中国の「歳寒三友」で松や竹とともに並び呼ばれていたウメ。
ウメという呼び方は万葉の時代に中国から薬として伝わった時の呼び名である「烏梅(ウメイ)」が語源。
今では花見と言えば桜(染井吉野)が主流だが昔の花見は梅が対象だった。
(ただ、梅が咲く季節があまりにも寒かったため対象が桜に変わっていったと言われる。)
ウメは桜や林檎などと同じバラ科の花で基本的には花びらが五枚。
桜との大きな違いは枝から直接花が咲くこと。
(桜は枝と花をつなぐ細長い花柄がある)
梅の花の良いところは天気が良い陽だけでなく曇り空や日陰にあっても風情が感じられる事。
また、苔が枝に付きゴツゴツと曲がりくねった様子の「疎痩横斜(そそうおうしゃ)」が似合う。
桜なら晴れた日の光りの方が映えるが梅はあらゆるシーンで写真映えする。
アップで撮るときは「開花・開きかけ・蕾」を一緒に撮れると味わいが出ていい。
また品種によっては一つの花の中に紅白を彩ったものがある。
花言葉は、
「忠実」
「気品」
「高潔」
「澄んだ心」
「忠義」
「潔白」
「独立」
「忍耐」
「上品」
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに1月3日の他の誕生花にはスイセン・クロッカス・マツ・フクジュソウ・サフラン・スプレーカーネーションがある。
関連記事
ウィキペディア 誕生花
ウィキペディア 歳寒三友
Hatena Keyword 疎痩横斜
ご覧頂きありがとうございます。
そして、本日お誕生日の方へ、おめでとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます