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本と音楽とねこと

リベラル再起動のために

北田暁大・白井聡・五野井郁夫,2016,『リベラル再起動のために』毎日新聞出版('17.7.16)

 ニューレフトのバージョンアップをはかってきた三人の思想は、やはり刺激的だ。安倍政権の反知性主義は、夜郎自大な公権力の私物化により瓦解しつつあるが、民進党がその受け皿となるには、前原、原口、野田等反動分子を切り、日共、小沢、山本太郎、森ゆう子等と連立、連携するほかないだろう。「連合」とも袂を分かち、支持政党なしのリベラリストの支持をとりつける政党へと脱皮してほしいものだ。

目次
第1章 左派陣営の仕切り直し
民進党の役割
共産党をどう見るか
共産党の変化 ほか
第2章 国民生活のリアリティ
「日本死ね!!!」ブログの衝撃
三世代同居という幻想
ロスジェネ・サルベージ計画 ほか
第3章 国家と憲法をめぐって
危うい憲法理解
日本会議の萌芽
「道徳」教科化の影響 ほか

安倍自民への対抗軸を徹底的に問い直す!!政治、経済、憲法、国民生活―いま必要なのは、「底上げする左派」である。

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