私の初めて繁殖した犬で展覧会で活躍した
”アキ”飛礫（つぶて）・飆飛門脇が死んでしまいました。
２月２８日の日曜日の朝、１２歳と６ヶ月の短い命でした。
”飛湍・栗手稲草野”（呼び名：ユキ）と
あの名犬”力藤・サッポロ小林”の最後の直仔で
母犬の”ユキ”は１３歳でもすごく元気です。ボス犬の”リク”も１４歳です。
”アキ”は４年前に骨肉腫と診断されても１年、２年と何事も無く元気なので、
「獣医さんの診断ミスかなぁ？」と思っていました。
ところが１月に運動から帰ってくると咳をするようになり、どんどん痩せてきて
寒さがひどいのでかわいそうと家の中に居れました。
体温の低下は”癌”の成長を促すそうです。
リビングと和室と台所が”彼女”の犬舎になり
お気に入りは私の背もたれのソファーの上でした。
２月になると自転車での運動ができなくなり咳がひどくなりましたが
食欲は旺盛でした。獣医さんによると食欲がなくなるとキツイかも・・・。と
先週から糞尿のために室外に行くのが手間取るようになり、
”彼女”を抱えていってました。
２７日の夜、”彼女”を抱えると一瞬、息が止まり苦しそうに
声を漏らしましたが慌てて下ろして無事でした。
２８日の朝は洗面所で寝ていました。
私たちが食後のコーヒーを飲んでいるとソワソワと歩き出し、
ソファーの前でしばらく立ち止まり、
勢い良く飛び乗ると”パタッ”と、手足を伸ばして倒れました。
そして、呼吸が止まり、何度か苦しそうに呼吸をしようとして、でも吸い込めなくて・・・。
心臓が動いているのに・・・。まだ、あったかいのに・・・。心臓が弱くなって・・・。
ごめん。４年前に抗がん剤を処方してもらえば良かったのかな？
朝、ゴハン食べたのにね。薬を無理やり飲ましたし・・・。
展覧会のための歩き方とか、立ち方、歯牙検査のしつけとか、
嫌がってたね。ごめんね。
子犬の時の”アキ”
仔犬の時。左が”アキ”で兄弟犬と
”アキ”と息子の”ガク”
”アキ”の展覧会牝組全犬優勝と
一人息子の”飛鳥・飆飛門脇（ガク）”の獣猟競技牡組全犬優勝
前が妻と”ガク”後ろが”アキ”と私
親子で全犬優勝はナカナカ無いよね。ありがとう。
