使って丸みを帯びた優しい形をした家具を作っている他に
文字や動物の形をモチーフにしたユニークな作品も手掛けている和山さん。
今年の10月にはJR名古屋タカシマヤで
「人と犬や猫の家具展」が予定されているそうです。
②"slow" WOOD CREATE 平木 寛さん(岐阜県各務原市)
「何、これ?!」
っと思わず声をあげてしまうような
他の椅子とは全く違う表情の作品を出展されていたのは
岐阜県各務原市の平木さんでした。
ヒノキの枝3本を利用して作った椅子です。
「枝は緻密で、特に幹とつながっている部分はよくしなって強い。」
とのこと。
確かに、理にかなっていますが、こんな椅子を見るのは初めてでした。
「身近なものを作って、日常的に使ってほしい。」
と言う平木さんは、地元の保育園などで
園児が使う木の道具を園児の手で作る取組のお手伝いをしているそうです。
「完成度が低くても、自分で作ったものを日常的に使うことが大切。」
確かに、自分で作ったものには愛着もわくし、大切な一生ものになると感じました。
レトロで落ち着いた雰囲気の撞木館のテラスのカフェで
初夏の爽やかな風を受けながらランチをいただいた後は
伏見に移動しました。
木の家具40人展2017
~電気文化会館~
こちらでは、日本各地で活躍している個人の木工作家40人が
家具や小物、おもちゃなどの展示販売をしていました。
三重県からは、紀北町の中井木材さんと
熊野市の工房南さんが出展。
「撮影禁止」と言うことで写真はありませんが、
午前中の撞木館とは違って、各工房の作家さんのお話を伺いながら
その場で作品が購入できる。と言うこともあり とてもにぎやかな雰囲気でした。
こちらは、佐賀県から出展している「なごみの木 杜のうつわ」のものです。
左利き用のヒノキのフライ返しに
杉の木の豆皿。
豆皿は30近い樹種のものがあり、見ているだけでワクワク胸躍る気分になりました♪
今回は7つの会場のうち2つしか回れませんでしたが
たくさんの作品と作家さんに出会うことができ
そして、たくさんのお話を聞くことができました。
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