《 日独シーボルト・シンポジウム2023 -シーボルト来日200年記念- 》
シーボルト来日200年記念「日独シーボルト・シンポジウム2023」が11月13日、14日公益社団法人OAG・ドイツ東洋文化研究協会の主催によりOAGハウス・ドイツ文化会館(東京都港区)ザール(ホール)にて開催されました。
そこでは主題「日独協力の新しい道」のもと、4部に構成された講演とラウンドテーブル・ディスカッションがおこなわれ、「シーボルト研究の最新成果」が報告されるとともに、独日「シーボルト街道」の新企画が発足しました。それはヨーロッパと日本においてそれぞれフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの旅の足跡をたどり、観光資源の開発と地域文化の振興を目的とする各地の連帯をめざす事業構想です。
その日本側企画を提起した同シンポジウム発起人である大胡真人氏に、ドイツ側起案者でありシーボルト協会会長のシーボルトご子孫コンスタンティン・フォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン氏によって「シーボルト記念メダル」が手渡されました。
両日ともに参加者は会館フォワイエにおいてドイツ大使館の提供によるレセプションに招待され、独日交流を(日日交流も)はたしました。
主 催:公益社団法人OAG・ドイツ東洋文化研究協会
共 催:ヴュルツブルク・シーボルト博物館
ブランデンシュタイン城博物館
シーボルト学術財団
協 力:洋学史学会
後 援:ドイツ連邦共和国大使館
全国日独協会連合会
はじめにシンポジウム2023 予告「ちらし」画像のうち趣旨を掲げ、下欄に実施内容を記録します。時間帯は概算によります。


《 日独シーボルト・シンポジウム2023 -シーボルト来日200年記念- 》
『 日独協力の新しい道-シーボルト研究の最新成果 』
11月13日(月)
第1部 『 日独協力の新しい道 』
司 会: 大井 剛 シーボルト学術財団学術顧問
13:30-13:40 挨 拶:カーリン・山口 OAGドイツ東洋文化研究協会理事長
13:40-13:50 挨 拶:クレーメンス・フォン・ゲッツェ ドイツ連邦共和国大使
代理 ゼーンケ・グロートフーゼン 文化課長
13:50-14:30 「シーボルト街道-東と西」
コンスタンティン・フォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン
シーボルト協会会長 シーボルト後裔・ツェッペリン後裔
14:40-15:10 「観光街道とシーボルト」
西山 晃 ドイツ政府観光局 アジア・オーストラリア地区統括局長
[休憩]
15:30-16:30 「観光物産総合研究の回顧と展望」
稲田 俊明 観光物産総合研究所代表
16:30-17:00 質疑応答
[休憩]
第2部 日独ラウンドテーブル・ディスカッション
18:10-19:10 『 日独協力の新しい道 -日独協力と地域振興-』
パネリスト:ドイツ大使館 ゼーンケ・グロートフ―ゼン文化課長
C. フォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン
石原 あえか 東京大学大学院教授
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞受賞者(2013)
司 会:柚岡 一明 全国日独協会連合会事務局長
19:10 -21:00 レセプション(ドイツ大使館提供)
11月14日(火)
第3部 『 シーボルト研究の最新成果 』
司 会:沓澤 宣賢 東海大学名誉教授
13:40-14:15 「日本を蒐める シーボルトの息子たちのコレクション」
日高 薫 国立歴史民俗博物館教授
14:15-14:45 「アレキサンダー・フォン・シーボルト研究の現在 -日独関係史
の深化とシーボルト家研究の発展にむけて」
堅田 智子 関西学院大学助教
[休憩]
15:00-15:25 「藍染と医療 -ボーフム大学所蔵 シーボルト・クマヤ藍染に
関して」
橋本 孝 宇都宮大学名誉教授 日本グリム協会会長
[休憩]
15:40-17:00 ラウンドテーブル・ディスカッション
『 シーボルト研究の最新成果と課題 』
パネリスト:日高 薫
堅田 智子
橋本 孝
ウィルヘルム・フォン・アーデルマン
ブランデンシュタイン城博物館学芸員
大沢 眞澄 東京学芸大学名誉教授
加藤 僖重 獨協大学名誉教授
司 会:沓澤 宣賢
第4 部 日独ラウンドテーブル・ディスカッション
18:00-19:00 『 日独ソリダリティーへの提言 』
パネリスト:
安井 潤一郎 全国商店街まちづくり実行委員会理事長
大胡 真人 OAGドイツ東洋文化研究協会
工藤 龍馬 元青年海外協力隊員
司 会:橋本 孝
19:00-21:00 レセプション(ドイツ大使館提供)
会 場:OAGハウス・ドイツ文化会館
港区赤坂7-5-56 地下鉄「青山1丁目」駅下車徒歩7分
主 催:公益社団法人OAG・ドイツ東洋文化研究協会
共 催:ヴュルツブルク・シーボルト博物館
ブランデンシュタイン城博物館
シーボルト学術財団
協 力:洋学史学会
後 援:ドイツ連邦共和国大使館
全国日独協会連合会
(更新記録: 2023年11月15日公開、11月16日、11月21日、12月28日修訂)