LOVOT「家族型ロボット らぼっと」
ロボットですが人工知能を持ち人の心に有益に働きかける作用をもたらすそうです。
姿を見ると ”一緒にいると癒される” ことがよくわかります。
癒しを実現するために小さな体に高度な技術が詰め込まれているそうです。
目に見えない、形のない 人の心に働きかけるもの。
最近は エモテック(エモーション+テクノロジー)というそうです。
建築を考えるとき、特に高齢者や子供のための建物を考えるとき
いつも建築に何ができるのか考えます。
訪れる人、住む人、働く人、管理する人、所有する人・・いつもすごす建物が
心にやさしく働きかけるために何をすべきか。
LOVOTは2020グッドデザイン賞を受けています。
同じ賞に「みいちゃんのお菓子工房」が輝いています。
ハンディキャップを持つ12歳の女の子が開くお菓子工房ですが、
工房が建てられる経緯が素晴らしいです。
私の表現が平凡ですが、みいちゃんのお話は心が動きます。
生きることにも苦労するこのご時世ですが、建築で何ができるのか
をを考えることは無駄ではないと改めて思います。
人のためのデザインを考えていたいと思います。