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酔っ払いはダサい??? ~8/21(土)・朝日新聞朝刊・別刷~

2004-08-30 11:48:31 | トリビア☆
☆最近の若いヤツは…酒を飲まないのだ


 新入社員を酒席に誘ったら断られた。こんな経験をする年長者が増えている。「最近の若いやつは、付き合いが悪い」。赤い顔で、おだをあげる向きも多いが、実は最近の若者、急速に酒を飲まなくなっているのだ。原因を探ると、笑えない現実に行き着いた。(川口恭)


 最近、酔いつぶれる若者がめっきり減った。大衆的な居酒屋チェーンを経営する「村さ来」本社の宮崎泰豪(「村さ来」事業部東京営業部長)の実感だ。
 数年前まではサークルなどの宴会が多く、「イッキ飲み」が当たり前だった。ここのところ宴会が減り、少人数のグループや合コンで騒がずに飲む姿が目立つという。

 飲み方が大人しくなっただけではない。酒を飲む若者自体も減っている。特に男性は、ほぼ一貫して右肩下がり。酒類メーカーがそれぞれ独自に行なっている調査でも、同様の結果が出ている。飲酒頻度の下がる傾向も見えるという。

 若者の酒離れだけが原因ではないが、国税庁の酒税統計によると、ここ数年、酒税課税額は減少の一途をたどっている。居酒屋やビアホールなどの市場規模も92年をピークに2割小さくなった。

 酒類メーカーも傍観していたわけではない。例えばキリンビールは、「シャウト」(94年)、「LA2.5」(97~98年)、「KB」(01年)と立て続けに若者を狙ったビールを発売した。だが、ことごとく撤退に追い込まれた。一方で、若者を意識したわけではない麦芽100%の本格ビール「ハートランド」(87年~)は生き残り、じわじわ人気を広げている。

 同社の調査では、酒を大人への背伸びアイテムと認識しつつ、必要不可欠とは思っていない、そんな若者の姿が浮かび上がってくる。
 「若者向けを前面に出すと、当の若者は初心者扱いされたようで気分が悪いのだと気付いた」と橋本誠一商品開発研究所長。大ヒットしたチューハイ「氷結」シリーズで、若者をある程度取り込めた事もあり、「結局、変に若者ウケを狙うより、しっかり商品を作るしかない」」と達観気味だ。


☆甘低でメーカー防戦


 酒のカテゴリーごとの盛衰を見ると、若者の酒離れの一側面が浮かび上がる。
 97年度と02年度を比べ、販売数量が落ちているのは「清酒」「ビール+発泡酒」。逆に「焼酎」「果実酒」「リキュール」は伸びている。おいしさを感じるまでに時間のかかる苦い酒は減り、ジュースの延長で飲める甘い酒が増えた。この傾向は特に20代で顕著だ。

 宝酒造の森辰吾ソフトアルコールグループ長が解説する。
 「男のタテ社会にいると『まあ飲んでみな』と勧められて経験を積み、ビールの苦味もうまく感じるようになる。でも今の多くの若い人達は、タテ社会に組み込まれるのを避けがち。女性が主導権を握るヨコ社会に心地良さを感じる。自然と口に優しい甘い酒の方に人気が集まる」

 この現状を踏まえ、各社は「総合酒類メーカー化」を旗印に、チューハイやカクテルなど、甘くアルコール度数低めの「甘低」の酒を次々と世に送り出し、女性の心を掴もうと腐心している。
 「甘低」を出していなかったサッポロビールも、この9月末に関西地区限定で缶入りスパークリングワインを発売すると発表した。宝酒造は、チューハイ「スキッシュ」シリーズのCMタレントを今年、女優の菊川怜さんから、オダギリジョーさんに変更した。女性への好感度の高さを意識した。
 更に、各社が共通で力をいれているのが、グラスに移さなくてもすぐ飲めるRTD(ready to drink)商品の開発だ。酒を必要不可欠とは思っていない相手なのだから、手に取りやすくする工夫が必要との考えだ。
 この夏には、サントリーとアサヒビールがほぼ同じコンセプトのパウチ容器入りフローズンカクテルを、1週間違いに新発売(関東地区限定)した。互いに「ウチだけじゃなかったの?」と悔しがる珍事だった。両社ともパウチ容器はロッテの飲むアイス「クーリッシュ」で使われた技術を転用した。

 アサヒビールの草田哲也・広報部プロデューサーは、「若者が酒を嫌いになったわけではない。切り口を変えれば若者に響くようになることもあるはず」と言う。


☆希望抱けぬ日本 体現


 そもそも、若者の酒離れはなぜ起きたのか?

