①札幌市、条例化急ぐ構え
札幌市の上田文雄市長は16日、ススキノなど繁華街での客引きやスカウトなどを規制する市独自の条例制定について、罰則付きの条例を念頭に検討を進めていることを明らかにした。
上田市長は定例会見の質問に答え、「放置しておけない危機的状況にあり、何らかの規制をしなければならない時期」とし、罰則については「強制的な処分をしなれれば実効はあがらないと考えている」と、罰則付きの条例制定を急ぐ考えを示した。
この問題をめぐっては道警が10月に実施した街頭アンケートで、ススキノで地上や地下街に黒ずくめの格好で立ち、若い女性を性風俗店にスカウトする「カラス族」や、風俗店の看板を体の前後にぶら下げて街頭に立つ「人間看板」について、7割を超える人が「法令などで規制すべきだ」と答えた。
②不当勧誘の男 道内初の実刑(札幌地裁判決)
札幌・ススキノで、男性を性風俗店などに勧誘する客引き行為をしたとして、札幌中央署に道迷惑防止条例違反(不当な客引き行為)容疑で逮捕、起訴されていた市内の男(44)が、札幌地裁から懲役2ヶ月の実刑判決を言い渡されていたことが16日、分かった。道警によると、客引き行為で実刑判決が出たのは道内では初めて。
同署によると、男は10月25日、ススキノで客引きをしているところを同条例違反容疑で逮捕されていた。同署は16日までに、違法な客引き行為をしたとして今年に入って延べ114人を検挙(昨年は16人)している。
札幌市の上田文雄市長は16日、ススキノなど繁華街での客引きやスカウトなどを規制する市独自の条例制定について、罰則付きの条例を念頭に検討を進めていることを明らかにした。
上田市長は定例会見の質問に答え、「放置しておけない危機的状況にあり、何らかの規制をしなければならない時期」とし、罰則については「強制的な処分をしなれれば実効はあがらないと考えている」と、罰則付きの条例制定を急ぐ考えを示した。
この問題をめぐっては道警が10月に実施した街頭アンケートで、ススキノで地上や地下街に黒ずくめの格好で立ち、若い女性を性風俗店にスカウトする「カラス族」や、風俗店の看板を体の前後にぶら下げて街頭に立つ「人間看板」について、7割を超える人が「法令などで規制すべきだ」と答えた。
②不当勧誘の男 道内初の実刑(札幌地裁判決)
札幌・ススキノで、男性を性風俗店などに勧誘する客引き行為をしたとして、札幌中央署に道迷惑防止条例違反(不当な客引き行為)容疑で逮捕、起訴されていた市内の男(44)が、札幌地裁から懲役2ヶ月の実刑判決を言い渡されていたことが16日、分かった。道警によると、客引き行為で実刑判決が出たのは道内では初めて。
同署によると、男は10月25日、ススキノで客引きをしているところを同条例違反容疑で逮捕されていた。同署は16日までに、違法な客引き行為をしたとして今年に入って延べ114人を検挙(昨年は16人)している。