予備校は高校とは違い、勉強、特に受験勉強を教え、受講者の志望校合格を「最重要目的」として建てられたものだと思います。
予備校ごとに特色や教育内容に違いはありますが、その目的は同じ(はず)です。
僕は2年半、予備校に通い、何校かで授業を受けたので、予備校の「性格」みたいなのは、ある程度は知っています。
予備校は、受験勉強するにはとてもいいところだと思います。まず授業の内容が素晴らしいことが多いです。受験勉強に精通する方々が教えてくださるので、重要な点がよくわかりました。浪人生用のカリキュラムも充実していたと思います。
受験の情報がほしいと思ったときでも予備校は役に立ちますし、生徒をサポートするチューター制度などを採用しているところもあります。僕自身、チューターの方々にはとてもお世話になりました。
また、自習室の存在は、自宅だけでは飽きてしまう受験生にとってとても大きかったと思います。
僕は2浪しましたが、この2年間で学んだことは受験が終わっても役に立つと思っていますし、現に大学に入っても、受験で学んだことを必要とする場面に少なからず遭遇します。
つまり、受験勉強をしたい人、特に「受験技術」を必要とする「上位校」を志望する人にとって、予備校はかなり頼りになる存在だと思います。
しかし、負の面があることを忘れてはいけません。
第1に、お金と時間を消費することです。予備校の授業料は決して安いとは言えない値段ですから、それなりの経済的負担がかかります。また、授業には予習・復習が必要ですから、自学の時間が削られることを考慮しなければなりません。最悪なのは、講座をとりすぎて「消化不良」になり、結局何も得られないことです。ただ講座を取ればいいわけではありません。
第2に、全てが「いい」授業とは限らないことです。予備校講師の中には、雑談で授業時間の大半を費やしたり、授業の中身は薄いのにパフォーマンスで面白くみせたり、他人の批判ばかりして自分の方法論を押し付ける人がいます。
雑談は、多少はあってもいいと思いますが、30分とか、中には授業のほとんどを雑談に使う人もいます。これでは勉強教えに来てるのか、雑談しに来てるのかわかりません。しかも、その雑談が面白いと、それを聞きたい生徒が講座をとり、結果的に人気講師になってしまうという例もあります。
それと、自分の方法論を押し付ける人。「私以外のほとんど教師が間違ってる」などと繰り返し、「独自」の方法論を展開することが多いです。
でも、よく考えてみましょう。その人だけが「正しい」ことをいっているなら、「正しくない」ことを教わった生徒は、どうして合格できるのでしょうか。とても不思議です。
他の記事にも書きましたが、勉強方法は人それぞれ違います。唯一絶対の方法論は存在しません。僕としては、大体の方法論は、それをしっかり勉強すれば合格できるものだと思っています。
このように、負の面があることを頭にいれておくべきだと思います。
負の面を理解した上で、「正の面」だけを活用できるようなら、予備校にきた意味が十分に表れるでしょう。
人によりますが、僕としては、予備校を利用できるならした方がいいと思います。特に浪人生や「上位校」を目指す人は利用した方がいいです。
なお、この記事に出てくる「予備校」は、基本的に「大手」の予備校を指しています(「大手」とは、代ゼミ、河合塾、駿台のことです)。
予備校ごとに特色や教育内容に違いはありますが、その目的は同じ(はず)です。
僕は2年半、予備校に通い、何校かで授業を受けたので、予備校の「性格」みたいなのは、ある程度は知っています。
予備校は、受験勉強するにはとてもいいところだと思います。まず授業の内容が素晴らしいことが多いです。受験勉強に精通する方々が教えてくださるので、重要な点がよくわかりました。浪人生用のカリキュラムも充実していたと思います。
受験の情報がほしいと思ったときでも予備校は役に立ちますし、生徒をサポートするチューター制度などを採用しているところもあります。僕自身、チューターの方々にはとてもお世話になりました。
また、自習室の存在は、自宅だけでは飽きてしまう受験生にとってとても大きかったと思います。
僕は2浪しましたが、この2年間で学んだことは受験が終わっても役に立つと思っていますし、現に大学に入っても、受験で学んだことを必要とする場面に少なからず遭遇します。
つまり、受験勉強をしたい人、特に「受験技術」を必要とする「上位校」を志望する人にとって、予備校はかなり頼りになる存在だと思います。
しかし、負の面があることを忘れてはいけません。
第1に、お金と時間を消費することです。予備校の授業料は決して安いとは言えない値段ですから、それなりの経済的負担がかかります。また、授業には予習・復習が必要ですから、自学の時間が削られることを考慮しなければなりません。最悪なのは、講座をとりすぎて「消化不良」になり、結局何も得られないことです。ただ講座を取ればいいわけではありません。
第2に、全てが「いい」授業とは限らないことです。予備校講師の中には、雑談で授業時間の大半を費やしたり、授業の中身は薄いのにパフォーマンスで面白くみせたり、他人の批判ばかりして自分の方法論を押し付ける人がいます。
雑談は、多少はあってもいいと思いますが、30分とか、中には授業のほとんどを雑談に使う人もいます。これでは勉強教えに来てるのか、雑談しに来てるのかわかりません。しかも、その雑談が面白いと、それを聞きたい生徒が講座をとり、結果的に人気講師になってしまうという例もあります。
それと、自分の方法論を押し付ける人。「私以外のほとんど教師が間違ってる」などと繰り返し、「独自」の方法論を展開することが多いです。
でも、よく考えてみましょう。その人だけが「正しい」ことをいっているなら、「正しくない」ことを教わった生徒は、どうして合格できるのでしょうか。とても不思議です。
他の記事にも書きましたが、勉強方法は人それぞれ違います。唯一絶対の方法論は存在しません。僕としては、大体の方法論は、それをしっかり勉強すれば合格できるものだと思っています。
このように、負の面があることを頭にいれておくべきだと思います。
負の面を理解した上で、「正の面」だけを活用できるようなら、予備校にきた意味が十分に表れるでしょう。
人によりますが、僕としては、予備校を利用できるならした方がいいと思います。特に浪人生や「上位校」を目指す人は利用した方がいいです。
なお、この記事に出てくる「予備校」は、基本的に「大手」の予備校を指しています(「大手」とは、代ゼミ、河合塾、駿台のことです)。