彼は、我々のこの植物誌をいくつかの新種で豊かにすることになった植物採取行で、この植物を肥後地方の山中から初めて持ち帰ったのである。（シーボルト『日本植物誌』「アサガラ」より）(＊1...

洋学史学会の二日目は遠足の日です。巡検などという語がありますが(地理学など)、エクスカーションがはやりです。熊本県立大学を貸切バスで出発する予定ですが、時間がくりあがりました。藤崎...

熊本城の南に、かつて「古城(ふるしろ)」とよばれた中世以来の城址がある。熊本県立第一高等学校の北門である。(写真は熊本市にて2023年9月18日撮影)運動場を左にみながら校舎にむか...

熊本博物館の二階は、こんなふうで、いや、これは一階から上をみあげたところで、ニッポンの住宅の建築構造を露骨にみせるための展示、だったかな、このごろ記憶力が、、、いまにはじまったこと...

紀伊半島のまんなか、奈良県から和歌山県にかけて奥ふかい山やまがつらなる。大峯(おおみね)という。なかに金峯山(きんぷせん)は修験道(しゅげんどう)の発祥地として名だかい。「修験道は...

信楽 MIHO MUSEUM* の特別展「金峯山の遺宝と神仏」*(会期：2023年9月16日ー12月10日)には、大峯山の絵図と文書記録とが展示された。藤原道長の日記『御堂関白記(...

藤原道長が金峯山に参詣したとき山上に経筒と経典とを埋め、その上に「金銅の燈楼をたてた」と、自筆の日記にあった。(日記 ...

土耳古の煙草か、煙草の土耳古か、煙草と土耳古果して何れか主なるべき、土耳古煙草の世界に名高きも、亦甚だしい哉。（山田寅次郎著『土耳古畫観』より）(＊1)山田寅次郎(1866－195...

◇十月のみちのり◇10月5日（木）、19日（木）NHK文化センター　さいたまアリーナ教室「前方後円墳の時代－中国・朝鮮・日本の巨大墳墓をめぐる歴史」全10回第1回「日本列島の古墳時...