ほんの気持ちのエーゴです。@ goo

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幸せであるために3ー4つのC

2019-12-14 22:19:00 | ちょっと問題ですよ!

さて、そろそろブレイン・ハッキング終わらせないと、ですね。
前回までの話は、こちらをご覧くださいね。

その前回の話は、ドーパミンが神経毒生で、幸せを感じるために役立ってくれるセロトニンを弱めてしまうものだってとこまでいきました。そして、そこにサボキソン(麻薬中毒治療合剤)やコルチゾル(糖質コルチコイド)が加わると、中毒と鬱というパーフェクトな組み合わせが出来上がるということでした。

ここからはあまり要点を細かくしていると全く終わらないので、かいつまんで説明します。英文読みながらなので、日本語ヘンでしたらご容赦ください。

ここで話題は、ドーパミンを刺激するものの中で一番手頃な物質、砂糖に飛びます。

砂糖はかつてすごく高いものだったらしいです。ゴールドよりも高くて王族しか口にできなかったのだとか。それが産業革命によってショ糖を結晶化することができるようになって砂糖自体が安くなったのだそうです。そして、砂糖が私たちの口に入るもの(食品)のほとんどに入り始めたんですね。今やスーパーに並ぶ加工食品はどれも快楽を覚えるために砂糖が入っているんだとか。そう、やめられない、止まらない、病みつき addictive になる!んです。

タバコを辞める、酒を辞める、そして甘いものに走る。ただただドーパミン出すためにスイッチしているだけ。

ここで、砂糖は食品でなくて添加物だとしています。だからアメリカのFDA(食品医薬品局)はラベル表示が必要なんだそうです。~これ、全部アメリカの話ですからね。日本も当てはまると思いますが。

ところが、アメリカでは2016年から法律の改正で、砂糖の表示はしなくて良くなったんだそうです。今ではどうなんでしょうね?なんでもトランプ政権はこの食品成分表表示に関してゆるくする方向だったんだとか。この辺りは調べないとわかりません。

追記:実は日本の化粧品なども成分を全て書かなくても良いのだそうです。厚労省に届けている時点で安全だからとのこと。最近ある化粧品会社の製品の成分を確かめようとしてわかったんです!怪我の功名

このあとはちょっと合衆国の政治に絡んだ話なんですが、要するに企業というのは資本金を集めるのに制限を設けられていないし、広告は自由に打てるし、キャンペーンの資金も自由、そして言いたいことを言える、そんな歴史を作ってきたのだそう。その企業側のプロパガンダが消費者の頭、大脳辺縁系(limbic system)にすりこまれてきたのです。

これは市民革命の際に出現した企業が政府を動かし、そして文化を作るというところに端を発しているとマーコラ博士はいいます。これは、政治哲学者のSheldon Wolinが書いた "Democracy Incorporated: Managed Democracy and the Specter of Inverted Totalitarianism"にも著されているのだそうです。

これはある意味ファシズムですが、企業がどうしろと言っていないという観点ではファシズムではない。私たちが自分自身の健康と安全の責任において勝手に中毒になっているのですからね。

さて、話は砂糖に戻って、砂糖というとおおよそはフルクトース(果糖)を取っていることになるそうです。

ビデオでだいたいこの辺り20分を過ぎたあたりですが、おもしろいエーゴを使ってますよ。
We now have the smoking gun.
このスモーキングガンって煙が出る鉄砲じゃなくて、決定的証拠って意味なんです。

どんな証拠かというと、砂糖摂取が体内での合成(de novo lipogenesis)によって肝臓に脂質が蓄えられ、それがインスリン抵抗性、高インスリン血症を起こし、遂には2型糖尿病、高血圧、脂質異常、心臓病、癌、そして認知症の原因になっていくのだと。メタボの子供(子供でもいるんですね)に10日間、砂糖を澱粉に代え、フルクトースをグルコースに代えた食生活を送らせると、メタボの症状がなくなっていくのだそうです。これが、この先生の言うsmoking gun。

澱粉は何かというと、例えばベーグルだそうです。砂糖をとるより良いってことですね。脂肪肝による病気をなくしていくだけで103ビリオンダラー節約できると言っています。103,000,000,000だから、1030億ドルですね。日本円で10億3千万!?

