![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d8/32fc4a2cfd90d361fd9f7e4e6538b5a3.jpg)
版画をやりたいのか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8e/e53c0c0a7ce44038ea59284f40c0a6fc.jpg?1597160249)
わー、影入っちゃった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/14/bf12d8239ca8d9dfc8cbd2e5434561eb.jpg?1597160077)
版画でなくてもいいのか
ちょっと方向性を考えたくて
1年ぶりくらいに作品の整理をしてみました
ほとんどの版画の作品は
A4サイズの入る茶封筒に
エディション順に入れてあるのですが
ちょっとしたところから
試摺りとか
イメージスケッチとかが出てくる
しばらくみていないと
客観的に見れる気がする
感想は
「結構頑張ってたな、私」
ああ、この頃は半の重ねにハマっていたな、とか
形の面白さだけを色に任せて刷っていたな、とか
ペンでどこまで線が引けるか墨の具合に命をかけていたな、とか
楽しんでいるのがよくわかる
うまいとか下手とか以前の大切な気持ちがいっぱい入ってる
結婚式の時の席次表もプレス機を使って仕上げました
それがこれ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8e/e53c0c0a7ce44038ea59284f40c0a6fc.jpg?1597160249)
わー、影入っちゃった
中側がこんな感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/14/bf12d8239ca8d9dfc8cbd2e5434561eb.jpg?1597160077)
こういう、形だけを版で刷るのを「空摺(からずり)」というのだそうです。
当時はそんなの知りませんけど
「エンボス加工」っていっていましたよね。
版画業界でなく印刷業界ですと多分エンボス加工の言い方が優勢
空摺のやり方はいろいろあるようですけれど
木版ではもう江戸時代にも使われていた技法のようです
掘ったところに紙を当てて
硬いバレンや木などでグリグリして
形を写しとったようです
私のこのポットと茶筅は
厚紙で形を切り抜いて
それをもう一枚の大きな厚紙に貼り
エッチングプレス機で刷ったものです
厚紙エンボスの良いところは
強すぎてもあてた紙が破れないこと
紙を濡らさなくても
カラーのケント紙が破れずに
よく形が出ました
写真のものはもう16年ぐらい昔のものなんですけどね
少し形が緩んだ気もするけど
それでも凸凹しているのって楽しい
また作ろうかな・・・
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