６月号のレココレ

	レコード・コレクターズ 2012年 06月号
	ミュージックマガジン
	引き続き創刊特集でちょっと高い

性懲りも無く、６月号も感想を書きまーす。

 

まずは、最初のコーナーいってみましょう

【気になった広告】

●ペトゥラ・クラーク(Petula Clark)の新作 トニー・ベネット(Tonny Bennett)８５歳、ドリス・デイ(Doris Day)８７歳に続いて、８０歳のペトゥラも大活躍。恐るべし。

●バーズ(The Byrds)のプリフライトの完全版３枚組。う～む、関心度は微妙なのですが、ブルー・スペックってことはそれなりに良い音でしょうからね。気にしておきます^^

●アトランティック・レコードのＲ＆Ｂ大全集。買うほどじゃないと思うが、気にはなりますね～。

 

【メイン企画より】

さて、前回のギタリスト特集に引き続いたのは、ベーシストとドラマー特集

レココレは、発掘や再評価の使命を担っている雑誌のため、ついつい、ランキングでもそんなことしちゃう時があり、割と読者から「何でこいつなん？」と言わせることが多い(笑)。

ただ、今回のは割と妥当なところで上位を固めてきたように思います

私にとって好感度高かったのは、ブライアン・ウィルソンをベーシストにランクインさせたことですね。「自ら弾かないベーシスト」って表現に思わずニヤリ。

ベーシストは優秀なスタジオ・ミュージシャンが多いので、ジェームス・ジェマーソン(James Jamerson)の高ランクインは納得

ただし、ジェマーソンは本当に彼がプレーしているのかが不明な曲が多いという不思議なアーティスト

それを暴露したキャロル・ケイもきっちりランクインしていたのに安堵です

ドラマーに関しては、アール・パーマー(Earl Palmer)とハル・ブレイン(Hal Blaine)が並んで上位に 嬉しいですね。

あと、下位でしたが、ビーチ・ボーイズ在籍歴のある、リッキー・ファター(Ricky Fataar)のランクインも

 

ベースやドラムには、感動した演奏は多い方なんですが、あまり人で追っかけていなかったですね～。今回の企画は楽しかったです。

ポール・サイモンの「You Can Call Me Al」のベースソロ（確かバキシー・クマロ(Bakithi Kumalo)さん）なんか超好きで、何度も聴いてましたけど

 

【その他の記事】

ＥＭＩが、素晴らしい企画をスタート

その名も「Rock名盤999 Best & More」。

未ＣＤ化作品やカタログ落ちを中心に、９９９円でリリースしていくらしい

第一弾は、「サーフィン・ホットロッド編パート１」とのこと

登場アーティストに、まだそれほど食指は動いていませんが、今後の期待大

まずは、ジャン＆ディーンが、本当はちゃんとしたアーティストだったということが知られる、良い機会になってくれれば良いですね

 

【ピックアップ再販】

●再販コーナーではなく、別企画の中で紹介されていましたが、バーバンクの隠れた直系(?)、トム・ノースコット(Tom Northcott)のワーナー時代の全音源がリリース これは買いたい再販です

●リック・ネルソン(Rick Nelson)のエピック時代を網羅。彼の晩年のですね～。買いたいってほどではないが、この時代の彼の作品が注目されるのは嬉しいですね。

●ピーター＆ゴードンの３in１シリーズの２枚目。米国リリースの１０作のうち、５、６、１０作目が入っている。前回の３in１が、７～９作目。うーむ、１～４作目はちゃんと出るのだろうか すごく不安になりますね って言うか、本国リリースの５作ってちっとも出てこないですが、米国盤だけでそろうんですかね、彼らのお仕事は

●アーバーズ(The Arbors)のベスト盤。ちょっとマイナーなコーラス・グループ。未聴ですが気になる存在。２１曲か～。公式アルバムのＣＤ化を待つか、この辺で妥協するか

 

以上、私なりの、６月号レココレ斜め読みでした～。