しがない公務員の大阪通信

大阪在住、在職の公務員が大阪の過去、今、そして未来を考えます。

市民が監視員・・・公益通報制度

2011-05-27 | 今日の大阪
大阪市では、
さまざまな形で市民が職員を監視することができます。
 
もちろん一般的な「市民の声」として意見することもできますが、
この制度には強制的な調査権を持っていません。
 
つまり、
回答内容が不十分な場合もあります。
 
そこで、
明らかに不正や違法なことをしている職員等を取り締まるために、
「公益通報制度」があります。
 
この制度は、
本市職員等の職務の執行に関する事実であって違法又は不適正なものについて、
広く通報を受け付け、事実調査を行い、
是正を図るとともに、
通報者の保護を図る制度で、
大阪市職員や大阪市民のみならず、
どなたでも通報することができます。
 
対象者は、
本市職員又は委託先事業者の役職員(本市からの委託事務についてのみ)に関する事実で、
明らかに違法又は不適切なものであれば何でも結構です。
 
この公益通報制度で処分が下ったものには、
ペットを処分したときの環境局職員への心付けや、
区の関係団体の旅行への職員の随行などがありました。
 
先日コメントいただきました「なおこ」さんのお話のように、
不正に「子の看護休暇」を使っている職員がいらっしゃったら、
遠慮なく通報してください。
 
大阪府にも同様の制度があります。
 
ただ、
こちらの場合、
職員への通報というより、
大阪府へ取締りを求めるもののようです。
 
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