UBCバスケットボールクラブ

UBCバスケットボールクラブ 金曜日、日曜日にバスケの練習をしています。

2010.07.04湯河原中学練習試合感想他

2010年07月06日 19時22分14秒 | 部活
2010.07.04
練習試合
宇佐美中学校体育館
8:30~15:30
8-2-8(1Q,3Q)
参加校
湯河原中男子
宇佐美中男子、女子
門野中女子

今回の練習試合は、男子女子共に、合同練習の形を変えたもので ”生きた練習”をさせるつもりで、お願いしました。よって、試合間は10分間と、長めにとり、その都度修正が出来るようにしました。
午前中、男子のみに関すると6試合、午後は形を1Qのみの8分試合を4試合、それぞれ行いました。
湯河原中は11日よりのリーグ予選に向けて、今回の練習試合では、DFの確認をコンセプトとして挑みました。
1試合目
DF目的:オールコートプレス。
OF目的:フリー
[感想]
朝一の試合なので、コンディション作りがうまくいかず、1Q目は動きに精彩を欠き、ピックが遅く”見てしまう”事がかなりありました。それが全てで、1Q目はただ付いているにとどまりました。従ってOFにもリズムが生まれず、やる事がほとんど出来なかったと思います。DFオールコートマンツーに於いて大切なことは、相手に余裕を与えない事で、見てしまう事で相手OFに、いくつもの選択を与えてしまい、結果、DFが”守る”事もおぼつかない状態が何度と無く見てとれました。ドリブルコースチェックも甘く、足の出が遅いこと、スタンス巾が狭くまた、方向づけも出来ていないために、後ろのDFに何もアピール出来ませんでした。これらを朝一の試合から、出来るようにしなければ、勝つことは難しいと思います。
2Q目からは、身体も暖まり、動きが良くなって来ましたが、相手のペースに合わせてのDFで、こちらが仕掛けていることを把握していない選手が何人もいて、戻りの遅さ、切り替えの遅さが目立ちました。

二試合目
DF目的:オールコート1:2:1:1
OF目的:パッシングゲーム(ノー・ドリブル)
[感想]
子供達は、このDFは以外と好きなのか、身体が動いているように見えましたが、これも1,2,3線の意識、特にフロートポジションの意識不足から何回か、まごつく場面が見られました。フロートは、私は別に”カット”が目的では無いと思っています。完全にカットを狙えるのであれば、それは良しとし、余りつっこみ癖がつきすぎると、無理なボールに飛び込んで、ノーマークを作ってしまい、貴重な得点を相手に与えてしまう結果に結びつくと思います。私のDFの意志、目的は、”相手に24秒使わせろ!”です。
ボールを無理にカットせず、ボールが相手OFがキャッチと同時にゴールサイドに張り付き前を向かせない事、強いプレッシャーを与えることで時間を稼ぎ、DFの戻りを待つことが大切ではと思います。このことを、後何日かで学ぶのは難しいかも知れませんが。頑張って貰いたいですね。
OFに於いては、ノー・ドリブルの制約の中、スムーズなボール回しとまでは生きませんでしたね。ボールを長く持ってしまう”癖”がしみこんでいるために、パスの相手を、パスを貰ってから探す事が多く、これも視野の狭さからか、集中の違いからか、どちらにしても、一点集中しすぎる傾向がありました。ボールマン以外でも、視野を広く持ち、仲間の動きに注意を払い、予測することが必要で、この予測をすることが、難しいみたいで3年生には遅いかも知れませんが、2年生には、今後の課題の一つとして”予測”を加えたいと思います。

三試合目
DF目的:クウォーターからの2-2-1
OF目的:コーナーを使う
[感想]
このDFも、二試合目同様の注意事項が当てはまる事はもちろんですが、2線目の意識も問題になるのかと思いました。どこで挟むのか、どこがフロートになるのか、弱点に飛び込まれた時に、どのプレーヤーが入るのか、未だ余り理解が足らないせいか、実践での使い分けは少し難しい物があるのかとも思いました。また、1線目のプレーヤーが、カットに行ってしまったり、また、方向付けが甘く入り、後ろのDFに何をして貰いたいのか解らなかったり、2線目がラインを崩し下がってしまったり。と、これも、今後の2年生チームに期待を寄せていく方向かと思いました。しかし、この一月半で良くここまで理解してくれたかと感謝します。
OFに関しては、コーナーを使う事はまるで出来ません。攻められなければ打つの、繰り返しで、ある程度の攻撃のパターンを構築していかなければ、湯中としてもこれから、この中体連だけでなく、その後の試合にもかなり影響が出てくると思います。

この試合の2Q目から、ゾーン2:1:2を行いましたが、どうしても追い込み過ぎになり、スポットが空いてしまい、そこを疲れるケースがかなり目立ちました。これも、この形にこだわらず、1:3:1であたり、2:3であったり、または、3:2であったりと、いろいろな形を経験させて、何が湯中のバスケに合っているのかを、これから探して行きたいと思います。今回の中体連では、なかなか使いづらい物ですね。

後は、午後までを、これらの繰り返し、修正を重ねたり、2年生チームを出したりと、これもいろいろと試させて貰いました。Aチームの誰が欠けても、次のプレーヤに同じ事を、同じプレーをして貰えるように伝えました。中学生では難しい事かも知れませんが、スタメンではなくとも、6人目以降の選手が大切で、そこにどれだけ駒、人材が揃うかで勝敗が決まるケースもかなりあると思います。
この記事を見ている子供達も、その気持ちで頑張ってもらえれば、とても嬉しいです。

最後には、一年生も、試合が出来ましたが。これは、別物で、動ける事が嬉しいようでした。一年生に希望することは、ただ一つ、”声を張って応援よろしく”です。
声を出すこと、大きな声で応援すること、これは、集中、気持ちが入らなくては無理な事です。声をからすくらい応援をする、声が出なくなる位応援する。御願いします。

全体を通して、良い練習試合が出来たかと思います。
今週は、体調管理、体力回復、怪我の回復など、様々なメンテナンスを行い、5:5は、出来るだけ行わない様にし、気持ちの飢えを次週の予選リーグにぶつけて貰いたいと思い、軽めのメニューで、今週は、”確認”の週にしたいと思います。

当日の宇佐美中の顧問を始め関係者の皆様、また、門野中の関係者の皆様、ありがとうございました。これからもよろし御願い致します。

以下は、OFFショットです。



















最新の画像もっと見る

コメントを投稿