 大きな影響を与えたと考えられるのが、長く続いた不景気だ。
 03年版国民生活白書によると、20代で「昨年より生活が向上した」と答えた人の割合が、90年にプラス6.5%、96年にプラス5.1%だったのに、02年にはマイナス6.8%と逆転してしまった。総務省の家計調査でも、00年度に1ヶ月20万4千円あった20代世帯の消費支出が、03年度には18万6千円まで減った。就職せずフリーターになる若者も増える一方だ。

 収入が減る一方、携帯電話やインターネット、ゲームなど、娯楽は多様に。酒への出費は減らざるを得ない。ただ、博報堂生活総合研究所の原田曜平研究員は、単純な金銭問題より、彼らの行動様式と価値観の変化を重くみる。
 酒の三つの効用を必要としなくなったというのだ。三つとは、①仲間との連帯感を深められる②自分を忘れてバカになれる③ストレスを発散してリフレッシュ出来る。
 ①は携帯電話やメールの普及で人間関係が広く浅くなったこと、②はネット仮想空間の発達で酒の力を借りなくてもバカになれるようになったことが理由という。
 ③は、根が深い。酒を飲んで日頃の溜飲を下げられるのは、経済が右肩上がりの年功序列社会で、今を耐えれば将来は良いことがあると思えたからだ。それがもはや通用しない。こうなれば会社などのタテ社会のストレスに耐える気もなくなる。逆に酒を飲んだところでストレスは解消されず、リフレッシュにもならない。

 サントリーRTD事業部の和田龍夫企画部長は原田説の③と同じような見解だが、酒離れの背景に、若者ならではの純粋さも感じている。
 「彼らがムチャ飲みして酔っ払いにならないのは、酔っ払いをダサいと思っているからです。陰で上司の悪口を言って憂さを晴らすような姿が、目前の障害に正面から向き合わず逃げているように映るのでしょう。彼らなりに逃げないようにしたら、結果的に酒離れになったんじゃないですか」


<参考情報>
 宝酒造が2月に20代・30代の独身男女を対象に行なった調査によると、飲酒を伴う外食によく行く相手は「学生時代からの知人」が73%、「恋人」が62%。
 一方、「同じ部署の同僚」は30%、「同じ部署の上司」は17%に過ぎなかった。

 「飲みニケーション」は消滅しつつある。

居酒屋「和民」

2004-08-28 14:09:06 | グルメ&スイーツ&ドリンク♪
 こちらも同じく高崎駅前にありました。。。

 アジア系の料理が多く、味付けがちょっと濃い目かも。。。

 また、周りが騒いでうるさかったので、静かな場所を好む方にも、あまりオススメ出来ません。。。

 住所などの詳細は「star spirits WEBSITE」、もしくは下記HPをご覧下さい♪


 ワタミふれあいHP
 http://www.watami.co.jp/

JR高崎駅周辺

2004-08-28 13:59:55 | 旅行関連(日帰り含む)
 新幹線の到着する駅だけあってか、駅構内は様々なお店が入っていましたが、夜になるとホームレスや汚ギャルなどがたむろしていて、1人で歩くのは危険。。。

 それに、札幌から比べると…30年前ぐらいの旭川駅というイメージがありました。。。

 宿泊したアパホテル高崎駅前は、温泉も付いていて、駅を出てすぐの場所なので便利♪

 また、高崎市はだるまの生産量が日本一なので、だるまにちなんだお土産の種類が豊富♪