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本と音楽とねこと

知的障がい者の犯罪と地域生活

3歳男児、歩道橋から落とされ重傷…大阪・八尾

 17年以上むかしのこの記事が、バズったというほどではないとしても、ふだんはないアクセスの数に驚く。

 何ごとかと思いきや、こんなニュースがでてたのか。

犯罪を繰り返した58歳の知的障害者が「ぼく、やっぱり戻りたい」と語る支援施設 近隣は反対、行政は圧力…それでも受け入れ続けた

 なんともやるせない話ではあるが、この障がい当事者が、現在は落ち着いて地域生活ができていることが、救いでもある。

 けっして許されない傷害事件を引き起こしたのだから、一生、隔離しておくべきだ、とは、自らが犯罪被害者となる可能性がほとんどない、非当事者の自分勝手な言い草でしかないだろう。

 殺人、傷害事件の加害者の比率は、「障がい者」枠よりも、「健常者」枠の方がはるかに高いことは、当然、ふまえておかなければならないとして、「障がい者」が加害者とならないよう、手厚いケアと再犯防止のプログラム、そしてそれらに必要なhuman effortをじゅうぶん確保できていること、問われなければならないのは、そこだろう。


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