coLinux日記

coLinuxはフリーソフトを種として、よろずのシステムとぞなれりける。

設定4 ( 緊急用ファイルシステムとキーボード )

2006-12-07 23:03:09 | インストールと設定
ブート中に swap のところで止まってしまう現象が起こりました。とりあえず、Ctrl-C でそのまま立ち上がるようです。この現象が多発するなら、何か対策が必要です。

今まで順調だったので急に不安になりました。

もし colinux 利用中に何かトラブルがあり、Fedra5-2gb.ext3 が破壊された場合、fsck で直さなければならないことも、今後十分考えられます。そのためには、壊れていない Fedora5-2gb.ext3 の複製をあらかじめ作っておいて、そちらでブートしてから、修復しようと思い、現在の Fedora5-2gb.ext3 の複製 BackupFedora5-2gb.ext3 を作り、保存しておく事にしました。

まず、Windows 上で、fedora5.bat の複製 fedora5backup.bat を作成し、

cobd3=BackupFedora5-2gb.ext3

を追加指定してブートします。試しに fsck してみましょう。
# fsck /dev/cobd3
fsck 1.38 (30-Jun-2005)
e2fsck 1.38 (30-Jun-2005)
/dev/cobd3 has been mounted xx times without being checked, check forced.
Pass 1: Checking inodes, blocks, and sizes
Pass 2: Checking directory structure
Pass 3: Checking directory connectivity
Pass 4: Checking reference counts
Pass 5: Checking group summary information
/dev/cobd3: xxxxx/xxxxx files (2.0% non-contiguous), 174412/524288 blocks
#

早速、マウントしてみます。
# mount /dev/cobd3 /mnt
# ls /mnt
bin  etc   lib        media  mnt  opt   root  selinux sys  usr
dev  home  lost+found misc   net  proc  sbin  srv     tmp  var
# sync
# umount /mnt
#

うまくいきました。シャットダウンして、今度は Fedora5-2gb.ext3 が壊れたときに備えて、fedora5backup.bat をもう一度修正します。

cobd0 と cobd3 の部分を、

cobd0=BackupFedora5-2gb.ext3



cobd3=Fedora5-2gb.ext3

のように修正します。もう一度ブートして、同じような作業で、Fedora5-2gb.ext3 が fsck できることを確認して、シャットダウンします。

最後に、BackupFedora5-2gb.ext3 を、最初に使った 7-zip で圧縮してしまっておきます。BackupFedora5-2gb.ext3 を右クリックすして、メニューから、[7-Zip] → [圧縮] を選び、「ファイルの圧縮」ウィンドウで標準のまま圧縮します。圧縮前のファイルは削除し、作成された BackupFedora5-2gb.7z は、何かあったときのために保存しておきます。

これで何かあったら、

・ BackupFedora5-2gb.7z を解凍する。
・ fedora5backup.bat を使ってブートする。
・ /dev/cobd3 に対して修復を行う。

の手順で作業できます。

ところで、最初にキーボードの設定をしましたが、その後 /etc/rc.d/rc.sysinit を見てみたら、/etc/sysconfig/keyboard に設定があることが分かりました。

#cat /etc/sysconfig/keyboard
KEYBOARDTYPE="pc"
KEYTABLE="us"
#

となっているところを、

KYEBOARDTYPE="pc" ( 変更無し )
KEYTABLE="jp106"

として、最初に変更した /etc/rc.d/rc.local の該当部分をコメントにして、リブートしたところ反映されませんでした。先ほどの /etc/rc.d/rc.sysinit の該当部分をよくよく見ると次のようになっていました。

$LOADKEYS $KEYMAP < /dev/tty0 > /dev/tty0 2>/dev/null && \

ところが、/dev/tty0 は存在しません。現在の tty も、

#tty
/dev/tty1
#

となっています。そこで、 /etc/rc.d/rc.sysinit の問題の行を修正します。

$LOADKEYS $KEYMAP < /dev/tty1 > /dev/tty1 2>/dev/null && \

これでブートしなおしたら、ようやく反映されました。

この日記は、すべて colinux で作業するつもりなので、ブートできなかったらお手上げになってしまうため、どうなっても復元できるように、今後もいろいろ手を入れていきたいと思います。
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