エニアグラムについて考えるブログ

ここはひとつエニアグラムについて考えようということで、Facebookとの同期を前提に作成したブログ。

センターによる分類

2012年06月19日 09時50分25秒 | エニアグラム分類
エニアグラムにおいて、恐らく最も基礎的で
そして最も言葉で表すのが難しいのがこの
「センターによる分類」です。



↑これですね。

・ガッツセンター タイプ8,9,1(図の赤)
・ハートセンター タイプ2,3,4(図の青)
・ヘッドセンター タイプ5,6,7(図の緑)

ではまず、「エニアグラムで幸せ子育て 自分と子どもがよくわかる本」から
センターについての説明を引用します。

ガッツセンター
存在感があります。問題が何で、自分がどうしたいのか、本能的に分かっています。
ストレスを受けると腹を立てやすい人たちです。飾らない素のままの自分を表します。
他人に頼ったり、踏み込まれたりせず、自立していきたいと思っています。
他のセンターの同じような体格の人と比べると、重心が低く、落ち着いた印象を与えます。
タイプ8とタイプ1ははっきりと大きな、タイプ9はやや小さくて静かな、飾らない地声で話す傾向があります。

ハートセンター
感情豊かです。物事をストーリーとしてとらえ、過去に原因や理由を求めます。
ストレスを感じると、よくないことが起きるのは、
自分の存在意義が小さいから(「私がこんなだから」)だと感じがちです。
自分についてはっきりとしたイメージをもっていて、人にイメージ通りの自分に近づこうとします。
人からの関心に値するような、存在意義のある人間になりたいと思っています。
他のセンターの同じような体格の人と比べると、柔らかく、しっとりした印象を与えます。
心のこもったトーンで話し、声の調子から気持ちを察することが比較的容易です。

ヘッドセンター
頭にエネルギーが集中しています。
これから起こることに意識を向け、何が起こるかに期待したり、リスクを計算したりしています。 
ストレスを感じると、不安に駆られがちな人たちです。
比較的、神経が興奮しやすく、常に頭の中を考えが占めています。
ほかのセンターの同じような体格の人と比べると、重心が高くて身軽そうな印象を与えます。
素早くきびきびとしていて、頭の回転に合わせて喋ったり、動いたりしているのが感じられ、
「頭に住んでいる」ように見えます。


この部分に掲載されている、各タイプのイラストが
非常に見事にタイプの特徴を反映しているので、
ぜひとも本を手にとって、読んでみてください。

さてさて。

センターとは、その人たちが持つ「エネルギー」とか「雰囲気」の話です。
慣れてくるとそこそこ区別がつくようにもなってくるのですが、
最初のうちは「そんなこと言われても、わからん」と思う種類のものです。
言葉で表現するのは非常に難しいですが、がんばって言葉にしてみましょう。
たとえがちょっとおかしい自覚はあります。でもがんばります。


・ガッツセンター
シベリアンハスキーの子犬とか、脂の乗ったサバのような、「身が詰まった感じ」。
華奢な体型でも、なんとなく「ずっしり」「水に沈むんじゃないか?」というような感じ。
年齢・性別・身長・体重のスペックから想定される「平均的な腕力」を上回りそうな感じ。
犬で言ったら秋田犬、シーズー。猫で言ったらロシアンブルーとかメインクーン。
楽器で言うならバスドラム、コントラバス、チューバ。和太鼓とかもそう。低音でズンズンくる感じ。

・ハートセンター
高級なロールケーキとか、シルクのブラウスのような「しっとりしていて、柔らかい感じ」。
マッチョな男性でも、なんとなく「しなやか」「なめらか」な感じ。
ガリガリに痩せていても、皮膚の下に「なんかみずみずしくて弾力に富んだ層」があるような感じ。
犬で言ったらキャバリア、ゴールデンレトリバー。猫で言ったらソマリとかラグドール。
楽器で言うならフルート、バイオリン、あるいはサックスとかチェロ。ハープ。繊細で情感あふれる感じ。

・ヘッドセンター
海辺のヤシの木とか、食事中のシロサギのような「ひょろっとして、軽やかな感じ」。
太っていたり、筋肉質な人でも、なんとなく「軽やか」「素早い」「小回りがきく」感じ。
体内時計がハイテンポで、きびきび(あるいは、あわあわ)しながら動き回る感じ。
犬で言ったらボーダーコリー、ミニチュアピンシャー。猫で言ったらアメリカンショートヘアーやアビシニアン。
楽器で言うなら、トランペット、マリンバ。ラテン系のパーカッション。元気よくテクニカルな感じ。

伝わったかしら。伝わってないかしら。

「それは本質的な説明じゃない!」というお叱りを受けそうですが、
こういう説明自体がそもそも邪道であることを理解したうえで、
でもしいて言いたいのです。とっても伝わりにくいんだもの。

エニアグラムは結局、生身の人間を前にしないと学べません。
逆に、生身の人間を前にすれば、能書きなんかなくてもスッとわかることが多いです。
そういう意味でもぜひ、ワークショップに足を運んでください。
私が一枚噛んでいるのは、ここのワークショップです。
いろんなとこで、いろんな人たちがやってます。C+Fさんのも、とてもよいです。
ぜひ、ご自身で、良質なものを探してご参加ください。

じゃあ、今夜はここらへんで。
おやすみなさい。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-10-08 15:30:13
こういうラフで分かりやすい説明すきです
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