ファイルシステムサイズ拡張コマンド resize2fs というのがあるようです。
resize2fs device size
で拡張できるらしいので試してみました。うまくいけば便利です。
C:\> fsutil file createnew C:\colinux\t001.ext3 1048576
でファイルを作って、Fedora5.bat に cobd3=t001.ext3 を追加して、ブートします。小さすぎて、journal は拒否されて、ext2 になってしまいました。
# mkfs -t ext3 /dec/cobd3
...........................
Filesystem too small for a journal
...........................
# mount /dev/cobd3 /mnt
# df -T /mnt
Filesystem Type 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/cobd3 ext2 1003 17 935 2% /mnt
#
さて、ここに適当にファイルやディレクトリなどを作ります。
そして、いったんアンマウントします。
# sync
# umount /mnt
# fsck /dev/cobd3
fsck 1.38 (30-Jun-2005)
e2fsck 1.38 (30-Jun-2005)
/dev/cobd3: clean, 15/128 files, 528/1024 blocks
#
ここで、resize2fs device size を使ってみます。
# resize2fs /dev/cobd3 10M
resize2fs 1.38 (30-Jun-2005)
The containing partition (or device) is only 1024 (1k) blocks.
You requested a new size of 10240 blocks.
#
やはり、Windows のファイルのサイズを変えてまで行うことはしないようです。普通はできないと思うのですが、coLinux ならできるかもと思ったので残念です。
となると、ファイルシステムの拡張は、あらかじめ更に大きなサイズのファイルをWindowsで用意して、dump と restore コマンドでコピーすればよさそうです。機会があれば試してみます。それにしても dump,restore が最初から入っているのはうれしいです。FedoraCore5 Root FS image を作った方は、そういうことをしたい人も想定しているようです。
例えば、こんな感じでしょうか。
dump -0u -f - / | restore -rf -