北海道では珍しいらしいというヒガンバナ。
百合が原公園の温室に咲いておりましたのでとりあえず撮影してみました。
彼岸花という名前に興味を持ちまして、なんとなく由来なんぞを調べてみようとGoogle先生にお尋ねしてみたところ…。
ふむふむ、有毒性の植物なんですね。そして。
『日本では水田の畦や墓地に多く見られるが、人為的に植えられたものと考えられている。その目的は、畦の場合はネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避けるように、墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐためとされる』
『彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない』
『異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもある』 (『 』内すべてWikipediaより抜粋)
…等々、なんだか怖い感じの語句のオンパレードじゃないですか。
でもそんな背景も、寂しげな見た目と相まって、何か自分の中の日本人的な感性に訴えかけてくるモノがありますね…。
ちょっと好きな花になってしまったかも。