難聴と耳鳴りのその後・・・

昨日早速耳鼻科の専門医の先生に診てもらいました。
やっぱり『餅は餅屋』ですね。。。

午前中に息子掛かりつけの耳鼻科の先生に予約の電話を入れた所、なんとその先生は休暇で不在・・・。来週の火曜日まで帰ってこないということで、がっかりしていましたが、電話帳のその先生の広告欄に『緊急時の携帯電話番号』というのを見つけたためかけてみた所、掛かりつけの先生の同僚だという先生が出て代わりに診察してくれることになりました。
午後5時に予約を入れ、早退をお願いして早速行ってきました。

初めて行く場所だったためかなり迷った上、着いてからも駐車場を探してグルグルしていました。（その付近は本当に一方通行ばかりで、面倒なのです。。。）
なんとか到着しほとんど待たずに診察してくれました。
それほど年寄りでもなく、若くもなく誠実そうな先生で、私の説明を聞くとすぐに大体症状がわかったようで、すぐに耳を見てぬるま湯で掃除してくれました。（日本での経験のある友人によると、日本では何分かかけて水をグルグル回して洗うそうですが、ここでは大きな注射器にぬるま湯を沢山入れて水鉄砲のようにすごい勢いで耳の中に発射します。）
これで実は難聴があっという間にとれました。

その悪化のメカニズムは以下のようだったようです。
① アレルギーで液が出て耳が痒かった。
② 指で掻いたり綿棒で液を掃除したりしていた。→この動きにより、液の塊や耳垢・ゴミなどが耳の奥に押し込まれていった。
③ それらのゴミなどが耳の鼓膜の空気の出口を詰まらせてしまっていた。
④ 一般のお医者さんには耳鼻科専用の器具は備えられておらず、暗いところで見たため、そのゴミが鼓膜近くの炎症に見えた。抗生物質などの点耳薬が処方された。
⑤ 結局炎症など何もなかったため、ゴミに薬をかけても良くなるわけもなく、5日間そのままの状態だった。

お蔭様で難聴はすっかり良くなりまた普通の音の世界が戻ってきましたが、ただ耳鳴りがまだ残っていて取れません。
先生に夜電話してみた所、違和感が残っているだけかもしれないので、一晩様子を見て、それでもまだ耳鳴りがするようであれば、検査をしよう、と言われました。
朝も同じ音が残っていて一日中続いています。
この分ですと、耳鳴りは別の原因からきているかもしれません。
今晩か明日の朝先生にまた連絡してみようと思います。

でも、とりあえず難聴が取れただけでも、仕事や日常生活がまたいつも通りにできるので随分開放された気分です。
耳鳴りは気になりますが、先生が耳の中を診察した時には、炎症もなく鼓膜もきれいだったそうなので、飛行機には乗れるのではないかと思います。（思いたい！！）
ということで、旅行に行ける可能性が半分戻ってきました。

それにしてもやはりここで再確認したことは、『健康第一』　『餅は餅屋』　『（特にここメキシコでは）品質や技術は投資する金額にほぼ正比例する。』　です。
特に健康・・・体の何一つ欠けても不自由ですし、気分まで滅入ってしまいます。
私など、たかが5日間ちょっと耳が聞こえないくらいでこんなにアタフタして、疲れて気分が落ち込んでしまっていましたが、世の中には何らかの体の問題を抱えながらも前向きに明るく生きている方々が沢山いる訳で、本当にすごいなー、素晴らしい方々だなーと思いました。本当に心から尊敬します。