しゃべるピーシー

スクリーンリーダーなどのアクセシビリティ情報について。最近はPCに限らずMacの話題も書いてます。

ウィキペディアの読み方

2004年08月13日 02時12分44秒 | サイト紹介
久しぶりの投稿になる。
最近ウィキペディアをホームページリーダーで読んでみたら、意外と使いやすかったので、その方法を書いておこうと思う。

その前に、簡単な説明:

ウィキペディアは、wikiを使った参加型百科事典プロジェクト。このwikiとは、ブラウザからの操作だけでページを書きかえられるシステムで、共同作業でページを作るのに適している。そのwikiを使って百科事典を創り上げていこうというのがこのプロジェクト。まず英語版のwikipediaができて、その後日本語版を含めた各国語版のwikipediaのプロジェクトが登場した。

一般の権威が作る百科事典とは違って、誰でも参加できる百科事典だから内容がおかしいところもあるかもしれないが、それなりの物知りの方々が書いてくれているので、読み物として十分使える。あまりにも変なときは編集して、記事を育てるのに参加してもいい。

詳しくは、ウィキペディアについてをしっかり読みましょう。とにかく、中立的な記事を書きましょうということ。特に編集に参加する人は必ず読み込んでからにしてください。

そういうわけで、ウィキペディアをホームページリーダで利用するときの簡単な手順:

http://ja.wikipedia.org/を開く。

・データ入力読みモード(Alt+O)に切り替えて、右矢印を数回叩いて、「テキスト」に移動し、エンターを叩く。

・ダイアログが開くので、そこに検索したい言葉を入れて、エンターを叩いて、ダイアログを閉じる。

・右矢印キーを叩いて、「表示」実行ボタンに移動して、エンターを押すと、該当する頁が開く。このときページがなければ、該当するページがない旨のメッセージが表示される。

・あとは、好きなように読ませればいい。リンク声で、「本文」「ノート」・・・と読み出したら、その前で記事の部分は終了したということ。

文章中には、いろいろな単語にリンクが張られていて、そこを開くとその言葉のウィキペディアの記事が表示される仕組みになっている。

ページの構成がいい。最初に読まれるのが、その言葉についての記事の部分なので、すぐに利用できる。辞書サイトのうんざりするお決まりの長々とした、スキップも用意していない、ナビゲーション部分とは、全然違う。