どういうことかと言うと、それだけ医療にかけなくて済むわけです。オバマケアだろうがトランプケアだろうが、政府が話しているのは保険に入りましょう~ってことで、健康保険の話をしているだけで、国民の健康を良くしようとしているわけではないんだ!と良いポイントですね。

まあ、これがいわゆる企業による影響。悪の循環=vicious cycleです。

ここからが大切。Dr. Lustigは2011年に前オバマ大統領夫人の"Let's Move"という子供の肥満を減らすキャンペーンのスポークスマンで夫人のお抱えシェフでもあったサム・カスという人と会議で一緒になったらしいのですが、その時ニューヨークタイムズ誌が取り上げた『砂糖は毒か?』という記事に大統領も含め全員が同意したというのです。でも、それに対しては何もアクションを起こさない。同意してもあえて発言しない。既に敵はたくさんできていますからね。「認めたりはしないけれど、君がんばってね」ってことだったらしいです。

アメリカは自由の国。こんなふうにダメなものはダメって言える国なんですね~。

ここで、テレビの話になりますが、テレビが出てきた時、それは素晴らしい情報源でした。それが、素晴らしい娯楽になり、そして、質が落ちた。・・・アメリカだけじゃないようで・・・

アメリカのメディアの85%は5~6の大企業が牛耳っているらしいですよ。フェイクニュースの元になっているのがこれら。これに庶民が気がつかない限りトラブルは消えないんですね。
Dr. Lustig の"The Hacking of the American Mind"には、科学も生化学もどれだけ政策に影響を与えてきたかを書き記しているそうです。

ここらへんでビデオ半分!

ちょいと飛ばしまして、

幸福について。

アメリカ人の話ですが、日本も似ているのではないでしょうか。
As our happiness has gone south, と言ってますが、この go southというのは、かつては良かったものが悪くなることを意味するんですね。北極星があるところから南に行くとやっぱり悪くなっちゃうのかな~?(笑)幸福感がなくなれば、病気になる。中毒、麻薬、鬱。

アメリカではマリファナが合法ですよね。コレステロール値を下げる薬物としてスタチンというのがあるそうですが、それについで良く使われているのが、「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」(SSRI)というものらしいです。このどれをとっても不安を取り除く材料なのらしいですが、自分で自ら不安になる状況を作っているんですよね。普段の生活の仕方でセロトニンを自然と作り出すことができるのにです。

で、1番のオススメは料理。料理をすると、自分の口に入るものがなんだかが良くわかるから。買ってきたものでは何が入っているかわかりません!(これは前回の記事で紹介したアメブロの記事にもありました。)

ここで当たり前のようで気がつかなかった事実は、レストランで出す料理には、これを入れなければならないとか規則的なものってないんですよね。アメリカには51の政府機関があって食に関する規則を司っているらしいんですが、そのそれぞれが矛盾しているんだそうです。FDAはどうしたんだ?ってことになりますよね。彼らの予算はカットされているし、弁護士も科学者もいないとのこと。政府機関ってだけですね。—これが私がインフルエンザのワクチン、タミフルを絶対打たない理由!FDAは100%信じられるわけではないですから—メニューに書いてあるものがその通りだとは証明もできない。ドレッシングには加工油が使われているし、砂糖も入っている。(ここで、マーコラ博士は旅に出るときはイワシを携帯するって言ってます。DHAが豊富だからですね)

ラスティグ博士もレストランで食べていた時には年中夜更かししていて45パウンドも太っていたそうです。キロで言うと約20キロ。ふぎょぎょ!

そういえば、englico も増税と車移動のおかげで外食が減って、体重は順調に右肩上がりなのに、コレステロール血やお腹周りが減ってました!!!

さて、結論に向かっていきましょう。

ドーパミンによる中毒から抜け出す方法は?

キーワードは、4つのC

まずは、Connect。Facebookじゃコネクトできないって話しましたね。
最近の授業で我ながらですが、 englico ちゃんも良いこと言いましたヨ。
「ペットがなぜ可愛いかわかる?目があるからじゃん!」そう、目と目を合わせるから通じ合えるんじゃないですか!!!<自画自賛>

2番目は、Contribute。最近ボランティアが増えてますよね。これです。社会貢献。自分自身にだけじゃなくて、それ以上のものをすること。善意で人を助ける人たちって見返りを期待しないですよね。まさしくハッピネスをゲットしているんですね。ふるさと納税ってのは見返りを期待している時点でボランティアにはならないですよね。

そして三つ目が、Cope。前頭前皮質がドーパミンを押し下げてくれるのですが、いっぺんにいろんな作業をさせるとダメなんですね。睡眠不足、運動不足、マルチタスキング。いろんなことをいっぺんにやると言うことです。私、これ得意!危ないんだ・・・。携帯がその一つだそうで。年中携帯に生活を邪魔されるじゃないですか・・・。邪魔されないのが必要なんですね。前頭前皮質にcopeしないといけない。

そして、四つ目がCookだそうです。トリプトファンもオメガ3も上昇するし、フルクトース値が下がる。自分で何を食べているかもクリアです。

ここまでで40分!
次回はきっと終わらせます!今日はこの辺で。
見ていない方は覚悟を決めて1時間のビデオをどうぞ!


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