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生きていく以上… ~詩集『魂(こころ)模様…』より~

2013-03-11 19:13:45 | オリジナル小説&詩集関連情報☆
東京に来てから 二度目の春を迎えようとしているけれど
まだまだ寒い日が続く…

体が 少しずつ順応してきているせいなのか
東京に来た当初の1年前は感じなかったのに
2年目に入って 寒さを感じている…
元々 1ヶ所に長く生活していないから 慣れるのは早いのかもしれないけど
ここまで体が順応するとは思っていなかったかも…

そもそも 人間の体って 本来は 環境の変化に対応出来るのかもしれない…
ただ 平々凡々に生きている限りは そんな事 必要ないだけで…

皮肉な事に 私や 私の家族や親戚は あまりにもいろんな事があって
潜在的に 環境の変化に対応出来るようにならざるを得なかったかもしれない…
良いか悪いかは別として…

でも…
そんな 変化に対応出来る体なんだから それを活かさない手はない…

人間の心って そんなに強くないかもしれないけれど
自分自身が思ってるより 弱くはないと思う…
だから…
どんなに急激な環境の変化が起こったとしても
一時的にパニックになったり 悲観的になったり 凹んだりするかもしれなくても
それをバネにして 生き延びようとする力は 本来備わっているはず…

生きていく以上 苦しみや悲しみは 避けて通れない…
だからといって いつまでも悲しみ続けたり 現実から目を逸らして逃げてばかりいちゃいけない気もする…

苦しみも悲しみも すぐには払拭出来ないかもしれないけれど
生き続けていく以上 前を向いて 歩み続けていかなくちゃならない…

過去に起きた事は 生きている以上 完全に忘れる事なんて出来ないし
未だに『フラッシュ・バック』して私を苦しめるけれど
それでも 私は 今も こうやって生き続けている…

私の心は とっくの昔に折れて 粉々に砕けてしまっている…

それでも…
夢という光が消えない限り 私は この先もずっと 生き続けていきたい…!
自分の人生を 夢を 全うしたい…!

こんな私だって 今でも生き続けているから
今 苦しんでいる人も 悩んでいる人も 悲しんでいる人も
どうか 自分の人生を生き続けてほしい…!

苦しみや悲しみは いつまでも続かない…
生き続けていればこそ 幸せと思える瞬間もあるし 夢に向かって歩いていける…
自分の弱さを感じて 不甲斐ないと思う時もあるかもしれないけれど
自分の弱さを認めて 受け入れる事によって 強くなれる…

人間なんて そもそも 完璧になんて生きられない…
だからこそ 環境の変化にも順応していく事で 人間は 生き続けられるものだと思う…

忘れられない事もあるし 忘れちゃいけない事もある…
突然襲った悲劇によって 失われた物が多ければ多いほど すぐには立ち直れないかもしれない…
自身に起こった出来事が とてつもなく大き過ぎると どう対処していいのかわからなくなって 自分を見失うかもしれない…

どんなに四苦八苦しても 失った時間は 取り戻す事は出来ない…
心が過去に縛られていても 時間は 未来に進んで その時を刻んでいく…

ずっと悲しみを抱き続けて 『生きる屍』のままでいるのか
心を奮い起たせて 未来に向かって歩いていくかは 他の誰でもない 自分…

生きていく以上 人間は どちらを選択するのか 必要に迫られるけれど
出来る事なら どんな事があっても 未来を選んで歩いていきたい…

この先も 生きていく以上…

当たり前ではなく… ~詩集『魂(こころ)模様…』より~

2013-03-11 14:30:45 | オリジナル小説&詩集関連情報☆
朝 暖かいベッドの中で目を覚ましている頃
寒空の下 身を震わせて うずくまって 眠りにつこうとしている人達がいる…

身支度を済ませ 駅へ向かう学生やサラリーマンがいる一方
病室で寝たきりのまま 窓の外に広がる空を 寂しそうな目で眺めている人達がいる…

学校帰りに友達と寄り道している子供達や
仕事帰り ホッと一息つくために 居酒屋でお酒を飲んでいるサラリーマンがいる一方で
明日の食糧さえ手に入らないような 飢えに苦しむ人達がいる…

夜 家族と食卓を囲み 温かい部屋で眠りにつこうとしている頃
親も兄弟もなく 荒れ果てた街中を 当てもなくさまよい続ける子供達がいる…

普段 私達が 当たり前のように過ごしている毎日は
平凡だけれども 幸せだという事を忘れてしまいがち
失ってみて 初めて その事に気付くのかもしれない…

幸せな毎日は 決して当たり前ではなく 有り難いという事を どうか 忘れないでほしい…