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㉒携挙について

2021-03-19 23:57:45 | 携挙

艱難時代前携挙説を立証するため、ユダヤ人の結婚式のオーソドックスな習慣が根拠としてよく使われています。

 

ユダヤの結婚式はハネムーンに7日間出かける習慣があるのと同じで、(7日を7年とみなし)7年間の艱難期が起こる前に、新郎であるキリストが新婦である教会(信者)を迎えに来られ、艱難から信者を取り去られる。よって、艱難期7年間中は、信者は天上で一緒にキリストとハネムーンを過ごす期間(7日間のハネムーン 艱難時代中は7年間のハネムーン期間)という説明を耳にします。

しかし… これを根拠として使うのはトンデモです。

この話を、鵜呑みにする牧師やクリスチャンたちは、まず自分で調べたり考えたりしてないのがバレバレですよ… (^^;)

艱難前を信じる人は、以下のことを問うてみて下さい。

 

ハネムーンと結婚式、どちらが順序として先に行われます? 

――― もちろん、結婚式ですよね。ハネムーンは式の後です。

黙示録19章は仔羊の婚宴(キリストとの婚礼)について書かれています。タイムラインをみると、反キリストの登場→ 迫害→ 大淫婦の裁き→ 19章婚礼 となっています。

黙示録4章にある、使徒ヨハネが“ここに上って来なさい”と呼ばれることが、艱難前携挙が起きることの喩えであると、艱難前の人たちがよく根拠として使います。

では、4章と19章のタイムラインを比較すると、4章が先に起きる事であるのは一目瞭然ですよね。

あれれ、それであれば 変だと気付きませんか?

4章で7年間のハネムーンが始まります。しかし、19章に(約7年後の艱難時代末期に)結婚式があるのです。

結婚式を挙げないままで、7年間もハネムーンに出かけるのですか??

7年のハネムーン後に、やっと挙式を挙げるのですか??

 

ユダヤ文化の結婚式の7日間のシキタリについては、聖書の他のどの箇所にも、いっさい記録されていません。現在ではオーソドックスの人たちが守っているだけのマイナーなシキタリを引用し、聖書のどこにも載ってない風習を、艱難前の根拠として持ち出してくるのはコジツケっぽく感じます。

 

ユダヤ文化の古い習慣には、新郎新婦が7日間一緒に過ごすという話は確かにあります。しかし、それはハネムーンに出かけることではありません。直ぐハネムーンには出かけずに、二人のプライバシーが守られる部屋が用意されており、家族の足元で 7日間一緒に過ごします。友人や親戚からも食事に招待されるなど宴会が続きます。コミュニティに囲まれながら結婚生活の練習を温かく見守られながら実践するという7日間でもあります。7日後、ようやくハネムーンに出かけます。今日では、多くの新郎新婦が7日間過ごすオーソドックスな風習を省き、そそくさハネムーンに出発します。また、ハネムーンは数年先にとっておくケースも多々です。7日間一緒にというのは、ハネムーンに出かける事を指していません。

ですので、7日間のハネムーン艱難時代7年間のハネムーン

 

福島が大洪水が起きました。広島に原爆が落とされました。南海トラフで日本列島が割れて崩壊しました。想像してみてください。あなたの家族や友人は、現地で災難の中、生き埋めになっています。即死した家族もいます。その間、あなたはハネムーンに出かけますか?苦しんでいる人がいるのに、心から楽しめますか? 世界が始まって以来の艱難が起こっている中、イエス様は、そのさなか「地上で世界中の人々が苦しんでいるけど、僕たちはハネムーン楽しもうね🥰!!!」なんて率先されますか?全ての人のために十字架にかかったイエス様が、残されている人を無視して長期ハネムーンに迎えに来られますか?

イエス様が、そんな非常識で無情なワケはないですよね (^'^)💦

 

 


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