夏の仕事

16才で車の運転免許が取れるアメリカでは、同じように大体16才からアルバイトをし始める子が多いようです。

夏休みのアルバイトのことをサマージョブと言うのだそうで、息子の友だちも数人お店で働くことになったそうです。

息子も16才になり、昨年から始めたセーリング⛵️の指導員という職のオファーをいただきました。

実際のところ、まだ指導員研修を受けている途中なのですが、大変能力を買われて今週から働き始めました。

アメリカでは学校が長期休暇になる夏休みの間に、学齢期の子どもたちをサマーキャンプと呼ばれる（本当にキャンプするわけではないのですが…）、主に１週間単位のワークショップのようなものに行かせる家庭が多いです。

絵画教室だったり、ダンス、演劇などの芸術系から、自然科学や化学実験、コンピュータープログラミングなど、分野は多岐に渡ります。

今回息子が教えるのも、セーリングのサマーキャンプに来た小学生です。

初日終了後の第一声は、「学校に行くことがどんなに楽なことかがわかった」（働くことがどんなに大変かがわかったということでしょう）でした。

舟に乗る前に説明をしたのに聞いていないから、舟に乗ってから何をするのかわからない子ばかりだの、操作する物の名前を言ってもそもそも聞いていなかったのでそれがどれだかわからない子ばかりだの、湖の上でそれぞれが乗っている舟へ向けて大声で言っても聞こえてないだの、なかなか大変そうです

さて、娘のほうも、まだ12才なのですが、小学生の頃に参加していたミュージカルのサマーキャンプのお手伝い要員として、今週は通っています。（参加費はもちろん払いませんが、お給料が出るのかどうかはハテナ❓です。）

こちらも初日終了後の第一声が、「全っ然話聞かない子が2人いる！」でした

2人ともこんなに若いうちに働くことの大変さを経験できるなんて、なんと貴重なことかと思います。