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モスクワ 聖ワシリー聖堂

2011-10-16 23:00:37 | 旅行
モスクワ 赤の広場
正面に聖ワシリー聖堂があり、右手にクレムリンの城壁がある。



「赤」は古いロシア語で「美しい」を意味する。広場が出来たのは15世紀末で、
以来数々の歴史の舞台となってきた。
テレビで見た盛大なパレードの様子など、ちょっとコワイ印象のあった場所。
12月初めの寒い時期だったので観光客はそれほど多くはなかったよう。
この年は暖冬でまだ雪がなかった。

聖ワシリー聖堂

イワン雷帝がモンゴルとの戦勝を記念して1560年に建てられた。
正式名称はポクロフスキー大聖堂。
赤の広場に色とりどりの玉ネギ型の屋根が並ぶ姿が印象的だ。
近くまで行くとより色彩の鮮やかさが際立って見え、
美しい、というよりは カワイイ?という印象。



聖堂の伝説の一つに、このような美しい建物を再び造ることができないよう、イワン雷帝は建築家の目をえぐり取って失明させたというものがある。
こわい・・・。

聖堂前に立つのは「英雄ミーニントポジャルスキー公爵の像」だそうです。

ワシリー聖堂の後ろ姿
正面入り口からぐるっとまわって行けます。
建物はそれほど巨大ではなく案外コンパクト。



ワシリー聖堂を背にして反対側の広場の入り口側。
左手にクレムリン、正面は国立歴史博物館。
右手にグム百貨店。




グム百貨店
モスクワ最大の百貨店だそう。