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写真で綴る花鳥風月:Kachofugetsu spelled out in photographs

ソフトフィルター、流星写真には向かないと言われているが?

2019-12-13 | カメラ・機材

先日の光害カットフィルターに関連した投稿。

星野・星景写真に使うフィルターと言えばソフトフィルター。

明るい星の光を滲ませて目立たせ。

暗めの星の光を目立ちにくくさせる効果がある。

周囲が暗くて夜空がすっきり見える場所では星が見えすぎて星座が分からなくなる時がある。

星座を構成する星の多くは一等星より明るい、もしくは二等星ぐらいまで。

そこでソフトフィルターで光を滲ませることで星座を際立たせることができる。

ただ、流星の様な一瞬の輝きは光がソフトフィルターによって散ってしまいがち。

そのため流星写真にはソフトフィルターは向いていないと言われるわけだ。

そんなわけで、今回の作例では光害カットフィルターだけとプラスソフトフィルターで比較してみる。

[作例]

共通の撮影条件

カメラ:PENTAX K-1

ホワイトバランス:オート・マニュアルフォーカス・ドライブモード:M(マニュアル)

レンズ:PENTAX 12-24mm F4:焦点距離18mm

(正式名称:smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF])

フィルター:ケンコー・トキナーの光害カットフィルター「スターリーナイト」使用

三脚・リモートレリーズ使用

写真は中央部トリミング

RAW撮影しSILKYPIX DS9proで増感のみ処理

↓↓↓ ソフトフィルター無・F5.6・8sec・ISO1600・+0.6EV増感

↓↓↓ ソフトフィルター無・F5.6・8sec・ISO1600・+0.6EV増感

結果は、

「その差は町中では今一つ」

もしかするとソフトフィルターはあってもなくてもそれほど変わらないかも・・・?

12/13(金)の今夜もし晴れ間があればカメラ二台体制で片方はソフトフィルター有り、もう片方は無しで試してみようと思う。

ただ今のところ関東南部の深夜は曇りの予報だが・・・。

[余談]

ソフトフィルター無しでも似た効果の写真が撮れるときがある。

それは薄く雲がかかった時。

あえてソフトフィルターを用意しなくても自然任せ、成り行きで良い感じの写真が撮れることがある。

「策士、策に溺れる」にならぬことを祈りつつ星にも祈って今夜を待つことにする。

【最後まで御覧頂きありがとうございます。】



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