今年はコロナの影響で仕事は2月末からキャンセル続き。
3月中旬からは全く仕事はなくてヒマ(笑)
最初のうちは天城へ行ったりしていたけど
自粛警察が増えてきたので天城に行くこともできず...
仕方なく十数年振りにのみや牧場で大人しく
黄金週間を過ごそうとしていた4月末に
牧場主の同級生から連絡がありました。
(牧場主の実家のご近所さんです)
お義父さんが救急車で病院へ。
病院からの連絡で今月いっぱいかもしれないと...
病院からも役場からも来て欲しいと言われ
コロナで緊急事態宣言が出ている最中でしたが
覚悟を決めて北海道へ行くことにしました。
でも行くのは宣言が解除される予定の黄金週間が終わる頃。
病院では関東から行った私たちが入れるはずもなく
牧場主は玄関で検温、消毒をして玄関横で
看護師さんたちと何度も話をしていました。
ありがたいことにお義父さんはまだまだ頑張っています
何度も入退院を繰り返していたお義母さんが
1人でもこれから暮らせるように...と
少しだけ部屋の整理をしたりゴミ出しをして帰りました。
ところが5月末、また病院から電話がきました。
お義父さんの具合だと思ったら...お義母さんが入院したと。
庭仕事をしている時に転んで大腿骨の骨折をしたけど
本人は骨折したと思わず痛みを我慢して過ごし
一週間後の通院日に病院へ行き骨折がわかったそう。
もちろんすぐに入院し手術も決まりました。
これはもう私たちは行かなければいけません。
連絡を受けた翌日、空港から紋別の病院へ直接向かい
入院、手術のことを聞くことができました。
本来は時間外でしたがこういう時は地方で助かりますね。
翌日は手術、午前中から病院へ行き
主治医から詳しい話を聞くことができました。
手術は夕方だったので紋別市内で時間つぶし。
手術の間は待合室でひたすら待っていました。
これも地方だから許されたんだと思いますが
手術前と手術後にお義母さんの顔を見ることができました。
手術は無事に成功
看護師さんたちの話だと体力的に車椅子がやっとかな...と。
これは大変!と私たちは車椅子で室内を移動できるように
必死に部屋の整理、模様替え、ゴミ出しをしました。
この時、ゴミの分別が難しいことを再確認しました
次に北海道へ行ったのは6月末から約2週間強。
この時が一番長い滞在でしたね。
レンタカーを長期間借りるととても高額になるので
いよいよフェリーで移動することを決意しました。
どうせヒマなので時間はたっぷりありましたからね(笑)
この時一気に部屋の模様替えをしてスッキリさせ
車椅子でも手押し車でも生活しやすくしました。
そして「外泊許可」が出たのはラッキーでした
お義母さんが生活する時にどこの何が不便か
2泊3日の間にずっと観察して確認していました。
冷蔵庫を破棄、食器棚も破棄、テーブルと椅子を新しくし
使わない家電も全て破棄、いやぁ〜すごいゴミの量でした(笑)
さすがに滞在中の退院は叶わなかったので
退院が決まった7月末にもう一度行くことにしました。
もちろん退院後の様子を見るために長期滞在するため
またフェリーでのゆっくり旅になりました。
実家に到着した翌日の朝、すぐに退院。
お義母さんはリハビリをかなり頑張ったようで
手押し車でなく杖でも歩ける食らいに回復しました
それから保健師さんと相談を繰り返し
安否確認してくれるお弁当配達、掃除を頼むヘルパーさん
お風呂も入れてもらえるデイサービスなど
何かしらほぼ毎日安否確認してもらえるように手配。
全ての仕事を終えたので少し早めに実家を後にして
支笏湖、洞爺湖、札幌など夏休みを満喫しちゃいました。
こんなにゆっくり実家へ何度も帰るなんて
コロナの今だからこそ時間がたっぷりあってできたこと。
普段なら仕事は休めないから無理でしたね。
そう考えるとすごいタイミングだったのかなと...
もちろんお金無くてピンチですけど
でもきっとまだ行かなくちゃだろうなぁ
…ということでこれから北海道の写真をアップしますね~
byかあこ